世界中のアングラーの憧れ|大きすぎる「ヨーロッパオオナマズ」の生態は?

人も襲われる!?人食いの噂が立つ巨大ナマズ

泳いでいた子供が飲み込まれた!という噂もありますが、人を食べ物と認識して襲っているわけではないようです。釣り師などが触れようとした時に手をパクリとやられてそのまま水中へ引きずり込まれたなどの事件は実際にあり、釣り師は運良く逃げ出す事ができましたが、溺れていた可能性も十分あります。これが人食いと言われるゆえんかもしれません。

ヨーロッパオオナマズは昼間水底の物陰に潜み、主に活動するのは夜間です。写真で分かる通り鋭い胸ビレをもっており、これを用いて渦を作り獲物の方向感覚を失わせてから、その大きな口で飲み込みます。

ヨーロッパオオナマズの生息地域

名前の通りフランスやドイツ、イタリアなどヨーロッパ近隣を中心として、バルト海、カスピ海近郊で広く見られます。ポーランドやウクライナ・スペイン・ギリシアなどでは非常に大きい個体も見つかっています。

人の手によって持ち込まれた外来種

本来南ヨーロッパには生息していなかった食用として持ち込まれ各地域に住み着き、その大きさもあり外敵が少なく食べ物も豊富な環境で繁殖し現在へと至っています。近年では観賞用として輸入され、放流されてしまったことが原因で北アフリカからイギリス、中国にまで広がり、各地域の生態系に深刻なダメージを与える状況になっています。

ヨーロッパオオナマズの産卵

ヨーロッパオオナマズは一度の産卵で、体重1kg当たり約3万個の卵を産むそうです。15~20kgの個体で約45万個~60万個にもなります。雄は巣を作り、生まれた卵が孵化するまで守り、水位が下がった時は尾で卵を撒き散らします。

ヨーロッパオオナマズはアングラ―達には絶大な人気!

アングラ―達の憧れ

恐ろい噂が付きまとうヨーロッパオオナマズですが、モンスターを愛するアングラ―達にとっては憧れの存在です!ヨーロッパでは大会が開かれる程の人気を誇り、淡水魚で2メートルを超えるというのは世界的に見てもとても希少で、世界屈指の大型ゲームフィッシュです。世界各地のツワモノによって、次々と巨体ゲットの報告があげられています。

ヨーロッパオオナマズの釣り方

ブレークライン/ブイ

欧州大陸で最も良く使われているブレークライン(日本での捨て糸)が人気です。捨て糸がオオナマズに食い千切られるシステムからこの名前がつき、夜釣りに適していて、水温が10度を下回る時はあまり適していません。装備や手間がかかる反面、釣果が上がりやすいです。

ストーンフィッシング

ぶっこみ釣りに似ていますが、大きな石を錘として使うところがポイントです。厳寒期において結果を出しやすい釣法は他にないと言われています。太くて強い流れが多い欧州大陸で人気がある手法です。

ウキの泳がせ釣り

活餌を泳がせる最もシンプルで日本人にも分かりやすく、なおかつ応用が効くところがポイントで、流れの穏やかな場所で短時間で狙いたい時は最適です。しかし、流れのある場所で長時間待つにはしかけをずっとみている必要があるので不向きです。

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