そもそもハンモックとは?どんな風に使うの?
南米の熱帯地方で生まれたハンモック
南米の暑い地域で、熱帯夜も涼しく寝られるように生まれた寝具がハンモックだと言われています。木と木の間に吊るしたり、屋内でも丈夫な梁に吊り下げて使用するものです。最近は実用性だけでなくデザインもおしゃれなハンモックが続々登場しています。
のんびり寝転んだり、チェアタイプでくつろいだり、使い方色々
ハンモックは、ゆらゆらと揺られているだけでリラックス効果があります。木陰でそよ風を受けながらハンモックに乗れば、忙しい日常を忘れてすっきりリフレッシュできます。寝転ぶタイプでなくブランコのように座るチェアタイプでも、ゆったりと包まれるように座って読書したりお酒を飲んだりと違った楽しみ方ができます。
お気に入りのハンモックを見つけたらキャンプではもちろん、お家の中でソファーやカウチ代わりに使うのもおすすめです。最近ではハンモックをエクササイズに使ったり、ハンモックカフェで椅子の代わりに使われたりと使い方の幅はどんどん広がっています。おしゃれなデザインのハンモックを選んで楽しみましょう。
ハンモックの選び方。まずは素材の特徴を知ろう。
パラシュート素材:初めてのハンモックにおすすめ
パラシュート素材のメリットは、素材が薄く軽いのでたたんでもかさばらないことと、濡れてもすぐに乾く速乾性です。キャンプでは子供が汚したり、急な雨で濡れてしまう場合もあるので本当に助かりますね。デメリットは通気性が劣ることですが、最近の素材は通気性が改良されているものが多いです。
コットン素材:通気性が良く肌触りが良い
コットン素材は通気性がよく、触り心地もさらさらで肌触りが良い素材です。吸湿性にも優れているので汗などでベタベタすることもありません。気持ちよく寝ることができます。色味の鮮やかなデザイン性の高いものはコットン性であることが多いです。デメリットは素材が厚く、たたんでもかさばって少々重いこと、一度濡れてしまうと乾きづらいことです。
ネット素材:夏場に涼しく楽しめる
古くからハンモックに使われていたネット素材は、網状に隙間がたくさんありますから、通気性が抜群です。夏場に涼しく寝たい時にはこのネット素材がおすすめです。たたむときも軽くてコンパクトになります。デメリットは網目が体にくいこんだり、服のボタンや指が引っ掛かりやすいことです。小さなお子さんは注意が必要です。
ハンモックでリラックス 寝転ぶ?座る?
基本の寝転びタイプや専用スタンド付きハンモック
木と木の間に吊り下げるタイプのほか、専用のスタンドに吊り下げるタイプもあります。スタンドタイプは木が無い場所でもハンモックをセッティングできるので、海や野原でキャンプしたいときに便利です。お庭でのBBQや公園のピクニックで気軽に使うこともできます。スタンドの重さが心配なところですが、軽くて折りたためるタイプを選べば持ち運びも苦になりません。
木が1本でも大丈夫なチェアタイプ
座ってくつろぐチェアタイプは、スペースを取らない利点があります。寝転ぶハンモックは適切な間隔で生えている木が2本必要ですが、チェアタイプなら1本の木に吊り下げることができます。包み込まれるような感覚で、椅子とは違うリラックス感が得られます。キャンプのほか、お家のリビングや子供部屋にぶら下げれば素敵なインテリアになりますね。
ハンモックの種類、サイズや耐荷重はどうやって選ぶ?
一人で乗るか、2~3人で楽しむか
サイズは様々ですが1人用なら幅140cm以上の大きさがおすすめ。幅160cmぐらいのハンモックが1~2人用とされていますが、大人2人がゆったり楽しみたいなら、幅200cm以上のハンモックを選びましょう。長さについても、メーカーによっては長身の人でもOKな長めのハンモックもあるので選ぶポイントのひとつになります。
ハンモックはどれぐらいの耐荷重が必要?
ほとんどのハンモックがサイズに対して充分な耐荷重があるので心配無用ですが、大柄な人が2人で乗る、3人で乗る、ということを想定するなら200~300キロ以上が必要です。乗る人の体重の合計を確認しましょう。また、ハンモックを吊るす際に使用するカラビナやフックも耐荷重を確認してください。
おすすめハンモック①Unigearハンモック
キャンプ上級者からも高評価!大きくて丈夫なハンモック
通気性の高いパラシュート素材で耐荷重は350kg!幅320cm×長さ200cmで縦にも横にも使えるゆとりの広さ。横向きにして皆で椅子代わりに使ってもいいですね。収納袋にしまえば12cm×13cm×21cmで重さ約1.2㎏のコンパクトサイズになるので、常に車に積んでおいても邪魔になりません。専用ベルトやカラビナもセットされている初心者におすすめのハンモックです。