キャンプだからこそキッチンは大切
キャンプは2018年特にテレビでもたくさん紹介され、キャンプ人口はこれからも増えていく予感があります。キャンプと言えば大自然の中を満喫できる、都会に住んでいる人には非日常の感覚になることができます。その非日常の中で食べるキャンプご飯はたまりません。そのキャンプご飯を堪能するにはキッチンは重要です。
キッチンが適当だと、手際が悪くなり使い勝手も悪いのでせっかくの楽しい気分が勿体ないです。キャンプを子供を含めた家族でする人も多い中、子供を気にしながらご飯を作るのは一苦労です。だからこそ自分にぴったりなキッチンにすることがキャンプを楽しむ秘訣でもあります。
キャンプでキッチンをレイアウトする5つの基本
既にキャンプ経験者の方には、当たり前だと感じる項目かと思いますが、ここは初心に戻って解説してまいります。キャンプでキッチンをレイアウトする際、まずは安全が第一です。家とは違い日差しや風を感じるキッチンなので、細心の注意が必要です。そのポイントを5つに分けてお伝え致します。
①キッチンの火は屋根のない場所で使おう
日によっては風が強いことも多いキャンプでは、火の扱いを間違うと危険なことが多いです。バーナーなどを使用する機会も多いので、テントやタープからは離しておくことが大切です。なのでキッチンのレイアウトの際には、火はテントなどから1番遠い場所にするのが鉄則になります。
②キッチン道具は1つの場所を決めよう
キッチンで重要なのは「キッチンスペースがどこか分かる」ことです。そのためには自分の中でキッチンで必要な道具のクーラーボックスやバーナーなどを1つの場所で広げましょう。広いキャンプ場ですが、キッチンスペースはここだと分かりやすいと子供にも伝わりやすく、危険を防ぎやすいです。
③キッチンは高さが大事
高さは自宅でもキャンプでも大切です。ただ高ければ、低ければ良いということではないです。「自分にあった高さで統一したキッチン」が良いです。高さがバラバラだと作業がどうしてもやりにくく感じます。大人だけで調理するキッチンと子供も一緒に調理するキッチンでは高さを変え、使いやすいキッチンにしましょう。
④キッチンのいつもの動線を確保
自宅でもキッチンでは動線が大切です。なかなか全く同じというのは難しいですがキャンプでも同じく、いつもと似た動線を確保できるようにすると良いです。もしかしたら、いつもここに置いている調味料と勘違いして味付けを間違うこともあるかもしれません。置いているキッチン道具も家と似ていると更に調理がしやすいです。
⑤キッチンは天気も臨機応変に
夏のキャンプを経験してる方は、クーラーボックスの保冷力が弱まって困ったことのある方もいるでしょう。いくらクーラーボックスとはいえ、夏の日差しには敵いません。なので夏のように日差しが強く暑いときには、クーラーボックスは日陰に置いて保冷力が逃げないようにしましょう。
そして雨が降ってきた際には、キッチンもテントやタープの下に設置することになります。火も同じく移動することになります。その際はバーナーなどの火が地面に近い位置にしましょう。火が上に上るので、テントなどからは距離をとり、火事を未然に防ぐのが大切です。
キャンプでするキッチンレイアウトの選び方
さぁキッチンをレイアウトしようと思っても、初心者なら何から手を付けたら良いのか分からないですよね。まずキャンパーたちが実際にしているキッチンレイアウトを見てみましょう。自分にはこれだと思うレイアウトを真似することから始めるのがオススメです。あなた好みのレイアウトはどれでしょうか?
キャンプでキッチンおすすめレイアウト①I型キッチン
キャンプのキッチンとして1番王道なのがI型キッチンのレイアウトです。自宅のキッチンとレイアウトを近くでき、なにより動線を確実に確保できます。写真では右から食材を切ったりの下ごしらえスペース・混ぜたり盛り付けの万能スペース・火で調理という順番が見ただけで分かり、使いやすいキッチンです。
こちらのレイアウトもI型キッチンですが、わざと高さを変えています。包丁や火を扱うスペースは高くしています。しかし左は低めです。そこにはラップやアルミホイルなどが入っていますが、子供でも取れる高さになっています。お手伝いしてくれる子供にも優しいI型キッチンになっています。
キャンプでキッチンおすすめレイアウト②L型キッチン
L型キッチンの特徴は、自分の周りを囲むようにレイアウト出来ることです。自分を囲むようにということは、動くスペースが少なくて済みます。I型キッチンよりも小さいスパースでキッチンをレイアウト出来ます。キャンプ場によって、L型キッチンでコンパクトにレイアウトするのも賢い方法です。
キャンプでキッチンおすすめレイアウト③ロースタイルキッチン
最近人気に火が付いているのがロースタイルキッチンです。人気の理由は見た目からも分かるミニマムスタイルのかっこよさ、そして何よりかさばらないことです。テーブルなどは何かと重くかさばるキャンプアイテムですが、小さくすると女性でも楽々運べます。写真からもキッチンの可愛い雰囲気が伝わります。
赤をメインにしたロースタイルキッチンも素敵です。ロースタイルキッチンは圧迫感が少ないのも人気の理由です。キャンプでは自然を感じたいものです。ロースタイルだと風通しも良く、座りながら目線を上げるだけで空も目一杯広がります。キャンプの醍醐味である自然を感じたい方にオススメです。
キャンプでキッチンおすすめレイアウト④縦型キッチン
縦型キッチンはどのレイアウトよりもコンパクトに済みます。写真ではあえてテーブルは使わずラックを使ってキッチンにしています。ラックであれば収納力もあり、どこに何があるのかも一目で分かります。子供の多い家族には特に人気です。子供の荷物が多く、キッチンを最低限でやりたいなら縦型です。
縦型でもラックを用意せずに収納ボックスをキッチンに変身させることができます。収納ボックスは特に作りもしっかりしているので、安定性もあります。そして何より荷物を少なくできます。調味料ボックスを使った整理されたキッチンに大変身です。これだと今持っているボックスで早速始められます。
キャンプでおしゃれにするキッチンアイテムを紹介!
キャンプでこそおしゃれに楽しみたい方が増えています。自分らしさやおしゃれを演出できるのがキッチンです。色や素材によってキッチンの個性も出しやすく、シーズンごとに変えておしゃれを楽しむ方も多いです。そこでキッチンをおしゃれにするおすすめのアイテムをご紹介します。必見の内容です。
キャンプでキッチンのおすすめアイテム①ラック
キッチンで1番重要なものはテーブル、では無いです。キャンプなら収納力が抜群のラックでキッチンをレイアウトしましょう。収納力ももちろんですが、今では選ぶのも楽しくなるおしゃれなラックがたくさんあります。その中でも特におすすめしたいラックをご紹介致します。
おすすめラック①山善アルミフォールディングラックAFR-3
アルミラックの特徴は軽さです。本体の重要が約2.1㎏というのは女性にも優しいです。そしてアルミのツヤっとした表面で汚れても拭き取りやすく、水に濡れても大丈夫なので重宝します。アルミラックはどうしても木製のラックなどと比べると、キャンプの雰囲気に合うかどうかは好みが分かれやすいのがネックです。
おすすめラック②尾上製作所フォールディングラックFR-035
こちらのラックはスチール製の重さが約5.5㎏です。1つ目よりも少し重くなりますが、何と言っても丈夫です。ダッチオーブンをちょっと置くにも使えます。アルミや木製のラックと比べて重さに対する安心感が抜群です。本体の重さはネックですが、折りたたみ式なので持ち運びもしやすい作りになっています。
おすすめラック③RooLee折り畳み式木製ラック
お待たせしました、木製ラックです。キャンパーの中でもやはり人気なのは木製です。キャンプ用品で困るのが自宅での収納です。しかしこの見た目、自宅の中でも使いたくなります。折り畳み式なので移動も自宅での収納場所も困りません。荷物を少なくしたいけど…という方にもオススメです。
この写真は3段ラックですが、2段・3段・4段と種類も豊富です。1枚ごとに耐荷重が約5㎏なので、置くキッチン道具は軽めのものをオススメします。先ほどもお伝えした通り、折り畳み式のものは重さに弱いです。そこは気を付けて使いましょう。ただ、キャンプの雰囲気を堪能できるのはやはり木製ラックです。
おすすめラック④アイアンレッグラダー IRL-01
最後はこのアイアンラックです。見た通りすごくシンプルなラックですが、何より雰囲気がかっこいいです。耐荷重は格段約5㎏と木製ラックと変わりません。このラックってかさばりそうですよね。しかしこのラック実は折り畳み式なんです。まとめるバンドも付いていて持ち運びも楽々です。