冒頭当りにある通り、本ししゃもは漁獲量が非常に少ないため市場に出回る量も比例して少ないので、日本のスーパーで売られているししゃもはその9割がカペリンということになっているのです。本ししゃもを食べることは少し難しいですが、カペリンであればいつでもたくさん食べることができます。
味も問題なしのカペリン
味はどうなっているのかというと、もちろんカペリンはおいしいです。本ししゃもと比べると、本ししゃものほうが味が濃く脂ものっているので印象に残る味で劣る点もありますが、カペリンは脂が少なめで食べやすく、またいつ食べてもどこの産地のものでも、多少加工があったとしても大差ない味を楽しめます。
卵を使ったカペリンキャビアとは何?
カペリンの卵を使ったキャビア
実はカペリンのキャビアというものがあります。キャビアというと鮫の卵、世界三大珍味として有名な食材ですが、カペリンの卵もそんなキャビアとなって販売されているのです。実物の見た目もカペリンの黒くて小さな卵がたくさん詰まったものとなっており、一見すると本物のキャビアのようなのです。
本家キャビアより安価で食べられる
ここで気になってくるのが、カペリンのキャビアの価格なのではないでしょうか。元のキャビアが珍味であるためお高いのではないかと思われるかもしれませんが、なんと100グラム200円近くで業務用スーパー等でも手に入れられ、味もしっかりしているお得なキャビアなんです。
栄養のとても高いカペリンがおすすめ!
DHA等栄養を多く含んでいる
本ししゃもよりも値段が安いということもあってあまり栄養価が無いのではないかと思われがちなカペリンですが、そんなことは全くありません。むしろ逆で、カペリンには魚に多く含まれているDHAやカルシウム、亜鉛やその他のたくさんの栄養価が含まれているので、健康にも良い魚といえるのです。