カペリンって何?シシャモとの違いから料理のレシピまでご紹介します!

前述のとおり、本家ししゃもは獲れる量がとても少なく、売られている割合は9対1と圧倒的に少ないのです。漁獲量自体も制限がされており、カペリンが年で何百万トンと獲れるのに対して1300トン程度しか獲れていません。そのため私たちが食べているもののほとんどがカペリンの方なのです。

カペリンの実物の見た目はどんな感じか?

オスとメスの大きさの違い

カペリンは大きくなると全長が20センチ程度になります。本ししゃもは大きくとも全長は10センチ程度と小さめのサイズですので、大きさからして本家ししゃもと違っていることが分かるでしょう。口や目といった部分的な箇所は本家の方が大きめになっていますが、もう一方は比べてみると小さめになっており、この辺りも違ってきています。

背中やお腹の色について

次にカペリンの色についてですが、全体的な色は銀色が主な色になっているのです。体は割とシュッとしており、オスの方は多少赤色などが背中やお腹周りにかかっていますが、メスの方はほぼ完全に銀色をしています。ちなみに本家ししゃもの方はうっすらと赤みがあって銀色は少なめになっており、形はオスもメスも丸みを帯びたスタイルになっています。

本ししゃもとカペリンの違いについて①

カペリンの名前はししゃもから?

続いては、2種類のたくさんある違いについてご紹介していきましょう。カペリンンの日本での呼び名であるカラフトシシャモは、パッと見の見た目が同じキュウリウオ科目に属している本家ししゃもとよく似ていることからその名前が付けられています。つまりは、由来は本物の方からきているということなのです。

NEXT 2種の見分け方