メタルジグを簡単に自作する方法|初心者でも簡単に作れる!

いろいろな釣りに使われているメタルジグですが、お気に入りのメタルジグがなくなってしまったり、いたんだりしてしまったときは、また買わなければなりません。初心者でも簡単に、同じ品質でたくさん作れたらいいですよね?今回はそんな方法をご紹介いたします。

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アウトドア派です。皆さんに釣り、キャンプの知識をご紹介いたします。
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メタルジグとは

メタルジグとは、どのようなものをいうのでしょうか?みなさんお使いのメタルジグについて詳しくお伝えします。

メタルジグとはジグの一つで鉛でできている

メタルジグというのはジグのひとつで、鉛を使用して作ったジグのことです。鉛をとかして、魚の形にかためて、それにホログラムなどをはりつけたものです。

メタルジグの自作がなぜ注目されているか

メタルジグを根掛かりして失くしてしまったときに、また購入すると、コストがかかってしまいます!そんなときにメタルジグを自作すると、とても経済的です!メタルジグを初心者でも簡単に作れる方法をご紹介します!

メタルジグを作成するさまざまな方法

自分でメタルジグをつくる手段はいろいろあります。まずは、かなづちで中通しのシンカーを叩いてのばす方法です。そのほかには、ステンレスを削ってつくる方法もあります。

ただ、これらの方法では、いつでも同じ品質のジグができません。そして、数多くつくることができません。いつでも同じ品質のジグを数多くつくる方法は、鉛を溶かして型に流し込むという方法です。

メタルジグを自作する方法①シリコンか石膏で型をとる

石膏、または耐熱のシリコンで型をとります。耐熱シリコンを使うほうが、うまくいきやすいですし、型が長持ちしてよいですが、コスト削減をねらうなら、石膏のほうがおすすめです。

初めてメタルジグを作成するかたは、まずシリコンで型をとる方法から初めてみてください。

メタルジグの型をとる方法

粘土板のようなもの(木の板でもよい)に油ねんどを平らに敷きつめます。そこに、型をとりたいジグを埋め込み、型枠(家にあるおもちゃのブロックや、板きれ、牛乳パックでもよい)で周りを囲みます。そこに耐熱シリコンまたは、石膏を流し込んで型をとります。

型をとるジグについて

型をとるジグについては、営利目的でない場合、市販のものを使ってもよいですが、うまくメタルジグの自作が出来るようになってくると、型も手作りしてもよいでしょう。

造形の方法は、削りやすいバルサを使います。この作業のときに、アイの径や、ワイヤーの太さを決めておかなければなりません。うまく、削れたらセルロースを使って、5回くらいディッピングとやすりを掛けてください。

メタルジグの型をシリコンでとる

上記の要領で、耐熱シリコンを流し込みます。。そして固まるまで、数時間ほど待つのです。固まったあとは、裏から粘土を取り出してください。そのあと、型が離れやすいように、ボディーソープを塗ります。(ハンドソープやシャンプーでも可能)
粘土に埋め込まれていた部分も、同じ要領で、シリコンを入れてください。固まったら、ブロックを全部外します。はみ出た部分はカッターで切り取ります。端からゆっくりとふたつに分けて完成です。

メタルジグの型を石膏でとる

油ねんどを使って、ジグを埋め込み、周りをブロック(牛乳パックなどでもよい)で囲ったあと、最初に作りたい型のジグにゆっくりと石膏をかけます。これにより、空気の泡が入るのを防ぎます。

その後型紙の周りから石膏をゆっくりと流していきます。固まるまで五時間以上待ちます。石膏が固まったら、逆さにして粘土のみをはがします。反対側も同じ要領で石膏を流します。完全に固まったら、囲いをはがして、石膏を二つにわけたら完成です。

初めてメタルジグの型を取るときの注意点

石膏で型をとるときに最初の片面が、固まって粘土を外した後、もう一方の面をする前に、鉛の注入口と空気穴をつくっておく必要があります。粘土でこねて作ります。広い注入口にしてください。空気穴の方は、鉛の逆流を防ぐために細くします。

シリコンでする場合は、両面が完成してから、彫刻刀で掘ってもよいです。この場合先に、片側を掘って、その周りをマジックでなぞって、反対側と合わせて位置を写してからもう一方を掘って下さい。

メタルジグを自作する方法②鉛を流し込む

メタルジグの型が出来たら、次はいよいよ鉛を流し込んでいきます。鉛にはすずを加えたほうが、頑丈になりますが、鉛のみの場合でもそれなりの硬さはあるので、すずが用意できない場合は鉛だけでも結構です。

メタルジグの型に、針金をおきます。アイの所にきちんとおいてください。そのあと、溶かした鉛を流し込みます。

二枚の木の板で鉛が漏れないように挟み込む器具をつくる

厚さ十ミリ程の木の板を型よりも大きめにカットしたら、長めのボルトを入れるために穴を開けます。板二枚で、型を挟んだら、開けた穴にボルトをいれて、固定してください。

ご家庭に万力があるようでしたら、それを使ってもいいでしょう。あるいは、クリップでうまくとめられるようでしたら、そちらでも代用できます。

メタルジグの型に鉛を流し込む

鉛を溶かすときには、ある程度深い鍋がよいでしょう。100円均一などで売っているようなケーキ作り用のなべがよいですね。まずは、流し込むテストを行ってください。始めの一回目は、型を温めるためにワイヤーなしで、試してみます。

その次に本番を行ってください。型を温めなければ、鉛を流し入れたとたんに固まるので、ジグの表面がきれいに仕上がりません。型を温めるために使った鉛は、また溶かして再利用できます。

メタルジグに鉛を流し込むときのコツ

湯口がふさがって、中に空間ができないように、いっぺんに溶けた鉛を流し込まないようにしましょう。だからといって、少し間をあけて流し込むと、型の内部で鉛が分裂してしまいます。ポイントは、ゆっくりと細く間をあけずに流し込むことです。

メタルジグにおすすめの鉛と必要な道具

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鉛は、純度の高いものや、亜鉛やスズが入っているものもあります。削ったり、バリ取りをしたりする場合は、上の画像のようなものが良いでしょう。しかし、純度の高いものは、そうでないものより、柔らかくなります。価格はあまり変わりませんので、ご自分の使いやすい方を選んでみてください。

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近頃のIHコンロでは、約250℃ぐらいまでしか温度が上がらないものもあります。鉛が溶けるのは320℃ぐらいなので、250℃までしか上がらないものは使えません。それに加えて鉛を溶かしていくと、有毒ガスが出る場合もありますので、場所を選ぶ必要があります。そんなとき、持ち運びに便利なカセットコンロが必要なのです。

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