メタルジグを簡単に自作する方法|初心者でも簡単に作れる!

油ねんどを使って、ジグを埋め込み、周りをブロック(牛乳パックなどでもよい)で囲ったあと、最初に作りたい型のジグにゆっくりと石膏をかけます。これにより、空気の泡が入るのを防ぎます。

その後型紙の周りから石膏をゆっくりと流していきます。固まるまで五時間以上待ちます。石膏が固まったら、逆さにして粘土のみをはがします。反対側も同じ要領で石膏を流します。完全に固まったら、囲いをはがして、石膏を二つにわけたら完成です。

初めてメタルジグの型を取るときの注意点

石膏で型をとるときに最初の片面が、固まって粘土を外した後、もう一方の面をする前に、鉛の注入口と空気穴をつくっておく必要があります。粘土でこねて作ります。広い注入口にしてください。空気穴の方は、鉛の逆流を防ぐために細くします。

シリコンでする場合は、両面が完成してから、彫刻刀で掘ってもよいです。この場合先に、片側を掘って、その周りをマジックでなぞって、反対側と合わせて位置を写してからもう一方を掘って下さい。

メタルジグを自作する方法②鉛を流し込む

メタルジグの型が出来たら、次はいよいよ鉛を流し込んでいきます。鉛にはすずを加えたほうが、頑丈になりますが、鉛のみの場合でもそれなりの硬さはあるので、すずが用意できない場合は鉛だけでも結構です。

メタルジグの型に、針金をおきます。アイの所にきちんとおいてください。そのあと、溶かした鉛を流し込みます。

二枚の木の板で鉛が漏れないように挟み込む器具をつくる

厚さ十ミリ程の木の板を型よりも大きめにカットしたら、長めのボルトを入れるために穴を開けます。板二枚で、型を挟んだら、開けた穴にボルトをいれて、固定してください。

ご家庭に万力があるようでしたら、それを使ってもいいでしょう。あるいは、クリップでうまくとめられるようでしたら、そちらでも代用できます。

メタルジグの型に鉛を流し込む

鉛を溶かすときには、ある程度深い鍋がよいでしょう。100円均一などで売っているようなケーキ作り用のなべがよいですね。まずは、流し込むテストを行ってください。始めの一回目は、型を温めるためにワイヤーなしで、試してみます。

その次に本番を行ってください。型を温めなければ、鉛を流し入れたとたんに固まるので、ジグの表面がきれいに仕上がりません。型を温めるために使った鉛は、また溶かして再利用できます。

メタルジグに鉛を流し込むときのコツ

湯口がふさがって、中に空間ができないように、いっぺんに溶けた鉛を流し込まないようにしましょう。だからといって、少し間をあけて流し込むと、型の内部で鉛が分裂してしまいます。ポイントは、ゆっくりと細く間をあけずに流し込むことです。

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