リールのメンテナンス方法を確認しよう
慣れれば簡単なリールのメンテナンス!
注意点までしっかり確認したら、あとは具体的なメンテナンス方法を確認するだけです!特に初心者の方は、「どうやってお手入れをすればいいんだろう?」と不安に思う方が多いのではないでしょうか。ですが安心してください。しっかりと知識を持ち、適切な箇所にグリスとオイルを塗布していけばすぐに慣れて簡単に出来るやうになりますよ。
リールグリスの注油箇所はどこなの?
では実際に、リールグリスの注油箇所を確認していきましょう。注油箇所は、たったの4箇所です。①ハンドルノブの付け根、②メインギア(中でもペアリング)、③スプール軸、④ラインローラーです。ここから1つひとつ解説していきますので、ぜひご自分のリールを見ながら確認してください。
①ハンドルノブの付け根に注油!
ハンドルノブといえば、リールの回転や使用感に最も影響を与えるとっても重要なパーツです。このハンドルノブには『オイル』を用いてお手入れを行います。グリスでは無いので注意してください。オイルの量は、スプレーを吹きかけてできる雫が1〜2滴で十分です。多い場合は紙などでしっかり拭き取って、余分な油を落としましょう。
②メインギアのベアリングに注油!その1
リールは最も大きなメインギアによって構成されています。つまり、このメインギアの給油を怠る事はリールの寿命を短くしている事とほぼ同じ事なのです。そしてメインギアを支えるベアリング、こちらに『グリス』を給油してお手入れをしましょう。
このベアリングはハンドルを逆方向に回すと外れることがほとんどですので、ご自分のリールがハンドルを逆に回せば外れるタイプだと確認してから作業しましょう!
③メインギアのベアリングに注油!その2
さぁ、実際にハンドルを外したら後は注油するだけです。ハンドルを外すとベアリングの外側にネジを挿す部分が見えます。こちらにグリスを塗っていきます。グリスもオイルと同様に多すぎると飛び散ったり正常な働きをしないので、全体になじませる程度の量で十分です。
④スプール軸に注油!その1
スプールとは、リールの糸を均等に収納してくれる糸の収納役として働いています。そしてその軸であるスプール軸が上下に運動することで均等に収納してくれているのです。ですのでこのスプール軸をしっかりお手入れしないと、糸が滑らかに収納されずに魚を釣るどころではなくなってしまうのです。