エギングリールでエギングを極めよう
この記事を検索された方の中には、「エギング」という言葉はなんとなく聞いたことはあるけど具体的にはどんな釣り方なのか?よくわからないという入門者の方もいらっしゃるかも知れませんね。そこではず初めにエギングの基礎知識を確認していきましょう。
エギングとは餌木を使用した釣りのこと
エギングは、ルアーフィッシングの一種で餌木(エギ)と呼ばれる疑似餌でイカなどを釣る方法です。餌木について少し詳しく解説すると、餌木は日本古来のルアーと言われていて外観はエビに似せた形や模様をしているものが一般的です。
素材は木材やプラスチックで作られていますが、金銀マーブルなどのカラーテープを貼り、更にその上から各色の布を貼り付けてイカが興味をひきやすい様に加工されているものが大半です。餌木の後方にはイカの触手をかけるためのカンナと呼ばれる針が放射状についています。
エギング釣りの魅力は初心者も楽しめること
エギングの対象魚はアオリイカが一般的ですが、ヤリイカやコウイカ、スルメイカなどのイカ類全般、更にはタコなどもエギングの対象となります。ルアーフィッシングや餌釣りと比較すると非常に簡単にできる釣りなので、初心者でも何度かキャスティングするうちにすぐに楽しめるようになるのが大きな魅力です。
また、なんといっても釣ったイカがおいしく食べられるのも入門者、初心者にはうれしいですね。
エギングリールの選び方!番手は何がいい?
エギングリールを選ぶ際には、以下の3点をポイントとして選んでいくのがよいでしょう。それは「番手」、「ギア」、「重量」の3点です。
エギングリールの番手は2500~3000番がおすすめ
エギングリール番手は2500番~3000番の小型スピニングリールがおすすめです。糸巻量はPEライン0.8号で150mぐらいで十分ですのでそれくらいの番手のリールがちょうどよいということになります。
エギングリールのギア比はノーマルギアが安心
エギングリールのギアについては諸説あります。エギングの「シャクリ」の際の糸ふけを素早くとることを目的としてギア比が高く1回転の巻取りが多いハイギアを推奨する方もいらっしゃいますが、特に、入門者や初心者の方であればギアはノーマルのものをおすすめします。
これは、エギングで釣れない原因の大半が巻き取りすぎて上手に「シャクリ」ができていないことによるものだからです。ノーマルギアのリールはハイギアやエクストラギアのものと比べると巻取り量が少ないので巻き取りすぎを抑止することができるのです。
まずはノーマルギアのリールを使ってみて更なる高みを求めたくなってからハイギアを試すというやり方が王道だといえます。
エギングリールはなるべく軽いものを!
エギングリールは、出来るだけ軽いリールを選ぶようにしましょう。なぜならば、エギングの基本動作は「シャクリ」だからです。ルアーのついた仕掛けを水中に落として何度も「シャクリ」を繰り返す釣りですから、体力に自信のある成人男性でも長時間エギングをしていると体力を相当奪われてしまします。
一日に何度もシャクるので、餌木の水の抵抗が思っている以上にきついので、リールとロッドはなるべく軽いものにして少しでも体力が持つようにすることが楽しくエギングをするコツなのです。
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