ウェーディングの必須アイテム!エイガードをタイプ別にご紹介

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エイは基本的に臆病な生き物なので、小さなエイなら自分から逃げて行きますし、大型のエイも踏まない限りは攻撃してきません。エイに刺される事故のほとんどが、エイを踏んだ事によって起きています。なので、エイを踏まないようにすればいいという事で、ウェーディングステッキと呼ばれる杖のようなもので海底をつつきながら進むという方法も有効です。片手を塞がれるので面倒ではありますが、滑りやすい岩場やぬかるみ、流れの速い場所などでも使えるので、折りたたみ式のステッキなどを常備しておくと安心です。

外付けタイプのおすすめ

①リトルオーシャンレイガードⅢ。

出典:楽天

ウェーダーの上から巻きつける簡易的なエイガード。強度の高いナイロン生地の中にポリプロピレン製の板内蔵で、柔軟性に優れています。ナイロンベルトで固定するタイプでしっかりと締めれば水の抵抗も少なく歩きやすいので、初心者にもおすすめです。ポリプロピレン製の板は蛇腹しきなので、錆びる心配もありません。

②K&Kプロダクツステルスエイガード。

ふくらはぎから足首にかけてハードマテリアルプレートが重なることでアキレス腱周りをがっちりガードしてくれます。エイの棘を弾くようにして攻撃をかわすので、ウェーダーに穴が開くことも防げます。パーツも販売しているので、部分的に消耗、破損にも対応でき長く使うことができます。価格が安価なこともあり利用者も多く、安全性は立証されています。

インナータイプのおすすめ

①パズデザインレイガードⅡ。

スペクトラ繊維と呼ばれる特殊繊維を使用し、爪先からかかとにかけては二重構造になっています。靴下タイプなのでフィット感が高くて、軽いので歩行しやすくとても楽です。エイの事故で最も多いアキレス腱部分にはスペクトラ樹脂板を追加してより安全性を高めています。これを二枚重ねて履いている利用者がいる事からも、履き心地のよさがわかります。

②アングラーズデザインレイバリアー2。

出典:Amazon

 

アラミド系繊維デュポン社製のノーメックス繊維を使用。足首から下は二重構造で、足首から上には耐切創樹脂板を内蔵しています。すねの部分の3ヶ所をベルトで締めるタイプなので、フィット感が高く、サイズ調整も簡単です。脱着の煩わしさや、見た目の悪さ、歩きにくさなどの問題を解決した、アングラー思いのエイガードです。

電流刺激タイプのおすすめ

①アクティブエイガードLite1.5ST。

出典:Yahoo!

コードの長さが150cmに改良されたタイプで、本体をライフジャケットのどこに装着しても大丈夫なようになっています。電池交換も簡単で、装着に手間がかからず、エイを遠ざけることができるので安心感があります。しかし、海中での通電により、先端部分が溶けていってしまうので、劣化に伴い買い替える必要があります。

まとめーエイ対策は合わせ技で

お金と安心のバランスで選ぶ

ここまで様々な種類のエイガード、代用品を紹介してきました。環境の変化なのか、エイ自体が増加しているのか定かではありませんが、実際ウェーディングエリアでエイが多数目撃されていることを考えると、ウェーダーにとってエイガードは必須アイテムと言えるでしょう。しかし、決して安い買い物ではないので、どれを選ぶか悩むところでもあります。結局のところ、どのアイテムも100%事故を防ぐというものではありません。ですので、予算の範囲内で、アイテムを組み合わせて安全性を高めるというのがおすすめです。例えば、外付けタイプと電流刺激タイプを合わせて使うとか、インナータイプとステッキをダブルで持つなど、いろいろな可能性があります。

対策はお早めに

エイ対策は後手に回ると命取り

事故が多発すると、釣り場自体に規制がかかってしまう恐れもありますし、万が一エイに刺されてしまうと、その後の日常生活、家族にも少なからずダメージがあることでしょう。実際エイに刺されてからエイガードを購入する方が多いとか。エイの危険性が広まってきた故に、これだけの種類のエイガードも販売されています。ウェーディング好きで、まだエイ対策をしていないのであれば、早めの対策をおすすめします。