リールは使用後のお手入れをしないと劣化する?
釣行後はスプールを取り外して水洗いしましょう。
愛用のリールを長く使用するために釣行後は水洗いしましょう。スプールを外さない場合はドラグ部分をしっかり締めてから水洗いをするようにしてください。リールは洗わずに放置しておくと寿命が短くなり、すぐに故障してしまいます。
特に海釣りの場合は塩が付くので念入りに洗うことをおすすめします。釣りで使用したら帰ってその日のうちに、リールを水洗いすることを忘れないようにしましょう。日頃のメンテナンスが非常に大切になってきます。
洗剤は使わないほうがいい
リールを水洗い時に洗剤を使用するとオイルとグリスを洗い流すことがあるので使用しないように注意してください。しかし、リールの臭いがきつく、どうしても臭いを取りたい場合は洗剤を使用してもかまいません。
洗剤を使用する際は、オイルなどを注油するようにしてください。この点だけを徹底さえすれば、次の釣りに支障をきたすことなく使用できるでしょう。
水洗い後はしっかりと拭きましょう
水洗い後はしっかりと拭くようにしてください。水滴などが残っていたら錆びや故障の原因になりかねないため、しっかりとタオルなどで拭き取りましょう。ここで注意すべきことは雑に拭きすぎないことです。
雑に拭くと破損の原因になるので出来るだけやさしく、丁寧に拭くことを心がけてください。
釣行後にするべきおすすめリールメンテナンス水洗い動画
この動画はスピニングリールの水洗いについてわかりやすく解説しています。1分20秒と短い動画となっていますが、無駄がなく、全て大切なことを言っているので非常に勉強になります。簡単な水洗いメンテナンスを知りたい方はぜひ見てみてください。
スピニングリールのメンテナンスの手順
メンテナンスの手順その①
まず始めにメインシャフトが見えるようにスプールを取り外します。そして、オイルをメインシャフト部分に注油します。この部分にオイルを注油することにより動きがなめらかになります。
次に、糸ヨレ防止のラインローラーのメンテナンスです。ラインローラーの部分に複数の細かい部品が付いているのでそれを全てドライバーで外し、汚れている部分を拭いた後、ローラーの部分にオイルを塗布すると第一段階は終了です。
メンテナンスの手順その②
次はハンドルのメンテナンスです。まず、反対側にあるパーツを回し、ハンドルを外します。この部分は比較的錆びつきやすい部分であるのでグリスを塗布するようにしましょう。次に、ハンドルノブの内側にある見えづらい汚れをパーツクリーナーで落としていきます。
ハンドルの清掃が終わったら次は「ベイル」部分に適量のオイルを注油します。最後に、リール全体に付いている複数のネジにグリスを注油してメンテナンスは完了となります。注意すべき点はオイルやグリスは適量を使用することです。