ベイトリールの投げ方をはじめから丁寧に

オーバーヘッドキャストの次によく使われるのがサイドキャストです。その名のとおり、横から行うキャストを指します。オーバーヘッドキャストを90度横に傾けたものをイメージするとよいかと思います。スナップの使い方などはオーバーヘッドキャストと同じ要領となります。このサイドキャストを使う場面としては、頭上に木などの障害物があり、オーバーヘッドキャストが困難なときが挙げられます。

バックハンドキャスト

次はバックハンドキャストです。これは、サイドキャストを180度反対にした位置から行うキャストで、ロッドを持つ手とは逆の手のほうに構えた状態から行います。この場合も、スナップの使い方などはオーバーヘッドキャストに準じます。バックハンドキャストが使われる場面は、オーバーヘッドキャストもサイドキャストもできないようなときとなります。

ピッチング

最後はピッチングです。ピッチングは、ピンポイントを狙う際に使われ、振り子の原理でルアーを送るキャストとなります。リールと同じくらいの位置までラインを垂らし、ロッドの先端を下から上に持ち上げるようなイメージで行います。サミングをしながら距離や着水音を調整することで、より精度の高いピッチングとなります。

ロッドを持つ手は片手か両手か

ちなみにロッドを持つ手は片手がよいか、両手がよいか、悩まれる方もいるかと思いますが、まずは片手でのオーバーヘッドキャストを自分のものにしてから、飛距離を伸ばすために両手で行うようにするというのがよいでしょう。

NEXT まとめ