クエとはどんな魚?値段や魚突きもご紹介

クエはフグ以上においしいという人もいらっっしゃるそうで、クエ鍋を堪能した後に味わう雑炊は、濃厚な脂と出汁が凝縮されて至福の味わいです。白身は淡白ながら臭みはないので、ムニエルやブイヤベースなどの洋風料理の食材にも向いており、高級魚ながら料理のバリエーションが広いのも魅力です。

弾力があるクエの皮は、ゼラチン質で脂も乗っているため、湯引きでいただくと独特の歯ごたえを楽しめます。皮つきの白身をから揚げにすると、皮はとても香ばしく白身はほくほくふっくらとしていて、皮ごとおいしく味わえる料理です。クエのアラは煮付けや塩焼きにしても大変おいしく食べられます。

クエの値段

高級魚や幻の魚といわれているクエは、大型のものではなくても高めの価格設定となっています。クエはとてもおいしいので幾度も口にしたい魚ですが、水揚げがある地域以外では高級なお店で提供されることが多いです。

クエは高級料亭などで食べられる

東日本ではあまり馴染みがなかった魚だったのですが、そのおいしさが段々とクチコミで広まり、西日本だけではなく東京都内の高級料亭や割烹料理店、お寿司屋さんなどでもクエを味わえるようになってきています。

クエの値段は高めのものが多い

天然のクエの値段はだいたいキロ8,000円から10,000円ですが、大型になるほど稀少となるのでとても高価になります。年末は相場が上がるのでキロ15,000円の値段になることもあります。クエを専門としている漁師さんは、東京の市場に活きがいい状態のまま出荷するために、水揚げすると船の生けすに入れて帰港するそうです。

クエは鍋用でだいたい10,000円前後

ネット通販では、天然のクエが鍋用に切り身にされたものが、2~3人前でだいたい10,000円前後で販売されています。刺身用がセットになっているものもあるので、年末年始や記念日などでクエ鍋や刺身を自宅で味わってみるのはいかがでしょうか。

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