キャンプサイトはレイアウトも重要!失敗しないための情報まとめ

今回はキャンプサイトの特徴をしっかり押さえて、キャンプのレイアウトをうまく作れるようになるための情報をまとめました。また、日本最大の音楽フェスであるフジロックでキャンプ泊するための情報もご紹介しますのでご期待ください。

この記事をかいた人

アウトドア好き、特にキャンプと釣りが大好きだったから、皆さんにお伝えしたい情報を記事にしようと毎日奮闘しています!少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。よろしくお願いいたします。
Array

キャンプサイトは2種類ある!

それでは早速、キャンプサイトについて基本事項の確認をしていきましょう。言葉の定義が曖昧だと話しが噛み合わなくなりますから、無駄だと思わずに一緒に確認してください。

サイトは自分たちがキャンプを楽しむエリアのこと

キャンプ用語の「サイト」とは、テントやタープを張ったりキッチンを設置したりしてキャンプを楽しむスペース(自分達が楽しむエリア)の事を指します。そしてその「サイト」には、「区間サイト」と「フリーサイト」の2種類があります。

「区画サイト」は予め場所を確保できるし初心者も安心

「区画サイト」とは、キャンプ場が予め線引きして決まったスペースを作ってくれている場所で、新興住宅地の様に碁盤の目の様になっていたり、番地が付いていたりします。

区画毎に予約が取れるので、予約したのにテントやタープを張るスペースがない、サイトが小さくてテントが張れないといったトラブルに合う事がありません。また、区画サイトの中には電源設備などが整っているキャンプ場もありますので、初心者の方や充実した設備環境の中でキャンプを楽しみたい方に向いています。

「フリーサイト」に行くなら朝一番に現地に着こう

「フリーサイト」とは、キャンプ場全体の広大なスペースの中で、好きな場所に好きな広さのサイトを自分で作る様なキャンプ場の事を言います。キャンプ場は経験的に何組位まで予約を取っても大丈夫と分かっていますので、テントが張れないという事は滅多にありませんが、夏休みや連休などは朝早くからキャンプ場に行かないと予約していても良い場所や必要な大きさのスペースが取れなくてなる事があります。

区画サイトと比較するとより自然に近い印象を受けるキャンプ場が多いので、本格的に自然と親しみたい方に向いています。

オートキャンプサイトならに荷物の搬入が楽

オートキャンプサイトは、キャンプサイトに車を乗り入れることができる場所の事を言います。サイトまで車が入れるので荷物の運搬が楽であったり、車が目隠しになったり、車を荷物置き場にできたりとメリットがたくさんあります。

オートキャンプサイトにも区画が予め決められている「オート区画サイト」とフリーロケーションの「オートフリーサイト」の2種類があります。

ドッグサイトで愛犬と一緒にキャンプを楽しもう

愛犬と一緒にキャンプを楽しみたい方におすすめなのがドッグサイトです。キャンプサイト全体が柵で囲われている場所が多く、ノーリードでも大丈夫なドッグサイトもあり愛犬家の皆さんには非常に便利です。

ドッグランなども併設しているキャンプ場もあって、キャンプをしながら愛犬と思う存分一緒に遊ぶ事も可能です。注意点としては、デイユースのみ(宿泊不可)の施設もありますので、予約時に必ず確認をしていただきたい点です。

自分のスタイルでキャンプ場を決めよう

さて、最初にキャンプサイトの言葉の定義を中心に基本事項を整理してしてきましたが、概要がお分かりいただけたでしょうか?

色々なキャンプサイトがありますが、自分のしたいキャンプのスタイルでキャンプ場の種類(サイトの種類)を決めることが大事です。やりたいことをしっかり決めてからキャンプ場を探すとキャンプがさらに楽しくなると思います。

キャンプサイトのレイアウトはどうする?

初心者の方はどのようにテントやタープ、キッチン、ダイニングをレイアウトしていけば良いのかを悩むことが多いはずです。この段落では、皆さんのキャンプレイアウトのヒントになるような情報をご紹介していきます。

考えながら設置するのもキャンプの醍醐味

キャンプには「絶対これでなきゃダメ」という完璧な決め事はほとんどありません。ですから、キャンプのレイアウトも、自分自身で考えてみてそして現地で実際に体を動かしながら決めて行くということでレイアウトすること自体を楽しんでいただきたいと思います。

ただし、快適に楽しむためのちょっとしたコツもありますので、事前に確認しておくとさらに楽しめます。

事前にイメージしておく

まずはテントとタープについてみていきましょう。キャンプに一番の楽しみはお料理かもしれませんが、実は寝床となるテントが快適か否かでキャンプの質が変わると思ってください。

上の画像はキャンプレイアウトの一例として見ていただきたいのですが、テントとタープが連結されてその下にダイニングがあり、少し離れたところにキッチンスペースが設置されているというオーソドックスなレイアウトになっています。

このレイアウトを基本形と思っていただいて少しずつ自分のカラーを出していきましょう。

上級者テクニックを取り入れる

上級者テクニックと言うか、ちょっとしたコツみたいなものをいくつかご紹介しておきたいと思いますので参考になさってください。まずは風向きとレイアウトの関係についてですが、キッチンや焚き火スペースは原則風下に配置してください。これはお料理を炭火でしたり焚き火をしたりした煙や匂いがダイニングやテントに充満しないために重要です。

注意すべき点として、やや狭い区画サイトなどの場合、焚き火やキッチンが隣接サイトに近くなりすぎないことです。風に煽られた焚き火台が転倒することなども考えて、もしそうなったとしても隣のサイトに燃え移らないようにしなければなりません。

次に、特に区画サイトの場合、主要通路面とテントを近づけ過ぎないことに注意しましょう。これはプライバシーの確保の観点とセキュリティーの面で重要です。人が通る側はテントの中が丸見えになりますし、通路からすぐのところにテントがあると盗難などのトラブルの危険性も高くなります。プライバシーに関しては、オートキャンプであれば車をうまく活用して目隠しにするとか、キャンプの頻度が高くなってきたら陣幕などを購入して活用するなどの方法も検討しても良いでしょう。

キャンプサイトのレイアウト「テント・タープ編」

レイアウト設営において一番体力を使うのがテントとタープの設営ですので、まずはこれらをしっかりと設営してレイアウトの核を決めましょう。

「テントが先か」「タープが先か」どちらが良いの?

テントを先に設置するかタープを先にするかは、意見が分かれるところです。タープを先にする方が良いという人は、キャンプの荷物置き場をまず確保するためにタープを張り、その下にどんどん荷物を置いてから設営したいという人です。

一方でテントを先に張るのが良いという人は、傾斜や地面の状態に一番左右されるテントを一番良い立地場所に立ててそれを基準にしてレイアウトを決めたいという方です。

区画サイトの場合は地面もあまり傾斜がなく状態も良いところが多いのでタープを先に設営し、フリーサイトの場合は地形や地面の状態を見てまずテント位置を決めると言ったように使い分けてみてもよいと思います。

テントにタープを必ず連結させよう!

テントとタープの設営時に絶対していただきたいのが、テントとタープをしっかり連結するということです。これは雨対策なのですが、仮にテント設営時は天気が良くても、夕立が急にくることなどもありますので連結作業を必ずしてください。

夏の暖かい時であっても雨に濡れた体は予想以上に冷えますので、できるだけ雨に濡れないように気をつけてください。

キャンプサイトのレイアウト「キッチン編」

「キッチンを制するものはキャンプを制す」と言われるくらい、キャンプでキッチンは大切です。子供さんはともかくとして、大人はキャンプでのメインの活動の場所にもなりますので、しっかりとキッチンを設営してスッキリと美味しい料理を作りましょう。

キッチンテーブルですっきり

この画像のようにキッチンテーブルをうまく使うとキッチン周りは劇的に綺麗に見えます。最悪なのは置き場所が足りなくなってキッチン周りのものがダイニングテーブルや地面に置かれたりすることですので、そうならないようにキッチンテーブルを用意するようにしましょう。

キッチンテーブルをさらに詳しくご覧になりたい方はこちらもどうぞ

収納アイテムを活用する

出典:amazon

キッチンは収納アイテムを使うとさらにスッキリとまとまります。特に小さな入れ物が多い調味料類は収納アイテムに入れてたなやキッチンテーブルにおくと使うときも持ち運ぶときも両方とも非常に便利です。

おしゃれも意識して!

キャンプでは、やはりキッチンが注目を浴びる場所になりますので、せっかくならおしゃれも意識したいところです。キャンプ用品は男性が調達することも多いかもしれませんが、ここに少しおしゃれな意識を入れ込むことで貴兄の評価がグッと上がるのではないでしょうか?

もし、もの選びに自信が持てない男性諸氏がいるとしたら、キッチンの配置だけでも少しおしゃれに見せることが可能です。それは調理器具とキッチンテーブル、収納棚をL字に組む事です。一度試してみると、一直線に配置するよりも見た目がおしゃれに見える事に気付かれるはずです。

周囲への気配りを忘れずに

前段でも書きましたが、キッチンや火を使う場所は自分たちのみならず周りのキャンパーの方達にも十分な気配りをするようにしてください。

ポイントは万が一を考えることです。倒れたり、思った以上に炎が上がったりしても燃え移るものがない場所に設営しておけば安心です。隣地サイトに火が飛ばないようにくれぐれもご注意をお願いいたします。

キャンプレイアウトのテクニックをマネしよう

キャンプレイアウトの参考にしていただきたいテクニックを画像でわかりやすくご紹介させていただきます。基本に忠実にレイアウトすることがスッキリとしたレイアウトになると思いますのでオーソドックスなレイアウトをご紹介させていただきます。。

マネしたいレイアウト①

このレイアウトは、アウトドア用品メーカーのコールマンの公式HPに掲載されている画像です。非常にオーソドックスなレイアウトなのですが、基本に忠実なレイアウトは本当に綺麗に見えます。

NEXT マネしたいレイアウト①