シマアジ釣りをしよう!船釣りにおすすめの仕掛けやエサもご紹介

冬の産卵に向けて、この時期はシマアジの活性がとても高くなります。港湾内や沿岸の磯場にはエサとなる小魚も多く、それを狙いに若魚は群れで回遊してきます。100~200、大群になると1000匹にもなるので、1匹釣れたら数を伸ばせるチャンスです。

初心者は堤防からのかご釣りで、上級者になると磯場などでウキフカセ釣りを楽しめます。大物狙いでなければ、ライトタックルで気軽にシマアジ釣りを楽しむことができます。シマアジ釣りのはじめの一歩を踏み出すには、この時期の岸からの釣りがおすすめです。

シマアジを船から狙うなら冬から春

産卵期が終わるとシマアジは活性が低下し接岸しなくなります。主に沖を回遊するようになり、岸から釣るのは難しくなのです。ですので、冬から春にかけてシマアジを狙うのは船からが主流になります。

最盛期より活性が低いとはいえ、もともとが食欲旺盛ですからエサに対する反応はよく、沖で回遊するシマアジの群れに当れば釣果が望めます。

また、数釣りだけではなく、オオカミと呼ばれる1メートルオーバーのシマアジも船から狙えます。大物にターゲットを絞った船釣りもベテランの釣り人達に人気です。

シマアジ釣りの種類

シマアジはいくつか釣り方がありますが、なかでも主流の釣り方を紹介します。釣りの季節や状況、自分のスキルに合わせた釣りでシマアジを楽しみましょう。

シマアジの大型を狙うなら船釣り

大型のシマアジ、特に1メートル越えのオオカミは釣り人の憧れです。竿ごと持って行かれそうになる強烈な引きは、釣り人との熾烈なファイトを約束します。しかも、「ガラスの唇」に針が掛かると、力まかせに引いては口切れを起こしてバレてしまう。大型のシマアジを釣り上げるには力と技と集中力が必要なのです。

そして、なにより大事なのが「運」です。意気揚々と釣りに出かけても、大物に出会えなければ意味がありません。広大なフィールドを単独で回遊する大型のシマアジに出会う運、それをサポートし高めてくれるのが船長の長年培ってきた経験と勘です。

大型のシマアジを狙うのなら、大物の釣りポイントを知り尽くした船長の船に乗ることが重要です。

シマアジはかご釣りが一般的

岸から狙うかご釣りは、シマアジ釣りの定番です。時期は夏から秋にかけてのシマアジ釣りベストシーズン。堤防や磯場から、群れで回遊している小型・中型のシマアジを狙います。コマセを使用するので、準備する道具や仕掛けなど初心者には難しく見えますが、堤防からの小型狙いはタックルはライトなもので対応できます。

堤防からの釣りに慣れたら磯場からの遠投でサイズアップも狙えます。タックルも磯用の遠投仕様で、潮の流れのある磯の岬や岩礁の根回りなどに投げ込みます。かご釣りはシマアジのほかにも色々な種類の魚が釣れるので、とても楽しめる釣り方の一つです。

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