ヤリタナゴの綺麗な色を見たい場合はつがいで飼育をしましょう。理由は繁殖期に入った時につがいになっていないと婚姻色が出てこないからです。ヤリタナゴは大きくなっても10センチ程度なのでな何十匹と飼育して鑑賞するのも楽しいでしょう。
ヤリタナゴの飼育について
ヤリタナゴを飼育するためには、水槽やろ過装置、水槽の底に敷く砂や砂利、水草などのどの魚を飼育するにも必要なものが有ります。他にはヤリタナゴは二枚貝に産卵をするのでイシガイやマツカサガイなどの二枚貝が必要です。また、ヤリタナゴは雑食なのでエサは市販で売っているので、特に困ることはないでしょう。
ヤリタナゴの婚姻色を見よう
飼育に必要な道具が揃って飼育を始めたら、しっかりと飼育をしながら繁殖期が来るのを待ちます。繁殖期は4~8月です。この時期が来たら婚姻色が出てきます。ここまで来たら、婚姻色が見れるようになります。
綺麗になっていくヤリタナゴを観察しましょう。婚姻色が出ていなくても綺麗な色をしているので婚姻色が出ていない時期も楽しめます。
ヤリタナゴの繁殖
ヤリタナゴの生息や婚姻色について紹介してきました。ここからは、ヤリタナゴの繁殖について紹介していきます。ヤリタナゴはどのような所に卵を産むのか、繁殖方法や繁殖の難しさにを見ていきましょう。
ヤリタナゴは二枚貝に卵を産む
ヤリタナゴのオスはイシマツガイやマツカサガイなどの二枚貝の周りに縄張りを作りそこにメスを誘います。誘われたヤリタナゴのメスはオスの縄張りの中にある二枚貝に数十個の卵を産み繁殖します。
ヤリタナゴの繁殖は珍しい方法
ヤリタナゴのメスはイシガイやマツカサガイなどの二枚貝の出水管の出口に産卵管を当て、体液と一緒に卵の塊を押し出して産みます。卵は圧力で貝の付け根から体内に入っていきます。産んだメスが離れるとオスが素早く入水管の近くに放精します。
ヤリタナゴの繁殖は難しい
ヤリタナゴの繁殖は難しいと言われていますが、ヤリタナゴの繁殖ではなく、イシガイやマツカサガイなどの二枚貝の飼育が難しいです。貝の育成にこれと言った飼育方法が明確になっていないためです。このような理由から、ヤリタナゴの繁殖が難しいと言われています。
ヤリタナゴの稚魚
ここまでヤリタナゴの成魚についてお伝えしてきました。ここでは、ヤリタナゴの稚魚がどこで成長するか、稚魚の可愛さについて紹介しています。さっそく、ヤリタナゴの稚魚について見ていきましょう。
ヤリタナゴの稚魚は貝の中で成長する
ヤリタナゴの卵は二枚貝に生まれると紹介しました。では、その後、卵はどうなるのでしょうか。貝の中に産まれた卵から孵化した稚魚は3週間から1か月くらい貝の中で生活をします。貝の中にいる時は卵黄の栄養で成長していきます。ちなみにヤリタナゴの寿命は2~3年です。
ヤリタナゴの稚魚は小さくて可愛い
ヤリタナゴは貝の中である程度の大きさまで成長してから、貝から出てくるため孵化してスグの姿を見るのは難しいです。人工授精をすれば別だと思いますが。ただ、貝から出てきても1センチ程度にしか成長をしていないためそれを見るだけでも、小さくて可愛いいので癒されます。
ヤリタナゴ釣りもできる
ヤリタナゴは鑑賞だけではなく釣りでも楽しむことができる魚です。ルアー釣り?エサ釣り?どんな釣りのやり方、釣りを楽しめる季節はいつかを一緒に紹介します。釣りの道具と一緒にご覧ください。
ヤリタナゴは釣りでも人気
ヤリタナゴは釣りでも楽しむことができる人気のある魚です。釣り方はウキ釣りやゴツンコ式ミャク釣りで釣りを楽しむ事ができます。今回は、ウキ釣りのやり方や道具の紹介をしていきます。さっそく見ていきましょう。
ヤリタナゴはウキ釣りで釣れる
ヤリタナゴのウキ釣りで使う道具を紹介します。釣りに欠かせない物の一つは竿です。竿は1メートル前後の物が一番使い勝手がいいです。仕掛けはタナゴ用のものがありますのでそれを使いましょう。仕掛けには針が付いていないので小さめの針を購入して使うと良いです。
ヤリタナゴは厳冬期以外の時期で釣れる
厳冬期は冬の寒さが最も厳しい時期ですね。この時期でも釣らない事は無いですが、非常に難しいです。釣れる所も限られ、ヤリタナゴの活性も低くなります。ですので、この時期以外で釣りをすると楽しむ事ができます。
ヤリタナゴにハマる
ヤリタナゴの生態や婚姻色、飼育、釣りについて詳しくお伝えしてきました。ヤリタナゴは鑑賞や釣りで楽しめる事が分かって頂けたと思います。この記事を読んでヤリタナゴの良さを知り、好きになってもらえたら幸いです。