ヤリタナゴってどんな魚?婚姻色や繁殖についてご紹介

ヤリタナゴが多く見る事のできる水草の周りに付着した藻類や小さい水生昆虫、甲殻類などをエサとして食べています。この事からヤリタナゴは雑食の魚だという事が分かりますね。飼育する時の餌には困る事がなさそうです。

ヤリタナゴは貝の中で成長する

ヤリタナゴのオスは貝の周りを縄張りにします。その縄張りにメスを誘って産卵し貝の中に数十個の卵を産みます。孵化した稚魚は貝の中でが成長しある程度の期間を貝の中ですごした後、貝の外に出ます。

ヤリタナゴの生息

ここまで紹介してきた事でヤリタナゴの生態まで分かったと思います。ここでは、ヤリタナゴがどの地域に生息しているか、地域によって形態に差があるのかを紹介していきます。さっそく詳細を見ていきましょう。

ヤリタナゴは日本各地に生息している

ヤリタナゴの生息地は上は青森から下は九州と全国各地に生息しています。全国に生息しているヤリタナゴですが北海道と九州の一部(南側)には生息はしていません。広範囲に生息しているヤリタナゴですが、いない地域もあるんですね。

ヤリタナゴは地域によって形態に差がある

ヤリタナゴは広域に生息しているため、地域によって形態に差があります。特に本州のヤリタナゴと九州のヤリタナゴを比べると九州のヤリタナゴの方が体の高さが低く、口ひげの長さが長いのが特徴です。

ヤリタナゴは日本の中でも最も色んな所に生息する魚

ヤリタナゴは国内はもちろん国外にも生息しています。国外では朝鮮半島の西岸にも生息している事が分かっています。ヤリタナゴはタナゴの仲間の中では最もいろいろな所、広い地域で見る事ができる淡水魚です。

ヤリタナゴは婚姻色が有名

ここではヤリタナゴの婚姻色について紹介します。ヤリタナゴの婚姻色はキレイなことで知られています。銀色の体がいつ綺麗な色になるのか、地域によって形態と同じで婚姻色も変わるのかを見ていきましょう。

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