ヤリタナゴってどんな魚?婚姻色や繁殖についてご紹介

綺麗になっていくヤリタナゴを観察しましょう。婚姻色が出ていなくても綺麗な色をしているので婚姻色が出ていない時期も楽しめます。

ヤリタナゴの繁殖

ヤリタナゴの生息や婚姻色について紹介してきました。ここからは、ヤリタナゴの繁殖について紹介していきます。ヤリタナゴはどのような所に卵を産むのか、繁殖方法や繁殖の難しさにを見ていきましょう。

ヤリタナゴは二枚貝に卵を産む

ヤリタナゴのオスはイシマツガイやマツカサガイなどの二枚貝の周りに縄張りを作りそこにメスを誘います。誘われたヤリタナゴのメスはオスの縄張りの中にある二枚貝に数十個の卵を産み繁殖します。

ヤリタナゴの繁殖は珍しい方法

ヤリタナゴのメスはイシガイやマツカサガイなどの二枚貝の出水管の出口に産卵管を当て、体液と一緒に卵の塊を押し出して産みます。卵は圧力で貝の付け根から体内に入っていきます。産んだメスが離れるとオスが素早く入水管の近くに放精します。

ヤリタナゴの繁殖は難しい

ヤリタナゴの繁殖は難しいと言われていますが、ヤリタナゴの繁殖ではなく、イシガイやマツカサガイなどの二枚貝の飼育が難しいです。貝の育成にこれと言った飼育方法が明確になっていないためです。このような理由から、ヤリタナゴの繁殖が難しいと言われています。

ヤリタナゴの稚魚

ここまでヤリタナゴの成魚についてお伝えしてきました。ここでは、ヤリタナゴの稚魚がどこで成長するか、稚魚の可愛さについて紹介しています。さっそく、ヤリタナゴの稚魚について見ていきましょう。

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