アルコールストーブを使ってみよう!使い方からおすすめ、自作方法まで徹底紹介します!

目次

チタンマグにアルコールストーブやスタンド、防風板が収納できてコンパクトに持ち運びできる便利なストーブセットです。シンプルなシルバーの色合いにポットの取手部分の赤がとても映える、見た目にもおしゃれなアイテムで、あれこれ買わずにこの1台でまとめられます。
原産国: 日本
使用時サイズ: 直径8.5㎝×高さ18.5㎝
収納時サイズ: 直径9.7㎝×高さ8.7㎝
素材: チタニウム
質量: 175g
収納袋付き

おすすめアルコールストーブクッカーセット③ALCOS キャンピングソロクッカー7点セット

アロクスから出ている1-2人用のクッカーセットです。基本のアルコールストーブに使えてとても便利なアイテムです。

少人数で楽しむクッカーセット

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部品は全部で8個あり、この部品がすべてひとつに収納することができます。防風板がついているので、風による燃焼率に左右されません。また深めのポットでお湯を沸かすだけでなく、スープを作るのにも最適で、少人数のアウトドアならこの1台でまかなえます。アルコールストーブは消火蓋、火力調節もできるので、ちょっとした料理であれば大活躍します。
内容:0.9ℓ鍋、450mlボウル、アルコールバーナー、バーナー台座、防風カバー、五徳、クリーナークロス、収納袋
収納時サイズ: 直径145㎜X高さ166㎜
重量: 600g
生産国: 中国

アルコールストーブで料理実践①|ご飯を炊いてみよう

アルコールストーブではどのくらい調理ができるでしょうか。お湯を沸かすのに利用するだけではなく、ご飯を参考に検証してみましょう。

使用アイテム|トランギア メスティン TR-210

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トランギアのクッカーとして有名なのはメスティンと呼ばれる飯盒です。以前は飯盒といえば湾曲した形状が主流でしたが、現在はアルミ製の取手付き飯盒が人気です。特にトランギアのメスティンは熱が伝わりやすく、ぴったりした蓋が熱を逃さずしっかりキープしてくれるので、美味しく炊き上がるのです。さらに、メスティンは蓋をフライパン代わりに、お皿代わりにとその用途は幅広く、キャンパーには人気のアイテムとなっています。

ご飯の炊き方

それではアルコールストーブとメスティンを使ったご飯の炊き方を見ていきましょう。

  1. 米1合を洗い準備しておきます。水の量は200㏄です。メスティンの蓋1杯がちょうど200㏄位ですので、洗った米に蓋の分量の水を入れご飯のセットは完了です。
  2. アルコールストーブに15~20分ほど持つくらいの燃料を入れ火にかけます。
  3. 五徳をセットしその上にご飯を入れたメスティンを置きます。火を扱う時は必ず安定した場所で行うようにしましょう。
  4. メスティンでご飯を炊く場合には火力調節は無くても大丈夫なので、強火でそのまま15分~20分ほど火にかけます。ここで注意!噴きこぼれても蓋は絶対に開けないでください!噴きこぼれで火が消えてしまうようであれば少し火から離しても良いですが、基本は触らずそのままです。
  5. ぱちぱちという乾いた音が聞こえ、香りも香ばしくなってきたら火からおろしましょう。
  6. メスティンをさかさまにしてムラします。この時やけどを防ぐために軍手を使用すると安心です。
  7. 完成です。

ご飯の炊き方の動画を紹介します

動画で確認するとさらにわかりやすいので是非見てみてください。

アルコールストーブで料理実践②|焼肉をしてみよう

お米も難なく炊けることが分かりました。ではレベルを上げて少し本格的な調理は出来るのでしょうか。検証してみましょう。

使用アイテム|ユニフレーム ちびパン

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使用するアイテムはユニフレームのちびパンです。ちびパンは小さいフライパンのことですが、小さくてかわいいのに使い勝手が良いアイテムで、見た目におしゃれになる事からとても人気があります。

初めてちびパンを使いう際には錆び防止のワックスを落す必要がありますので、シーズニングを忘れないようにしましょう。シーズニングとは、空焚きした後に野菜くずを油で2~3回炒めてフライパンを馴染ませることをいいます。また、持ち手部分が熱くなってしまうデメリットがあるので、軍手をし、専用の持ち手カバーを付けるなど対策を講じましょう。

お肉の焼き方

ちびパンを使ってお肉を焼いてみましょう。

  1. 材料をお好みの大きさに切っておきます。
  2. 五徳などアイテムを設置しアルコールストーブに火をつけます。
  3. ちびパンを乗せ、油をひき温まってきたら材料を投入。
  4. お好みの味付けをします。この時材料が大きい場合やもう少し火を通したい場合には蓋をし、火力を弱めてください。
  5. 完成です。

動画を見てみよう

実際にあるオールストーブでお肉を焼いている動画です、こちらを見て参考にしてみましょう。鶏肉一枚が軽く焼けるのですから、アルコールストーブの調理の幅はぐんと広がります。

アルコールストーブを自作してみよう

アルコールストーブはチタンや、真鍮、アルミ製のものがありました。チタンや真鍮は購入しなければいけませんが、アルミ製のものであれば身近なもので自作することができます。では自作方法についてみていきましょう。

準備するもの

アルミ缶2個、カッター、やすり、ペンチ、キリ等穴をあけられるものが必要です。

アルコールストーブの作り方

  1. 飲料のアルミ缶を用意し、1つの缶の底の部分に穴をあけます。この時キリやくぎを使っても大丈夫です。穴の大きさが大きければ穴から吹き出す火力も大きくなります。大よそ16個くらいは穴をあけましょう。
  2. 次に穴をあけた側に大きな口部分を作ります。この部分が大きいと火力が強くなりますが、あまり大きすぎてしまうと燃料率も悪くなるのでほどほどの大きさ、約35㎜程にします。
  3. カッターで穴をあけていきます。切り口は鋭くなっていますので、ハサミで整えやすりをかけましょう。
  4. 次に穴をあけた側の底から30㎜くらいの高さで缶を切ります。もう一つの缶もそこから30㎜のこところでカットします。
  5. 余った空き缶から37㎜くらいの高さで缶を切り離し、そこのでこぼこ面に合わせて丸めます。丸めた底に切り込みをいれましょう
  6. 穴をあけていないパーツの上部をペンチで織り込み、そこに丸めた缶、穴の開いた缶をはめ込んで完成です。

アルコールストーブ使用の注意点

アルコールストーブを自作するとオリジナル感が合って愛着もわきますが、使用する際には注意が必要です。

燃料漏れ・こぼれに注意

市販のものと違って耐熱、耐久性は低くなっています。慣れないうちは火力も強すぎたり弱すぎたりと安定しない場合や、作り方によっては燃料が漏れてしまう事もあります。燃料が漏れて引火する可能もありますので、テント内での使用は避ける、不安定なところでは使用しない。風の強い場所では控えるなど、取扱いには十分注意し、自己責任の元使用してください。

アルコールストーブはキャンパーの強い味方

アルコールストーブをきちんと利用すればソロキャンパーや少人数アウトドアの強い味方となります。軽量でコンパクト、強い火力で料理の幅も広がるだけでなく、その炎は見ている人の気持ちも穏やかにしてくれます。アルコールストーブを駆使し、アウトドアの幅を広げ新しいキャンプを楽しんでみるのも良いでしょう。

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