フカセ釣りってどんな釣り?仕掛けや魅力について【入門編】

クロダイは、海底の傾斜部分を回遊しています。動き回っているところへマキエを撒き、足止めさせます。マキエを撒く意味合いが、メジナとは変わってくるのです。また、クロダイは泳ぎがあまり得意ではなく、潮が緩んだ場所を好みます。そのため、周囲に比べ潮の流れが緩やかなところを狙っていきます。この点も、メジナとは逆の戦略になります。

あると便利なお役立ちタックル

お役立ちタックル① バッカン・水汲みバケツ

フカセ釣りには、マキエが重要な役割を果たします。そのため、マキエを常に手元に置いておくためのバッカンを用意しておくと、非常に役に立ちます。また、マキエを練るために海水が必要になるので、すぐに海水を使えるように水汲みバケツがあると便利です。どんな場所でも海水を汲み上げやすいように、ロープ付きのものを選びましょう。

お役立ちタックル② ヒシャク

マキエを撒くにために、専用のヒシャクを用意しておくと便利です。マキエを撒くポイントが釣果を左右することもあるため、ヒシャクの使いやすさは重要です。たとえばカップ部分のサイズが大きすぎると、マキエがすぐになくなってしまいます。柄の長さもマキエの撒きやすさを左右します。一般的には柄の長さが70㎝のものが使いやすいでしょう。

お役立ちタックル③ 偏光サングラス

フカセ釣りでは、潮の流れやマキエへの反応を細かく観察する必要があります。そのため、海面を注意深く見つめなければなりません。しかし、太陽光を乱反射する海面を見続けるのは、目にとって大きな負担となります。そこで役に立つのが偏光サングラスです。不要な光をカットして、目への負担を軽減してくれます。

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