ブリ釣りをしよう!タックルやルアーのおすすめや時期もご紹介!

ブリは、「出世魚」と言い大きさによって名前が変わる魚です。この呼び名はブリの大きさで変わり、また地域ごとでも呼び名が違います。ただ、例えば、関西ではツバス・ハマチ・メジロ・ブリで、関東はワカシ・イナダ・ワラサ・ブリと呼びます。

北陸ではツバイソ・フクラギ・ガンド・ブリです。大きさで名前が変わるといいましたが、地方ごとで変わり目の大きさが違います。すべての地方を平均すると約20cmほどで変わります。ただし、ブリは80cm以上と全国共通の呼び名です。下にワラサに関する記事を載せておきましたので、若魚がどのようなものか参考にしてみてください。

ブリを狙うなら冬!

ブリの美味しい時期は特に脂の乗った状態で北海道から泳いでくる冬です。特に、北海道から泳いできたブリはそのまま富山や石川県で多く釣り上げられます。この地方で取れるブリは他で釣り上げるブリよりも格段に美味しいです。

また、その北陸地方で冬に捕れたブリを「寒ブリ」と言います。この「寒ブリ」はある一定の漁獲量とサイズを満たすとそう呼ばれるようになり、その年ごとによって月日が変わってきます。富山では、テレビのニュースで「寒ブリ宣言」を毎年行っています。

全国各地のブリ比較!

ここでは、ブリのサイズやどの時間に釣れるのかなどを全国的なデータから見ていきます。日本全国で釣ることが出来るブリだからこそ分析できるデータが揃っているので、ブリ釣りに行く際にはこのデータを参考にすることをおすすめします。

ブリの平均的なサイズ(12月~2月)

ブリが釣れるシーズン真っ只中である冬(12月~2月)に、全国各地で釣れたブリの平均的なデータを見てみると、12月は約86cm、1月は約93cm、2月は約78cmという結果になりました。結果だけ見ると、寒ブリ宣言が毎年12月には出されるので、そこから栄養を蓄えた1月が一番大きくなっています。

ブリの時間別の平均釣果

24時間のうちに一番ブリが釣れる時間帯は、朝の7時という結果が出ています。7時の後はガクンと釣果が減りはしますが、その後の朝10時に2番目のピークがやってきます。その後は、増えて減っての繰り返しですがそこまで差が無いようです。この結果を見ると、朝の7時~10時がブリ釣りに適した時間帯です。

ブリの釣り方

ブリの釣り方は、大きく分けて4種類あります。どの釣り方もブリはダイナミックな釣りができ、ワクワク感を味わうことができます。ここでは、おもな4種類の釣り方を紹介します。大体のブリ釣りの方法を覚えて、実戦に備えておくことが大切です。

ブリの釣り方:船釣り

基本的なブリ釣りのメインはこの船釣りになります。船上から行う場合は大物があたることも多くなり、より激しくダイナミックなブリ釣りを楽しむことができます。小さなものでも50cmは超えるものばかりです。

船釣りでは、船の上で他の釣り人と情報交換をしながら、タナを探ることも大切です。また、タックルも基本的なもの以上の品質を求めたほうが良いです。より激しい相手に対して基本装備だけで挑むのはおすすめできません。

ブリの釣り方:ジギング

ブリは主にジギングによって釣ることができます。ジギングはルアーの中の疑似餌にあたるもので、主流なものではメタルジグなどがよく使われています。ジグは海中でもしっかり沈みながら跳ね上がるので、ブリの食いつきも良いです。

そんなジギングで狙いたいのは、やはり80cm以上のブリと呼べるものです。ジギングで使うメタルジグはそれぞれ重さや長さが違い、それらを潮の流れや水深によって変えていきます。ここの対応をしっかりするかどうかでそのポイントで泳いでいるブリを釣れるかどうかが決まります。

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