冬のエギングを楽しもう!釣果を上げるテクニックやおすすめロッドも!

主にイカの釣り方として人気のエギング。釣り上げたばかりのイカは透明度が高く、どんなに新鮮とは言え、スーパーにパック詰めされているものと比べると、美味しさは段違いです。ここでは、エギングの魅力や釣り方、おすすめのロッドや釣る時の注意点などを詳しく解説します。

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三度の飯より魚釣りが大好きな釣り女子です! 専門用語も多い魚釣りの情報を、初心者の方にもわかりやすく読んでいただけるような記事を書いていきたいと思っています。
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エギングについて

エギングとは餌木を使用した釣りのこと

餌木とは、イカ釣りの際に使用する餌に似せた釣具のことです。それをルアーのようにラインに取り付け、イカを誘います。イカはそれを餌の海老や小魚と勘違いして、触手で捕え強く引き寄せて抱きかかえます。エギには特有の針が付いているのでそこに掛かり、釣れると言う仕組みです。この餌木の歴史は古く、日本では昔から使われていたようです。

エギングは主にイカを狙う

イカ釣りはオールシーズン楽しめますが、特に冬は水温が下がると釣れる魚は限られてくるのでエギングをする人が多くいます。冬も釣りにくくはありますが、種類によっては旬という物もあるので、魅力的です。また冬は大型サイズが釣れます。主にイカ狙いではありますが、場合によっては青物やカサゴが釣れる事もあります。

エギングは初心者でも楽しめる

これは別に難しい釣り方ではありません。ルアーフィッシングと同じような要領で行うことができます。仕掛けも簡単ですし、複雑なテクニックもいりません。初心者にとって重要なのは、ポイントや時間でしょう。地元の経験者にリサーチして、どこでいつ釣れるのか?またどれくらいのサイズが上がっているかなど研究しましょう。

エギングに関する記事はこちら

冬のエギングの基礎知識

冬のエギングは釣りにくい?

冬は当然水温が下がりますが、日本の太平洋側にある黒潮が岸に近づくと、外気温は低くても水温は温かくなります。それを見極めれば冬でも十分釣果を望めます。水温は温かいとは言え、外は極寒という日もあるので、防寒対策はかなり重要です。厚着をする分、動きも鈍くなるので、安全には特に注意しましょう。

冬のエギングは水温に気を付けよう

イカを釣るために重要なのは水温です。冬場に釣れるアオリイカは、14℃以下になると死んでしまうので、その前に深みに移動してしまいます。外気温がぽかぽかと暖かいからといって、海水も温度が高いわけではありません。海水の温度は、潮や数日前の天気などに左右されます。水温を測るのも釣果につなげるコツです。

冬のエギングは太平洋側がおすすめ

太平洋側には黒潮があります。黒潮は流れの道筋によって、水温が変わることで知られており、漁業関係者はこの動向を常に注目しています。黒潮には一部、海水温が高いところがあり、冷たい海水に弱いイカは、黒潮がある太平洋側で釣るのがおすすめです。黒潮や海水温の状況は土日祝日を除く毎日、海上保安庁のホームページで確認できます。

冬のエギングで狙えるイカ一覧

冬のエギングで狙えるイカ:ヤリイカ

美味しいことで知られるヤリイカは、冬から春そして初夏にかけて長く釣れるイカです。地域によって異なるものの、大体その季節に産卵のため岸に近づくと言われています。このシーズンであれば堤防からも十分狙えるということになります。冬はアオリイカと思われがちですが、ヤリイカも狙い目です。

冬のエギングで狙えるイカ:アオリイカ

エギングといえば、やはり主役はアオリイカではないでしょうか。大きい物は50センチ近くあり、爆釣を狙うというよりは、大物狙いの人が多いようです。弾力があり、旨味や甘味のバランスが良く、料亭などに卸される高級品です。冬でも防波堤から狙える手軽さからファンが多く、ブームを巻き起こしています。

冬のエギングで狙えるイカ:ヒイカ

耳慣れない名前ですが、ジンドウイカとも呼ばれる、体長12センチほどの小型のイカです。体全体は茶褐色で、周囲の環境によって色を変えます。穏やかな場所を好むので、湾内などでイワシなどの小魚を捕食しています。

他のイカに比べて釣り方も簡単で、専用のロッドも必要ありません。小さいからこそできる、丸ごと煮付けがおすすめです。

冬のエギングで狙えるイカ:スルメイカ

誰もが知っているイカといえばスルメイカ。獰猛な肉食で活発なのが特徴です。外洋性なので、堤防や港ではなく外海を目掛けて狙います。料理の幅も広く、一夜干しやフライ、肝を塩辛にすることもできます。

産卵期が3シーズンあるので、一年を通じて美味しい個体を楽しめるのも特徴です。

冬のエギングで釣果を上げるテクニック①ヤリイカを狙う

冬のエギングこそヤリイカを狙おう

冬はどうしても他の魚が釣れにくい時期です。そんな中、サイズも大きく爆釣も狙えるのがこのヤリイカ。前述の通り、外洋性なので、潮流がある場所で釣るのがおすすめです。防波堤や堤防であれば、船で渡る島や、半島の先などでよく釣れます。よく冷やして持ち帰れば、新鮮なヤリイカの刺身を味わうことができます。

冬のヤリイカは昼間に釣るのがおすすめ

jplenio / Pixabay

イカ釣りは夜と思われがちですが、昼もおすすめです。昼間は実際に見えているイカを釣ることができるので、興奮度も高くなります。夜と違って、餌木のカラーを明るいものではなく、抑えめの光り物にすることでアピール力をアップさせることができます。またサイズの大きいものは、ひたすら底を狙うのも一つの方法です。

冬のヤリイカはたくさん釣れることもある

もちろん爆釣も十分狙えます。夜間にヤエンなどの仕掛けでたくさん釣っている場所だと、昼間行ってもイカがいないということがあるかもしれません。ヤリイカの習性を研究して、自分だけのポイントを探しましょう。また底を狙うか中層を狙うかや、しゃくりの仕方などのテクニックを磨けば、結果がついてくるのがエギングです。

冬のエギングで釣果を上げるテクニック②アオリイカを狙う

冬のエギングで大物のアオリイカを釣ろう!

冬になると特に、アオリイカ狙いの釣り人がたくさん見られます。アオリイカは特に冬、大物を釣ることができるのでおすすめです。また冬のアオリイカは、大きいだけでなく味も良いのが特徴です。エギングを始めるなら、やはりアオリイカを釣り上げることをまず目標にすると良いのではないでしょうか。

冬のアオリイカ釣りはポイント選びが重要

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