エギングをはじめよう!
まずは、どのような釣り方をするのか、何の魚が釣れるのか、由来やその魅力について詳しくご紹介します。
エギングとは?
エギングとは、「餌木」と呼ばれる疑似えさを使用して「イカ」を釣る釣り方のことを指します。その「餌木(エギ)」と現在進行形である「ing」を併せた、ルアーフィッシング的釣りの造語となります。
昔からイカ釣りは、船からの釣りが主でしたが、現在は防波堤や磯などの陸からの釣り方も確立されてきました。イカとの駆け引きはまさにブラックバスと似ていて、繊細なアクションが肝となる釣り方であるため、ブラックバス釣りをやっている人がハマりやすいと言われています。
エギングの魅力
主にアオリイカを狙う釣り方です。狙えば他のイカ(スルメイカ、ヤリイカ、アカイカ、スミイカなど)も狙うことができます。1年で3〜4kg以上にも成長するため、釣れた時には非常に高い達成感が味わえます。
また、どの料理でも美味しく食べることができるので、現在は大流行していると言っていいほど、人気がある釣り方です。
エギングは初心者でも始めやすい!
主にアオリイカを狙いますが、日本の遥か下の赤道から北海道南部までの広い区間に生息し、海水温が高ければ比較的年中釣ることのできる生き物のため、気軽に狙えるターゲットです。
釣り具メーカーから新しい種類のエギや道具などが沢山開発されている為、初心者でも流行的でスタイリッシュな釣りを手軽に行うことができます。
エギングの時期を知りましょう
どの時期が適しているのでしょうか。日中と夜どちらが適しているのか。釣りやすいタイミングをそれぞれご紹介します。
エギングは春と秋が釣れやすい
釣りの時期は地域によって様々ですが、釣れるとされる代表的な時期は春の3〜6月、秋の9月〜11月とされています。産卵で親イカが接岸する春は、ショア(岸)から狙いやすくなります。秋は、生まれたばかりの子イカが活発に動く時期となる為よく釣れます。
逆に、それ以外の夏と冬は産卵したものが死んでしまったり、水温の低下を避ける為にイカが沖に潜ってしまい、エギングでも釣れにくいと言われています。極端に水温が変わる地域の場合は、近くの釣具屋さんで情報収集したり、時期を絞って釣りをするのがベストと言えるでしょう。
エギングは夜に釣るのがおすすめ
マズメ時(夜明け前や日没前後の薄明るい時間帯)は餌を求めて活発に動く為、夜に非常に釣れやすくなります。この時間帯は、中層から表層にかけて上がってくる為、上層のイカを狙うことが釣果数を伸ばすポイントとなります。
ですが、警戒心が低い子イカは夜に限らず日中でもエギを狙う為、昼間全く釣れないという事でもありません。