ハゼについて知ろう!釣り方や料理もご紹介!

ハゼを捌き、ウロコや腹わたを取って下処理をしたら、軽く塩をふっておきます。片栗粉をつけ180度の油でほんのり色がつくまで揚げます。一旦取り出し、200度に温度を揚げた油でもう一度揚げて完成です。カリッとした食感ながら、身はホクホクで美味しく仕上がり、骨まで食べれるので是非試していただきたい料理です。

ハゼ料理のレシピ:甘露煮

下処理後、鍋に魚を敷き詰め下茹でをします。差し水をしながら2時間ほど茹でましょう。その後、茹で汁は全て捨て、新しい水を入れて再度火にかけます。沸騰したところに、砂糖、醤油、みりんで好みの味付けをしたら、あとは汁気がなくなるまでコトコト煮込むだけです。生姜を入れると臭みが取れます。お正月の昆布巻きにもおすすめです。

ハゼ料理のレシピ:南蛮漬け

姿揚げと同じように片栗粉をつけ油で揚げますが、塩ではなく塩コショウをふっておくことがポイントです。揚げている間にマリネ液を作ります。マリネ液は、市販のすし酢や調味料入りの酢が簡単でおすすめです。その中に、千切りした人参、玉ねぎ、パプリカを入れ彩りよくしておきましょう。二度揚げした魚を熱いままマリネ液に浸して完成です。

ハゼを刺身にしよう

小さいだけにかなり手間がかかりますが、せっかく釣ったのであれば刺身にしない手はありません。大量に釣れたら、とにかく捌くだけ捌いて、他の料理は次の日にしたとしても、刺身はその日に味わいましょう。

ハゼの捌き方

シロギスの捌き方とほぼ同じです。まず水で綺麗に洗い、ウロコを取って塩を振り、滑りをとります。背中を手前に向けて胸鰭に包丁を入れ内臓まで一気に取れるようにカットします。内臓を取り除き再度洗ったら、中骨に沿って包丁を入れ三枚おろしにします。1匹のハゼから2枚の刺身ができると考えてください。皮に匂いがあるので剥ぎましょう。

寄生虫に注意する

新鮮なものは、白く透明です。黒ずんでいたり、白いポツポツが見られたら寄生虫の可能性があります。加熱すれば死滅するとは言われていますが、食べない方が良いでしょう。近年アニサキスという寄生虫も注目されましたが、釣った魚もスーパーで買った魚も、生で食べるなら必ず寄生虫のチェックをして、安全に美味しく食べましょう。

ハゼの刺身は滅多に食べれない

よく釣れる魚ではあるものの、スーパーでは滅多に見かけることがないので、刺身を食べようと思えば料亭で高いお金を払って食べるか、自分で釣るかしかありません。貴重なハゼの刺身の味は、タイやヒラメよりも甘くて美味しいという意見もあるほどです。釣った人しか気軽に味わえない、このレアな料理を是非味わってください。

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