マンボウとはどんな魚?特徴や死因をチェック!見ることができる水族館もご紹介

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マンボウの肝は脂が乗っていて濃厚なので、珍味として人気があります。肝をポン酢や酢味噌と混ぜてお刺身と和える食べ方がポピュラーで、家で作る人もいる程です。主に三重県や紀伊半島などで昔から良く食べられていて、船の上で食べる漁師飯としても人気があります。

マンボウの食べ方:酢味噌

マンボウは主に身と肝を食べるのが一般的なのですが、水分が多く痛みやすいので、臭みが取れる酢味噌で食べるのが主流です。また、肝は旨味が強いのですがクセも強いので酢味噌と混ぜる事で食べやすく美味しくなり、酒の肴にぴったりな味わいです。千葉県では古くからこの食べ方が主流で親しまれてきました。

マンボウは水族館で見ることができる

ストレスに弱く敏感で神経質で直ぐに死んでしまうマンボウ。飼育する事は大変難しいとも言われています。でも、そんなマンボウと会える水族館も全国に沢山あるんです。会えばきっとちょっと面白くて、ほのぼのとした気持ちになる事は間違い無しです。

マンボウを見よう!

全国各地の至る所に水族館はありますが、マンボウが居ない水族館も沢山あります。でもきっと地元からそんなに遠くない場所でもマンボウを見られる水族館は有ると思います。是非この機会にマンボウに会いに行ってみてください。癒される事は間違い無しです。

マンボウを見ることが出来る水族館:仙台うみの杜水族館

東北地方で唯一のマンボウに会える水族館です。復興を象徴する水族館として建てられ、横浜・八景島シーパラダイスと仙台水族館開発で提携して運営されています。近隣にはアウトレットパークもあり、便利な立地条件です。

電車でのアクセスはJR仙石線の〝中野栄駅〟から1時間に2本程でシャトルバスが出ています。車は仙台東部道路〝仙台港IC〟を出て直ぐに着きます。東北自動車〝仙台南IC〟を出て車で約20分程です。

仙台うみの杜水族館
〒983-0013 宮城県仙台市宮城野区中野4丁目6−6番地
022-355-2222

マンボウを見ることが出来る水族館:横浜•八景島シーパラダイス アクアリゾーツ

恋する遊び島、略して〝シーパラ〟の愛称で親しまれている八景島シーパラダイス。ホテルや遊園地もあり、ジンベイザメが見られる事でも有名で、1日では全てを遊び尽くせない程充実の内容です。電車でのアクセスはシーサイドライン八景島駅から徒歩5分、車では首都高速湾岸線〝幸浦〟から約1.5km、横浜横須賀道路から約2kmです。

横浜・八景島シーパラダイス
日本、〒236-0006 神奈川県横浜市金沢区八景島
+81 45-788-8888

マンボウを見ることが出来る水族館:アクアワールド・大洗

魅力度最下位の茨城県ですが、日本最大級の水族館があります。マンボウは日本一サイズの専用水槽を悠々と泳いでいる事で有名です。他には深海をイメージした水槽や神秘的なクラゲ水槽が人気を集めています。

周辺には漁師グルメを楽しめる屋台や、四季折々の花が美しいひたちなか海浜公園もあって一日中楽しく過ごせます。アクセスはひたちなか海浜鉄道那珂湊駅よりバスで7分、大洗鹿島線、大洗駅よりバスで15分。車ででは東水戸道路、水戸大洗ICより15分です。

アクアワールド茨城県大洗水族館
〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252−3
029-267-5151

マンボウを見ることが出来る水族館:志摩マリンランド

マンボウがいる水族館は数ありますが、特にこのマリンランドはマンボウ推しの水族館です。また、志摩らしく、海女さんによる餌付けショーやシーラカンスやカブトガニなどの古代魚も人気の一つで、近隣の道の駅ではマンボウの串焼きなど珍しいマンボウ料理も味わえます。アクセスは近鉄線、賢島駅より徒歩2分、車では伊勢自動車道伊勢西ICより40分です。

志摩マリンランド
〒517-0502 三重県志摩市阿児町神明賢島723−1
0599-43-1225

マンボウを見ることが出来る水族館:海遊館

太平洋、グレードバリアリーフ、パナマ湾など世界の海を環太平洋の順に忠実に再現してあり、夜8時まで営業していて、夜の魚も見られる水族館として人気があります。マンボウは特別水槽ではマンボウのお食事タイムも見る事ができ、いつもと違うマンボウを楽しめます。

アクセスは大阪メトロ中央線、大阪港駅より徒歩5分、車では阪神高速湾岸線、大阪港線〝天保山出口〟より直ぐです。

海遊館
日本、〒552-0022 大阪府大阪市港区海岸通1丁目1−10
+81 6-6576-5501

マンボウを見ることが出来る水族館:海響館

マンボウはフグの仲間です。そして、フグで有名な山口県の海響館はフグ科の魚の種類が世界一。そこにマンボウも展示されています。周辺には唐戸市場もあり、新鮮な魚が食べられる回転寿司や食堂もあり、水族館と合わせて人気です。アクセスはJR下関駅よりバスで7分、車では下関ICより車でで15分です。

市立しものせき水族館 海響館
日本、〒750-0036 山口県下関市あるかぽーと6−1
+81 83-228-1100

マンボウの生態を知ってから見ると楽しさ2倍

何気無く見ても楽しく癒されるマンボウですが、マンボウの知識を持ってから見ると、また見方も変わって、違う視点からマンボウを観察する事が出来ます。目の前にいるマンボウが実は食べたら美味しい事や、とても弱くて死にやすい事など考えながらマンボウに会いに行ってみてください。

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