竿の長さは9.6フィート、硬さのランクはMH（ミドルヘビー）で、こちらも標準的なショアジギング用ロッドのスペックだと言えます。特徴的なのは、ボディのカーボン含有率が80％である点です。そのため価格帯に比して、十分な軽量性とロッドパワーを確保することができています。折りたたみ式なので、コンパクトに収納できる点も魅力です。
ソルティージャークSJ 96MH（プロマリン）
小型青物の釣りに特化した、ショアジギング用ロッドです。竿の長さは9.6フィートと若干コンパクトで、硬さのランクはMH（ミドルヘビー）です。特徴的なのは、ボディのカーボン含有率が99%となっており、竿の重さも220グラムと軽量である点です。
一方でロッドパワーは若干落ちるため、中型・大型の魚を釣り上げるのには向いていません。使えるルアーの重さの上限も、60グラムと若干低めに設定されています。小さな魚を狙う場合には、とても使い勝手の良い釣り竿です。
ソルパラ SPS-962LSJ（メジャークラフト）
こちらも小型青物を狙うのに向いているショアジギング用ロッドです。竿の長さは9.6フィート、竿の重さは200グラムです。素材には中弾性カーボンが使われており、低価格と軽量性の両立に成功しています。
ただ、頑丈さでは少し劣るところがあるので、もっぱら小型の魚を狙うのに向いています。使えるルアーの重さの上限は50グラムに設定されていますが、30グラムまでのメタルジグを使うとよいでしょう。上限ぎりぎりの重さのメタルジグを使うと、思ったように遠投することができなくなってしまいます。
スポーツライン 962MH（グローブライド）
竿の長さは9.6フィート、硬さのランクはMH（ミドルヘビー）なので、ショアジギング用として十分に使えます。素材の95%がカーボン繊維なので、使えるルアーの重さの上限60グラムという一定の頑丈さと、自重223グラムという軽量性を、しっかり確保できています。大型魚を狙うのには向いていませんが、それ以外には幅広く使えます。
ショアジギングロッドのおすすめ30選｜アブガルシアのロッド
アブガルシアは、スウェーデンの釣り具メーカーです。ベイトリールに定評のあるメーカーですが、海釣り用の釣り竿も数多く製造販売しています。その中から、ショアジギングロッドとして使えるものをピックアップしてご紹介します。
ソルティステージ SXJS-1032H-KR
ショアジギング専用に作られた釣り竿です。竿の長さは10.3フィートで、仕掛けを岸から遠くへ投げるためには十分な長さが確保されています。まったくの初心者からすると、慣れるまでは少し扱いづらさを感じる長さですが、少し経験を積めばすぐに慣れることができます。
使えるルアーの重さの上限は100グラムなので、特大サイズの大型魚を狙うには不向きですが、ショアジギングを楽しむためには十分なルアーウェイトが確保されています。硬さのランクもH（ヘビー）なので、力強いキャスティングにも耐えられる、中級者向けの釣り竿です。
ソルティステージ SXJS-962MH60-KR
これもショアジギング専用に作られた釣り竿です。竿の長さは9.6フィートで、初心者にも扱いやすい長さになっています。竿の硬さのランクもMH（ミドルヘビー）なので、キャスティングにまだ慣れていない初心者にも優しい扱いやすさと、力の強い魚に渡り合える竿のパワーが両立されている釣り竿だと言えます。
使えるルアーの重さの上限は、80グラムです。100グラム台のメタルジグが使えないので、中級者以上の釣り人からすると物足りなさを感じることがあるでしょう。ただ、これからショアジギングを始めようという初心者にはうってつけのスペックだと言えます。
オーシャンフィールド OFJS-60
長さが6フィートの、ショアジギング用としては短めの釣り竿です。とはいえ、使えるルアーの重さの上限は300グラムなので、とても重めのメタルジグでも使うことができます。飛距離の必要があまりないような局面では、コンパクトなサイズ感がむしろ機敏なアクションを生み出してくれるので、大物とのファイトも有利に持ち込めるはずです。
大物の魚であっても海岸近くに寄ってくるような、水温が高めの時期に使い勝手の良い釣り竿です。海岸近くに仕掛けを投げて、あとはコンパクトなサイズを生かして存分にファイトしましょう。竿のボディにはカーボンテープでの補強があり、大型魚を力強く釣り上げるのに役立ちます。使いどころを間違えなければ、とても強力なタックルとなります。
