外来魚ティラピアは美味しい魚?淡水の鯛と呼ばれる魚の生態や食べ方を徹底解説!

タイでは1960年代にタイ王国が食料難で移入、「仁魚」と言う呼称があります。1973年バングラデシュでは、同じく食料問題で日本から50万尾の親魚が贈呈されたというエピソードもあります。台湾や中国でも養殖が進められ東南アジアではポピュラーな食材となっています。

実は身近な食材

現代では、鯛の養殖が活発化した事により値段が下落、一般的な食卓に並ぶ事は少なくなりましたが、スーパーやネット通販等でも購入が手軽に出来ます。商品名はイズミ鯛と呼称されている事が多く、鯛よりも安価であり、調理済みのものも販売されています。

ティラピアのおすすめレシピ

では、購入してきた際に自宅で美味しく調理をする方法を紹介していきます。白身魚であるため、調理用途は様々あり好みがありますが、川魚特有の臭みも少なく食べやすいティラピアの調理方法を丁寧に説明していきます。

ティラピアのムニエル

白身魚の料理といえばムニエルがとてもポピュラーであり、世界各国で食されている料理の1つです。タンパクな白身はバターや醤油の風味を吸って、美味しくマッチしてくれます。ここでは、カリカリといった食感を大切にするため小麦粉ではなく片栗粉を使用します。

材料

ティラピア、片栗粉、オリーブオイル、バター、醤油、レモンやライムなど

ティラピアのムニエル/レシピ

①切り身を軽く洗いキッチンペーパーなどで軽く水気を拭き取り片栗粉を両面にまぶします。②フライパンにオリーブオイルをひき中火で①を両面がキツネ色になるまで焼きます。③バター、醤油を入れ両面を馴染ませ完成です。レモンやライムなどを絞って召し上がって下さい。

ティラピアの刺身

魚を食べる時はやはり刺身からと言われるように、魚の美味しさやクセが出やすいのが生の食べ方です。この魚は川魚特有の臭みが少なく、知らされていないと鯛と食感や風味が似ているため間違ってしまう程です。お酒のお供にも丁度良いでしょう。

ティラピアのフライ

白身魚のフライは子供から大人まで好きな一品です。ソースやタルタルソースに合わせても美味しく頂けます。ここでは、少しでも川魚特有の匂いが苦手な方用にアメリカではポピュラーなカレー風味のフライの調理方法を紹介いたします。

材料

ティラピア、ターメリックパウダー、チリパウダー、塩、キャノーラ油

ティラピアのムニエル/レシピ

①魚に塩とスパイスを揉み込みます。②フライパンに油をひき、中弱火で揚げていきます。③15分ほどかけて両面がこんがりと揚げれたら出来上がりです。お好みで野菜を入れても美味しく仕上がります。とってもシンプルな魚料理なのでお試しください。

ティラピアの入手方法

ここまで説明してきましたが、記事を読んでいて食べてみたい、見てみたいと思った方は多いのではないでしょうか。世間ではあまり名が知られていないこの魚、入手方法は大きく分けて3つあります。①スーパー等で購入②ネット通販で取引する③自分の力で釣るという方法になります。

スーパーで買う

一番手取り早い方法として、近くのスーパーや魚屋で購入できます。コストコや業務スーパーでは、冷凍魚として人気が高いです。スーパー大手のイオンでは刺身として売られており、値段が400円前後と安価で購入出来ます。

インターネットで買う

通販では、観賞用の稚魚も10匹1000円程度で購入が可能で食用の成魚なると1尾500円から1尾(500〜700g)×5kgを4000円前後の購入まで幅広く対応しており、大量に購入する方や観賞用で買いたい方はオススメです。

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