メスティンを使うメリットを4つ紹介します
軽くて道具もコンパクト!使い勝手がいいと大評判のメンティス。メスティンを使うメリットは沢山あるのですが、基本性能のご飯が炊ける!ということ以外にもメスティンが1台あると本当に沢山の料理を簡単に作ることが出来ます。
メスティンはご飯が炊けて鍋にもなる
メスティンの基本性能の一つ飯盒。ご飯が美味しく炊き上がります。海鮮を入れた炊き込みご飯なんて最高です。そして、鍋の代わりにもなります。山登りの山頂でメスティンで湯を沸かしコーヒーを飲むことも、簡単にラーメンを作ることも可能です。
メスティンの蓋はフライパンになる
メスティンの蓋もアルミ製です。簡単なものなら蓋で焼くことも可能。アルミホイルをフタの上に敷いてウィンナーを焼いたり目玉焼きを焼いたりするぐらいなら、本当に簡単にできてしまいます。ソロキャンプの一人飯がグンと豪華になります。
メスティンはレシピが豊富
メスティンを使った料理のレシピは沢山あります。多くの方が試行錯誤をしてアイデア料理を日々開発しているので、蒸し料理や、煮物、炊き込みご飯といった凝った料理も簡単にできます。メスティン一台で完成する料理のレパートリーは無限かもしれません。
火の伝導率が高いので調理が早い
メスティンの素材はアルミニウムです。アルミは軽くて持ち運びが便利な他に、熱伝導率が高いという特徴を持ちます。つまりすぐに熱くなるから調理が早いという事です。お湯だってすぐに沸かすことが出来ます。
メスティン以外にもおすすめのクッカーはあります!使ってみたいキャンピングクッカーをまとめた記事がコチラ!一緒にみて下さい。
メスティンを使う前にきちんと準備をしましょう!
メスティンを使う前には準備が必要です。それがバリ取りとシーズニングです。日本製の品質の高い調理器具は購入したらすぐに使えますが、スエーデンからやってきたメスティンは使う前の準備が必要。ちょっと面倒な作業ですが、絶対にやった方が良いので楽しんで準備しましょう。
「バリ取り」とは?
メスティンは簡単にいうとアルミの箱です。淵には切断の際に出来た「バリ」と呼ばれるささくれが沢山あります。手で触るとボツボツとしてザラザラです。個体差もあり手が切れるほどのバリが出ていることもあります。
シーズニングとは?
鉄製の鍋やフライパンを使う前に慣らす作業をシーズニングと呼びます。フライパンなら油慣らし、アルミ鍋なら黒ずみ防止や匂い消しになります。メスティンの場合はアルミの表面に被膜を作り黒ずみや匂いを消す作業になります。
シーズニングしないとどうなるの?
シーズニングしないとメスティンはアルミ製品なので、水とアルミが反応し酸化現象が起き黒く変色してきます。たわしやクレンザーで擦るときれいになります。また最初はどうしてもアルミの金属集が気になり料理が台無しになってしまう事も。下準備はやっぱり必要です。
重曹は使っちゃダメ!?
重曹は絶対使っちゃダメです!重曹は鍋の汚れや黒ずみを落とす事が出来るアイテム。キッチンには常備されていることが多いです。黒ずみが出てしまったメスティンを重曹で洗うとどうなるか?実は全くきれいになりません。それどころか二度と黒ずみは落ちない事態に陥ります。
重曹を使うとどうなるの?
重曹とアルミは相性が良く強く結びつくという性質を持っています。黒ずみの出てしまったメスティンを重曹で洗うと黒ずみのまま重曹と結びつき黒ずみはしっかりと固定。もう落とすことが出来ません。ただし、黒くなっても使用には問題が無いので捨てずに使ってください。
メスティンのシーズニング方法をご紹介!
メンティンのシーズニングの方法を紹介します。一般的にシーズニングに適している方法は米のとぎ汁。その他には野菜のクズで煮沸する方法があります。変わったところではコーラを使った方法なんてものもあります。
シーズニングってメスティンに何が起こってるの?
シーズニングはメスティンの素材であるアルミに酸性の被膜を作って酸化を防止しています。放置しておいても大気の成分でメスティンの表面には被膜ができますが、より強固な被膜を作って酸化を防止する!それがシーズニング。それと気になるアルミ臭を取り除くことが目的です。
米のとぎ汁に入れて煮沸する
米のとぎ汁を大きめの鍋に満たしで、メンティンを全て沈め10分ほど煮ます。火を止めたらそのまま冷めるまで放置します。もちろん蓋も一緒に沈めてください。冷めたら軽く洗って水分をとったら完成です。白っぽくアンティーク感が出たように感じになります。
無洗米でとぎ汁が無い
無洗米でとぎ汁を入手するのが難しい場合は、鍋の中に水をはりメンティンを沈め、ひとつまみ程度のお米を入れます。お米が柔らかくおかゆ状になるまで煮込めば完成。とぎ汁と同じようにメンティンの周りに被膜が出来ています。
野菜のくずと一緒に煮沸する
野菜のくずを鍋に入れいれメンティンを浸します。お米のとぎ汁と同様に10分程度煮沸して、火を止め冷めるまで待ちます。お米のとぎ汁のように目に見える被膜はありませんが同じようなコーティングが出来ています。