クッカーで美味しく炊飯!クッカー炊飯の基本をマスターしよう

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お水の計量はもちろん、コップやオタマ、お皿としても使えて、そのまま火にかけられるのでちょっとした炒め物もできたりと、とにかく万能なアイテムです。軽くて持ち運びも楽ちん。どう使うかはあなた次第です。

キッチンタイマー マグネット デジタルタイマー スタンド機能付き

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スマホで時間を図るのも良いですが、充電なども気になり、途中で充電が無くなったりしたら大事になってしまいます。そんな危機を寄せ付けない為にもタイマーを持って行くのもおすすめです。軽くて小型。スタンドもあるので立て掛けて置くこともでき、ぶら下げておくことも出来ます。美味しい炊飯には時間がとても大切です。しっかりと管理しましょう。

火器の選び方

美味しくご飯を炊く為には火器はマストアイテム。焚き火でもバーナーでも固形燃料でも作れますが、自分が使いやすくて美味しくご飯を炊けて、楽しめる物が最適です。シュチュエーションに合わせてしっかりと火器を選べば、失敗せずに炊飯を楽しめます。

バーベキューなど大人数で楽しみたい時は焚き火台、ソロキャンプを楽しみたい時はバーナや固形燃料など使うシーンを考慮して選ぶことが大切です。

焚き火台

一度に沢山の料理が出来たり、夜は焚き火として暖を取れたりと何かと役立つのが焚き火台です。しかし、バーナなどに比べると大きくて重たくなりますので、車で行けるような場所でのバーベキューなどにおすすめです。

また、火を起こすのも固形燃料や着火剤を使えば楽ちんです。その場で枝を集めて火を起こす事も出来てとても便利ですが、後始末はしっかりと手間をかけてしなければいけません。

ユニフレーム  ファイアグリル

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アウトドアシーンに万能で大人気です。焚き火にも使えて火力を調整しやすく、バーベキューやお鍋を置く事も出来て、一度で炊飯と料理を作る事が出来ます。重量も容量の割に軽く、タフで使い勝手が抜群、コスパも良いのでおすすめです。

バーナー

登山やハイキング、ソロキャンプ などの時はリュックに小さく入れられて軽くて便利なバーナタイプがおすすめです。クッカーは一つしか乗せられませんが、火力も楽に調整できるので炊飯の時にはとても便利です。ゴミも出ずに片付けも楽ちん。

ただ、気温によって付きにくくなつたり、火力が上がらなかったりする場合もありますので、低温時でもきちんと火力が確保できる物がいいでしょう。

ソト(SOTO) レギュレーターストーブ

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火を起こすのは大変だし、リュックの荷物はもっと軽くしたいと思う人は固形燃料を使っての、ポケットストーブがおすすめです。固形燃料もダイソーなどの100円均一ショップで簡単に手に入るので、コスパもお手頃。固形燃料1個でクッカー炊飯も出来るくらい火は続きます。ただ、風が吹いたりすると消えやすいのできちんと風除けを設置することが重要です。

エスビット ポケットストーブ

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タバコの箱くらいのサイズに収納できるのでポケットにも入るほどの小ささですが、火力も使い勝手も抜群で、災害時などにもとても便利。数ある火器の中ではコスパは最強です。ただ、とても小さいので乗せられる鍋も限られて風除けはマストアイテムです。バーナについてもっと知りたい方はこちらもご覧ください。

お米を火にかける前にやっておくこと

クッカーでの炊飯は難しい!と思われがちですが、事前の準備をしっかりしておけば失敗も無く、美味しくご飯が食べられます。逆に言えば、事前の準備無くしてクッカー炊飯は失敗します。行き当たりバッタリでは無く、きちんと事前準備をしてから挑みましょう。

お米はあらかじめ水に浸しておく

キャンプなど、現地に着いてからでも水に浸しておくのは間に合いますが、絶対に失敗したくないなら1時間は浸して置かなくてはいけません。30分くらいでは場合によっては芯が少し残ってしまう時があります。

お米は無洗米を選ぶと便利

水道がない場所では特に、水を現地に持っていくのはとても荷物になるし、貴重な物になります。また、山などでは研いだ水を捨てられないので無洗米が便利です。もし、無洗米が無い場合はあらかじめ研いだお米を持っていきましょう。

また、お米は一度に食べる量を計量してから小分けにしてビニール袋に入れておくのがおすすめです。

クッカー炊飯にチャレンジ!②お米1合編

いざご飯を炊いてみても少なかったり、余ってしまったりでは楽しさも半減です。荷物が増えて負担になったり、足りなくて途中でお腹が減ってしまっては、体力のいるシーンなどは命にかかわるかもしれません。しっかりと必要量を見極めてご飯を炊きましょう。

こんな場合はお米1合がぴったり

お米1合でお茶碗にしっかり2杯分あります。ソロキャンプの場合や2人での登山やキャンプなどでは、炊く量は一回に1合あれば足りるでしょう。残った時はオニギリを作っておいて、途中でお腹が空いた時用に取っておくこともできます。

クッカーでお米1合を炊く手順

水の量

まず、必要な時はお米を研ぎます。無洗米ならそのままでOKです。普通のお米1合で必要な水量がだいたい180〜190ml無洗米は少し多めの220〜230mlが必要になります。

加熱

バーナーなどで火の調節ができる時は、沸騰するまでは強火にします。約5分くらいです。蓋をせずに箸で時々かき混ぜて焦げ付きを防止します。沸騰したら蓋をして弱火で焼く15分間火にかけます。この時、火加減を一定に保つために風よけをしてください。

蒸らし

火を止めてそのままでも良いですし、あればタオルなどにくるんで保温して約15分蒸らします。途中気になれば好みの柔らかさを確認してください。

クッカー炊飯にチャレンジ!③お米2合編

みんなで楽しくキャンプご飯。一体、何人で何合いるか、沢山食べる人もいるか、クッカー1つで足りるのか。ご飯一つとっても色々考えることは多いです。1合炊くのと2合炊くのでは水の量なども変わってくるんです。

こんな場合はお米2合がぴったり

男性で大体1度に1合食べると考えると2合では男性2人分となります。女性なら3〜4人分です。クッカーもなみなみに炊飯するのではなく、余裕を持たせて炊飯した方が美味しく炊けるので3合炊けるクッカーでも慣れないうちは2合で炊くと吹きこぼれなどしづらくなります。

クッカーでお米2合を炊く手順

水の量

お米を研いだら普通のお米で水360〜380ml、無洗米で440〜460mlで、1合の倍の量になると考えてください。

加熱

基本は1合と変わりません。はじめに蓋を開けた状態でよくかき混ぜながら沸騰させてください。ここでも時間は約5分です。沸騰したら蓋をして弱火にして15分加熱します。

蒸らし

加熱が終わった時点で一度、お米の状態を確認してみてください。蒸らしは基本的に15分程ですが、好みによって長くしたり、短くしても大丈夫です。蒸らしを効率的にする為にタオルで巻いたりや保温バックにいれてもいいでしょう。

手抜きクッカー炊飯もしてみよう!

ソロキャンプの時なんて、行き当たりばったりが楽しいし、それが醍醐味だ!と思う事もあるでしょう。また、炊飯の火加減なんて分からない、と思う事もあります。そういう時は手抜き炊飯にチャレンジしてみましょう。

水の量

米は水に浸しておいた方が良いですが、時間がない時は家でお米を洗って、水切りを甘めにしてジップロックなどに入れて持っていきましょう。水は米1合あたり180〜190mlですが測れなかった時は、指を鍋に縦に入れた時に水が第一関節位の量が目安になります。鍋に掌が入る時は手の甲に水がかぶるくらいが目安です。

加熱

おすすめは固形燃料です。20分くらい持続する固形燃料を持っていきましょう。クッカーをセットしたら固形燃料に火をつけ、クッカーの蓋が飛ばないように必要であれば石などの重しを乗せます。後は火が消えるまでそのままです。

蒸らし

火が消えたらタオルや保温バックに入れて15分そのままにします。炊飯用のクッカーでない時は、焦げ付かない様に逆さまにすると良いでしょう。

炊飯用クッカーを使いこなして山ごはんを満喫しよう!

雄大な大自然の中で食べる炊きたてご飯は何物にも変えがく最高です。クッカー炊飯をマスターしてどんどん色々な種類の山ごはんにチャレンジしてみましょう。アイデア次第でクッカー炊飯は無限に楽しめます。

他にも色々とクッカーを使って山ごはんを楽しみたい方はこちらもご覧ください。

楽しい食事は美味しいごはんから!

みんなでワイワイの時も、1人の時も、食事のお供に温かいご飯があれば最高です。始めは下準備をしっかりとして、食事のメニューなどをきっちり決めて行くといいでしょう。クッカーで炊いたご飯なら、レトルトカレーでも最高のご馳走になります。慣れてきたら炊き込みご飯にチャレンジしましょう。

レシピは何通りもあって、その美味しさと手軽さから、炊飯器を使うよりも家でもクッカー炊飯する人が続出しています。休みの度にアウトドアでクッカー炊飯がクセになってしまうでしょう。

バーナについての記事はこちら

レシピについての記事はこちら