コンデジの魅力は各種類ごとに千差万別!
普段使いのカメラとしてスマホを持っている人も、やっぱりより高画質の写真を撮りたいと思ったらコンデジの購入を検討しますよね。けれど、コンデジはそれぞれの種類ごとに特長が異なり、見慣れない用語や数字ばかりで、一体何が良いのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか?
スマホのカメラ機能ではコンデジ最強機種にはかなわない
確かに、スマートフォンのカメラ機能も非常に進化してきていて、画素数が2.000万を超えるようなスマホカメラも出ており、一見すると「もはやスマホカメラで十分なのでは・・・?」という風に思えてしまいますよね。けれど、スマホのカメラと最強機種のコンデジでは圧倒的なスペックの違いが存在します。
コンデジを画素数で選ぶ時代は終わった
カメラ選ぶ時何を重視しますか?
いざ新しいカメラを買おうと思ったときになんとなく重要視、もとい最重要視してしまう要素の一つが「画素数」ではないでしょうか?最近は画素数のインフレが進み、スマートフォンのカメラでも一眼レフに迫るほどの画素数をもつものがあふれています。しかし、プロのカメラマンが使っているカメラの画素数を参考にしてみると実は案外大したことなかったりするんですよね。
人間の目ではもはや知覚できない違い
実は、画素数が大きくても、画質としてはそこまで大きな違いになりません。テレビで4kの高画質テレビがありますが、大画面の4kでもせいぜい800万画素程度です。それを、スマホの小さな画面で2.000万画素と言ってもそれは近くできるレベルの違いにはならないのです。つまり、人間の目で見るのに限って言えば、画素数が多かろうと少なかろうと、ある程度のレベルからは大して違いとして現れないということになるのです。
コンデジで撮りたい被写体を決めれば最強コンデジに巡り合える
「自分がコンデジを使ってどのような写真を撮りたいか?」これが決まってしまえば、ほとんど購入する際に重視すべき機能は決まってきます。自分の理想の写真を撮影するために必要な最強機能を備えた、最強のコンデジを探しましょう!
最強のコンデジを選ぶのに知っておきたい6つのこと!
この記事でご紹介している「最強のコンデジ」とは、あくまで「ユーザーが重視するポイントに限って最強」という意味。ユーザーがどのような撮影シーンや撮影イメージを持っているかによって、重視すべき性能も異なるので、ユーザーごとの最強コンデジがあります。
①最近のコンデジは画素数が高いからどれでも安心
先述のように、最近のカメラはスマホですらも2.000万画素を超えるような画素数インフレ状態です。実を言うと、このように新しい商品の画素数がどんどん高くなっている状況は、カメラメーカーの競争意識から発展したもので、実際に求められる必要十分な画素数というのは、最近のコンデジはほとんど満たしているといえるのです。
②レンズの明るさ「開放F値」が画質を決める
開放F値という言葉を聞いたことがありますか?F値は、撮影する際のレンズの明るさを示す値です。F値の値が小さいほどレンズが取り入れる光の量が多くなり、柔らかな印象の写真に。F値の値が大きいほどレンズが取り入れる光の量が少なくなるので、シャープな印象の写真に仕上がります。
③ズーム機能は光学ズーム倍率で判断
コンデジのズーム機能には「光学ズーム」と「デジタルズーム」の2種類があるのをご存知ですか?光学ズームは被写体を虫メガネで拡大する要領で、レンズの焦点距離を変更して撮るので画像が劣化しないことが特徴です。一方でデジタルズームは画像の一部をトリミングしそれを拡大するため、画質があれた写真となってしまいます。そのため、ズーム機能を見るときは光学ズームの項目を重視するようにしましょう。
④望遠とズームは違う!望遠は望遠焦点距離で選ぶ!
カメラの仕様を見ていると「光学ズーム20倍」とかって書いてありますよね。なんだか数字が高ければ高いほどズーム性能が高いのかと思いますけれど、これはおおきな間違い。「ズーム○○倍」というのは、「広角焦点距離から見て望遠焦点距離まで何倍ズームできるか」ということであり、ズーム倍率だけでは、どれくらいの距離まで焦点を合わせられるかという情報がわからないのです。そのため、望遠性能を重視したいなら見るべきポイントは「望遠焦点距離」です!
⑤草花や昆虫を接写するならマクロ機能に注目しよう
昆虫のような小さな生き物を超至近距離から撮影したような迫力ある写真を見たことありますよね?あのような写真は実際にカメラレンズを被写体に近づけて撮影しているわけではありません。通常状態のレンズよりも被写体により接近した状態で被写体を撮影する「マクロ撮影」機能は小さな被写体を撮影したいと思ったら必見の機能です。
⑥コンデジはやっぱり小型、軽量で選ぶのも良い
コンデジの大きな魅力の一つはやっぱりコンパクト、軽量で持ち運びに便利なところ。最近は小型のコンデジでも普段使いに十分以上の性能を備えたハイスペックなものも多いので、携行性の高さを重視するのも良いでしょう。
コンデジについてもっと知りたい人はこちらの記事も参考にしてみてください。
画質にこだわって「開放F値」が最強のコンデジおすすめ4選!
開放F値の「広角焦点距離」の値が小さいものは、より多くの光を取り入れることができるので、夜間の撮影などにも最適。明るい印象の写真を撮ることができ、適度な「ボケ味」を演出することができるので、写真の仕上がりがグッとプロっぽくなります!
「キャノン パワーショット S120」
¥47.900
スペック
- 画素数 :1210万画素
- 開放F値 :W1.8-T5.7
- 光学ズーム倍率:5倍
- 望遠焦点距離 :26mm
- 広角焦点距離 :5.2mm
- サイズ :100.2*59.0*29.0mm
- 重量 :217g
「キャノン パワーショット S120」のおすすめポイント
開放F値がW1.8-T5.7と広めで、光を多く取り入れた柔らかみのある写真から、光の量を抑えたシャープな写真まで、自分の好みのイメージに写真を仕上げることが出来ます。薄暗い場所でもきれいな写真撮影を行うことが出来、SNSへの写真のアップロードが簡単なので、普段使いのカメラとしても最適です。
「ライカ デジタルカメラ D-LUX Typ109」
¥159.00
スペック
- 画素数 :1680万画素
- 開放F値 :W1.7-T2.8
- 光学ズーム倍率:3.1倍
- 望遠焦点距離 :75mm
- 広角焦点距離 :24mm
- サイズ :117.8*66.2*55mm
- 重量 :405g
「ライカ デジタルカメラ D-LUX Typ109」のおすすめポイント
大型のセンサーを採用しているモデルで、光を多く取り込むことが出来、自然味のある綺麗な写真を撮ることができます。ライカの本社で丁寧に製造されている高品質なレンズによってクオリティの高い光を映し出すことのできるアイテムです。シンプルなデザインと操作性によって使用するユーザーの評価も高いコンデジです。
「ソニー サイバーショット RX100 Ⅲ」
¥59.000
スペック
- 画素数 :2090万画素
- 開放F値 :W1.8-T2.8
- 光学ズーム倍率:2.9倍
- 望遠焦点距離 :25.7mm
- 広角焦点距離 :8.8mm
- サイズ :101.6*58.1*41.0mm
- 重量 :290g
「ソニー サイバーショット RX100 Ⅲ」のおすすめポイント
本体は非常にコンパクトでありながら、カールツァイスのレンズを採用した明るめの大口径レンズによって質の高い光を多く集めることのできるモデルです。映り込みを抑えるコーティング加工により被写体を細部にわたり鮮明に映し出すことが出来ます。
「ソニー サイバーショット DSC-RX100M5」
¥88.580
スペック
- 画素数 :2100万画素
- 開放F値 :W1.8-T2.8
- 光学ズーム倍率:2.9倍
- 望遠焦点距離 :25.7mm
- 広角焦点距離 :8.8mm
- サイズ :101.6*58.1*41.0mm
- 重量 :299g
「ソニー サイバーショット DSC-RX100M5」のおすすめポイント
撮像エリアに配置された615個の像面位相差AFセンサーにより、搭載されているAF機能は世界最高速。明るいレンズで光量を多く取り込みつつ、被写体の撮影タイミングをしっかりと鮮明に映し出すことのできる高い追従性で精度の高い写真を撮ることが出来ます。
ズーム倍率が最強なコンデジおすすめ4選!
ここでは、望遠焦点距離も十分にあり、ズーム倍率が高いアイテムをピックアップしました。広角から望遠まで幅広い範囲をカバーしたオールマイティな撮影が可能になります。