1990年に「バンタムスコーピオン」が登場。1992年には「バンタムスコーピオンメタニウムXT」という商品がが発売されました。赤色ボディーが特徴的だったため、通称『赤メタ』とも呼ばれファンの間では一世を風靡。「シマノ・バリアブルブレーキ・システム(SVS)」や、穴開け加工の「ブランキングスプール」の採用などで魅力的な製品に仕上がっていました。
1990年台後半
1998年には「スコーピオンアンタレス」が登場。銀色で周りを移し込むほど美しいボディーが印象的で「蠍座のメインスター」と呼ばれていました。この時のアンタレスは淡水専用であったため、ラインのキャパもありませんでしたが、その後海水にも対応する「アンタレスVer.2」、ギア比5.0:1で力強い巻き上げが出来る「アンタレス5」、黄金比の34ミリスプールを搭載した「アンタレスAR」モデルが続々と発売されました。
現在のスコーピオン
現代は遠心力ブレーキシステム「NEW SVS∞(インフィニティ)」を搭載した「スコーピオン」、マグネットブレーキシステム「フィネスチューンブレーキシステム(FTB)」を搭載した「スコーピオン BFS」、シマノのブレーキシステム「デジタルコントロールブレーキ(DC)」を搭載したベイトリールの「スコーピオンDC」など現代のバスフィッシングの他にも幅広いシーンで人気があります。
シマノスコーピオンのラインナップを紹介!シマノスコーピオン70・71シリーズ
バス用のベイトリールとして活躍する定番なシリーズです。各種ご紹介します。
シマノスコーピオン70・71シリーズとは?
ルアーに合わせてラインやロッドを選ぶことができ外部ダイアルの調整のみで様々なシチュエーションにも対応できるブレーキ調整幅を実現しています。キャスティング時にブレーキシューを4個オンにしておけば、内部のブレーキシューの調整は必要がありません。耐久性も向上しました。バス用のベイトリールとして活躍することでしょう。
シマノスコーピオン70 RIGHT
- ギア比:6.3
- 最大ドラグ力(kg):4.5
- 自重(g):190
- スプール寸法(径mm/幅mm):32/22
- ナイロン糸巻量(lb.-m):12-100、14-90、16-80
- ハンドル長(mm):42
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):63
ノーマル仕様のリールです。トルクが強いため、少力でもゆっくりルアーを動かしながらリールを簡単に巻くことができます。巻物ルアーにおすすめで、クランクなどのついたものをボトムに落としながら使用することをお勧めします。