焚火を使って料理をするならばぜひ揃えておきたいアイテムをご紹介します。これらがあると、キャンプをしている際の満足度や雰囲気も一気に高まるのではないでしょうか。
キャプテンスタッグ 炊飯器
スペック
- サイズ:180*110*135mm
- 重量 :340g
- 材質 :アルミニウム
キャンプ料理の定番、カレーライスのご飯を炊くときに使う炊飯器です。これがあるとアウトドアの雰囲気が出ますよね。
ユニフレーム スチームスキレット
スペック
- サイズ:25*5cm
- 重量 :3.2㎏
- 材質 :黒皮鉄板
しっかりとした造りのスキレットです。鉄製のスキレットは重いけれども使えば使うほど味が出て愛着がわくアイテムです。
スノーピーク 和鉄ダッチオーブン
スペック
- サイズ:316*268*56mm
- 重量 :7.6㎏
- 材質 :ダクタイル鋳鉄
キャンプ料理道具の定番、ダッチオーブンです。これ一つあるだけでアウトドア料理の幅がぐっと広がるので、調理好きならばぜひ。比較的安価なものも買い求められるので、自分の予算にあったアイテムを探しましょう。
焚火の道具③:忘れがちな小物アイテム
キャンプ場について、お目当てのアイテムを探してみたら持っていなかった…ということ、有りますよね。あると無いとでは大きな差が出るのに意外と忘れてしまいがちなこれらのアイテムもぜひこだわって選んでみてください。
着火剤
自分で拾い集めた薪や枯れ葉のみで焚火を楽しむ方がよりアウトドアらしくてよいかもしれないですが、やはり自然のものだけでは乾燥度合いなどの違いから難易度が高めになってしまいます。着火剤だけでも、持参のもので楽をしてもいいかもしれませんよ。
ユニフレーム 森の着火剤
1箱で12回分使える着火剤で、間伐材を利用したエコな着火剤です。灯油などを含んでいないため、手を汚さずに作業することができます。
火ばさみ
案外忘れがちですが、これがなければ加熱中の薪を組み替えたりするのが難しくなってしまいます。焚火の際には忘れることのないように気を付けましょう。
ユニフレーム 焚火トング
適度な長さと270gという軽さで扱いやすいトングです。薪を挟む必要があるので十分な強度があるのが良いところです。
耐火グローブ
薪をくべる際や熱くなった鍋やスキレットを持つ際に何かとあると便利な耐火グローブも忘れがちなアイテムですよね。専用のものでなくても、厚手のしっかりとした造りのグローブを持っておくと安心です。
スタンコ 耐火グローブ
牛革製のしっかりとした造りのグローブです。耐熱温度は約300度で、スキレットやダッチオーブンのような高熱のアイテムを持つ際に最適です。
ナタ
自分で拾い集めた薪などは大きさがまちまちで、そのままくべると上手く着火しなかったりします。太い薪は予め鉈で細かく割っておくのがおすすめ。鉈を素手でもって、薪はグローブをはめた手で持って安全に作業しましょう。
ユニフレーム つるばみ鉈
刃先が四角くなっている角鉈です。薪割をするのである程度の重量があるものがおすすめ。
着火ライター
ライターはアウトドア用のものでなくても問題ありませんが、やはりアウトドア用のライターにはそれだけの価値があります。熱量や防風性能など、アウトドアに特化したアイテムならではの良さもあるのでぜひご検討ください。
ソト スライドガストーチ
アウトドアらしい機能的な見た目のガストーチです。一般的なライターよりも熱量があり、防風性能もあるアウトドア用のライターは焚火の着火に最適。カセットガスから充填できるタイプですので、比較的安価に使えるのも魅力です。
焚火のやり方:準備から炎の安定まで
焚火をやる際の具体的な準備や、炎を安定させるまでの手順・コツをご紹介します。初めての焚火でも、しっかり落ち着いて取り組めば失敗知らずです。
薪の下準備
薪は拾ってくる段階で大・中・小というサイズ別に分けて採集するのがおすすめです。水分量が多すぎると火付きが良くないので必要に応じて表皮などをナイフで削りささくれだった状態にしましょう。空気を効率よく取り入れることができます。
焚火は細い薪から太い薪へと火を移していくのが基本です。市販の薪はたいてい太すぎるので鉈などを使って使用しやすいサイズに割っておくとよいでしょう。最初はほんの爪楊枝程度の太さのものから始め、徐々に太くしていくので、それぞれのサイズ感の薪を調整して準備しましょう。
上手な薪の組み方
- 一番下には焚き付け用のよく乾燥した枯れ葉や着火剤を密集させておきます。
- その上に、爪楊枝程度の太さの小枝を向きをそろえて束にしておきましょう。
- 最後に、もう一回り太めの枝を、斜めに立てかけるようにセットすれば最初の着火段階です。ここでの組み方で後々の火の作り方に大きな差が出るので丁寧に作業するようにしましょう。
スムーズな着火方法
基本的に焚火は着火してからはほとんど火種をいじらないことが理想です。最初に薪を組む段階で火おこしの8割が決まってきます。事前に納得がいくようなセッティングをすることで、その後の作業がスムーズにできます。
また、市販の着火剤やアウトドア用のガストーチを使うことで、安定しにくい火種を安定して扱うことができますので、こちらもおすすめです。ちなみに、松ぼっくりは油脂を多く含むので天然の着火剤として活用できます。