アコウの特徴や生態は?釣り方や美味しい食べ方まで完全網羅

①まず頭を胴体から切り離します。②お腹側に尾まで軽く切れ込みを入れます。再度同じ切れ込みに身を持ち上げながら中骨まで切れ込みを入れ身を離していきます。③同じ様に背側も切れ込みを入れた後身を剥がしていきます。これで半開きの状態にります④ひっくり返し同じ手順で開いていくと三枚おろしが完成です。

アコウの栄養価

美味しい上に栄養価が非常に優れた食材です。良質なタンパク質を秘めており、100gあたり19g含まれています。癖も少なく魚嫌いな方やお子様まで幅広く楽しむ事が出来ます。また、アミノ酸が豊富でグルタミン酸(旨味成分)をはじめ、ロイシンやアスバラギン酸、リジン等が含まれています。さらにビタミンや無機質等の成分も含まれます。

アコウの美味しい食べ方とレシピ

クエや金目鯛に並ぶ高級魚であり、基本的にどういう食べ方をしても美味しく味わう事が出来ます。身はしなやかで味わい深く、刺身、煮物、唐揚げ等オーソドックスな食べ方が本来の美味しさを存分に引き出す事が出来るでしょう。ここでは、食べ方やレシピについてご紹介します。

刺身

夏のフグと称される様に、身はプリプリで鮮度が高い内は刺身が特に美味しさを際立たせてくれます。よく聞くことは、寄生虫の問題です。領域によりけりですが、一般的な海で、水質さえ悪くなければ問題ないレベルでしょう。気になる方は火を通したり、下処理の段階できっちりと洗浄、老廃物、内容物を取り除きましょう。

唐揚げ

熱をしっかり通せ、プリッとした身が引き立つご飯のお供です。味はしつこくなく、味わい深い白身は、幾らでもお腹に入れる事が出来るので食べ過ぎには注意です。材料は。アコウ、塩、胡椒、酒、片栗粉、揚げ油です。

唐揚げ/レシピ

①鱗と皮は付けたままで構いません。大きめの削ぎ切りにします。②身に塩、胡椒を振りかけ、酒で味付けをし、片栗粉をまぶしていきます。③後は170℃の油で身に火が通るまで揚げていけば完成です。

煮物

こちらも美味しい魚には欠かせない一品です。身は煮つけの相性が良く、味をしっかりと吸って旨味を調和してくれます。材料は、アコウ、水、醤油、砂糖、酒、みりん、生姜です。一般的な煮物を作る材料達です。

煮物/レシピ

①平な鍋を用意し、水、醤油、砂糖、酒、みりん、生姜と調味料を入れていきます。②身に味が染み渡り易い様に飾り切りをし鍋に入れていきます。③穴を開けたキッチンペーパーを被せ10〜15分煮込みます。その後、魚を返さず、煮汁をかけ完成です。

味噌汁

旨味が汁に行き渡った味噌汁は、最後の最後まで無駄なく楽しめる至宝の一品です。飲み過ぎた次の日も身体の芯から温もりを与えてくれる事でしょう。材料はアコウのアラ、白味噌、合わせ味噌、好きな食材を用意します。

味噌汁/レシピ

①アコウのアラをお鍋に入れ、水を入れます。②火をかけ沸騰したら弱火にし旨味の出汁を出していきます。その他の食材も投入します。③白味噌を多めに、合わせ味噌を少なめにし溶き入れ味を整えれば完成です。

釣りすぎには注意してアコウ釣りを楽しもう

釣るのもゲーム性があり楽しく、食べても高級魚の味わいで美味しい素晴らしい魚です。ここまで、述べてきた事を参考に是非海にターゲットを狙いに行ってみるのは如何でしょうか。ただ、貴重な個体である為、釣りすぎには注意しフィッシャーライフを楽しんで下さい。

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