2本の鋭利な爪で獲物を誘惑するハードロックフィッシュ御用達のクローワームです。水中を荒ぶれ、段々とフォールを交えながら誘惑するフラットクローです。フッキングに優れており、獲物を捕獲するのに適したスマートな形と多段リブの形を合わせ持っています。
スペック
推奨フック:#1~1/0、入数:6本入、素材:PVC、フィールド(釣り方):ソルトルアー(ショア)、対象魚:アイナメ、キジハタ、カサゴ
②バークレイ(Berkley) ワーム ガルプ! アライブ ベビーサーディン ピンク GAJEC2-PK
アライブベビーサーディンの2インチです。一般的なパッケージ版と比較して大凡20%も専用の液がボディに吸着するので、海中での匂いの分散や持続力が向上します。メインボディやピンテールの合わせ技により、繊細な振動を作り、小イワシの細やかな泳ぎを実現します。
スペック
サイズ:2インチ、内容量:2.1oz(約59g)、ミニジャータイプ、約36個入り、カラー:ピンク
③30gでジグ並みの飛距離! メタルバイブレーションⅡ
海水における名高い色合いが集結しています。獲物を誘惑する動きは、海水でも淡水でも効果は抜群です。遠投でも華麗に泳いでいるのが一目了然です。一般的に根掛かりによる紛失は多くあるので、これなら恐れず攻める事が出来ます。
スペック
重さ:30g 幅:7.5 cm
アコウ釣りの基本的なルアーアクション
ルアーは生きた餌とは異なり、偽物の餌を釣り手の技術で本物の様に躍動的に泳がせる必要があります。その為慣れない内は偽物だと見破られてしまい中々ヒットしませんが、練習を積み重ねていくと釣れた楽しさは餌釣りを行った時以上です。ルアーアクションも釣りの面白さの1つです。
スイミングアクション
スイミングアクションとは、文字通り水中で餌の動きを真似、まるで本物がそこで泳いでる様に見せかける事です。まずは練習で海面に近い表層でリールを巻きます。ここで、どの様な動きをするか確認しましょう。コツはリールを巻くスピードを調節し、どれだけ本物に近い動きが再現出来るかが重要となってきます。
リフト&フォールアクション
簡単に説明すると上下移動をしながらルアーを動かしていく手法になります。この手法を用いる利点としては、岩磯や魚の住処に隠れている魚を誘き寄せる時に使用すると効果的です。コツとしては、誘き寄せる為に層に合わせつつリフトを繰り返しシャクリ上げ、魚の反応を見ると良いでしょう。
リフト&フォールとスイミングの組み合わせ
全ての層に対応が出来ます。1つの層だけでなく表層から深層まで魚の居場所に対応しつつ、スイミングアクションで獲物を食わせると効果的です。まずはロッドを下から上に立てて海底から表層まで幅広くワームを認識させおびき寄せた所でスイミングを用いましょう。
まずは、釣りを経験する事が大切になります。近くに海がない方や関東、関西にお住まいで何処に釣りに行けば良いか知りたい方へ、オススメの釣りスポットを下記記事にてご紹介します。合わせてご回覧下さい。
アコウのさばき方
自ら釣った魚は自分の手で捌ければ、より一層美味しく感じれます。あまり出会わない魚なので、やり方等をご存知でない方も多いでしょう。ここでは、捌き方についての解説を行いながら、手順やポイントの解説をしていきます。
ウロコを落とす
食べる時に鱗があると不快感しかありませんのでしっかりと丁寧に落とすようにしましょう。作業自体は簡単で、包丁や専用の道具を用いながら作業を行います。コツとしては、水を流しながら鱗を落とす事で落としていない箇所をはっきりと区別し身を傷つける心配を無くせます。
注意点として、頭側から落としていく様にします。尾側から落としていくとエラの向きが尾に向けて付いている為、怪我をする恐れがあります。またハタ科は顔横に突起物があるのでくれぐれも注意しましょう。魚を支える手に軍手等を着け作業をするとより安全に行えます。
ワタやエラを取り除く
次に非常に重要となるワタ(内蔵)やエラを除去する作業です。①自分から見て右向きに魚がなる様に置きます。空いている手でエラを持ち、エラと身の境界部分を包丁で切ります念の為反対側も同じ作業を行います。②身とエラが解離した所で口先の繋がっている部分を切断します。これでエラを切る準備段階は終了です。
次に内臓を開いていきます。③内臓の部分を尾に向かって切り込みを入れていきます。④お腹が開いたらエラを持ち開け、頭側についている接続部を切断すると軽く引っ張るだけでエラと内容物を一緒に出す事が出来ます。
三枚におろす
①まず頭を胴体から切り離します。②お腹側に尾まで軽く切れ込みを入れます。再度同じ切れ込みに身を持ち上げながら中骨まで切れ込みを入れ身を離していきます。③同じ様に背側も切れ込みを入れた後身を剥がしていきます。これで半開きの状態にります④ひっくり返し同じ手順で開いていくと三枚おろしが完成です。
アコウの栄養価
美味しい上に栄養価が非常に優れた食材です。良質なタンパク質を秘めており、100gあたり19g含まれています。癖も少なく魚嫌いな方やお子様まで幅広く楽しむ事が出来ます。また、アミノ酸が豊富でグルタミン酸(旨味成分)をはじめ、ロイシンやアスバラギン酸、リジン等が含まれています。さらにビタミンや無機質等の成分も含まれます。
アコウの美味しい食べ方とレシピ
クエや金目鯛に並ぶ高級魚であり、基本的にどういう食べ方をしても美味しく味わう事が出来ます。身はしなやかで味わい深く、刺身、煮物、唐揚げ等オーソドックスな食べ方が本来の美味しさを存分に引き出す事が出来るでしょう。ここでは、食べ方やレシピについてご紹介します。
刺身
夏のフグと称される様に、身はプリプリで鮮度が高い内は刺身が特に美味しさを際立たせてくれます。よく聞くことは、寄生虫の問題です。領域によりけりですが、一般的な海で、水質さえ悪くなければ問題ないレベルでしょう。気になる方は火を通したり、下処理の段階できっちりと洗浄、老廃物、内容物を取り除きましょう。
唐揚げ
熱をしっかり通せ、プリッとした身が引き立つご飯のお供です。味はしつこくなく、味わい深い白身は、幾らでもお腹に入れる事が出来るので食べ過ぎには注意です。材料は。アコウ、塩、胡椒、酒、片栗粉、揚げ油です。
唐揚げ/レシピ
①鱗と皮は付けたままで構いません。大きめの削ぎ切りにします。②身に塩、胡椒を振りかけ、酒で味付けをし、片栗粉をまぶしていきます。③後は170℃の油で身に火が通るまで揚げていけば完成です。
煮物
こちらも美味しい魚には欠かせない一品です。身は煮つけの相性が良く、味をしっかりと吸って旨味を調和してくれます。材料は、アコウ、水、醤油、砂糖、酒、みりん、生姜です。一般的な煮物を作る材料達です。
煮物/レシピ
①平な鍋を用意し、水、醤油、砂糖、酒、みりん、生姜と調味料を入れていきます。②身に味が染み渡り易い様に飾り切りをし鍋に入れていきます。③穴を開けたキッチンペーパーを被せ10〜15分煮込みます。その後、魚を返さず、煮汁をかけ完成です。
味噌汁
旨味が汁に行き渡った味噌汁は、最後の最後まで無駄なく楽しめる至宝の一品です。飲み過ぎた次の日も身体の芯から温もりを与えてくれる事でしょう。材料はアコウのアラ、白味噌、合わせ味噌、好きな食材を用意します。
味噌汁/レシピ
①アコウのアラをお鍋に入れ、水を入れます。②火をかけ沸騰したら弱火にし旨味の出汁を出していきます。その他の食材も投入します。③白味噌を多めに、合わせ味噌を少なめにし溶き入れ味を整えれば完成です。
釣りすぎには注意してアコウ釣りを楽しもう
釣るのもゲーム性があり楽しく、食べても高級魚の味わいで美味しい素晴らしい魚です。ここまで、述べてきた事を参考に是非海にターゲットを狙いに行ってみるのは如何でしょうか。ただ、貴重な個体である為、釣りすぎには注意しフィッシャーライフを楽しんで下さい。