北海道で釣れるこまいとは?美味しい食べ方5選!珍味を釣り方から捌き方まで解説!

同じ仲間のスケトウダラも全長1m程まで成長しますが、一般的にマダラよりも小さい魚です。スケトウダラもすり身として利用され練製品にはよく使用されています。スケトウダラの白子は、高級品のマダラの白子よりも安価で手に入ります。逆に卵巣であるたらこはマダラのそれと比較して高価であり、明太子の原料としても使用されています。

こまいは一夜干しが珍味

獲れたこまいを1晩ほど乾燥させて作ります。こまいの一夜干しは、そのまま食べてもとても美味ですが、お好みでマヨネーズなどにつけて食べます。お酒のおつまみにもとても合う料理です。通販でも売られていますので、北海道にいない人でも簡単にお取り寄せもでき、食べることができます。

こまいのカロリーと栄養成分は?

食べるにあたって、カロリーや栄養成分は気になるところだと思います。実は小腹が空いた時に食べている人もいるこまい。身体に必要な栄養成分も含まれていますので、食べて損はなく、逆に進んで食べましょう。ここからはこまいのカロリーはどれくらいか、栄養成分などを紹介していきます。

こまいのカロリーと栄養成分

こまいの干物(可食部)100gで約175kcalです。100gはこまい3匹〜4匹分です。こまいの干物は口の中で噛んでいるうちに膨らんでいきますので、低カロリーですがお腹も満たされる食べ物です。カルシウム、カリウムなどのミネラルを多く含んでいます。また、ビタミンA、ビタミンB12、ビタミンBも豊富に含んでいます。

効果効能

食べることにより、IPA(EPA)、DHA、イノシン酸、グルタチオンなども摂取することができ、ガンや高血圧、動脈硬化なども予防できると言われています。さらには、DHAにより記憶力の向上、コレステロール値の低下、アレルギー症状の緩和が期待されます。ビタミン類も多く含んでおり、老化防止などの抗酸化作用もあります。

こまいの干し物の美味しい焼き方

こまいの干物は焼かずにほぐせば食べられますがとても固く、時には怪我をしてしまうこともあります。そのためハンマーでほぐすか、焼くことをお勧めします。干物を美味しく頂けるよう、いくつかの上手な焼き方とちょっとしたポイントを紹介していきます。こまいの干物が手に入りましたら、是非参考にされてください。

フライパンで焼く方法

後片付けが簡単なフライパンで焼く方法を紹介します。干物は「冷凍」で保存するようにしましょう。そして冷凍のままじっくりと焼いていきます。さて、フライパンで焼く方法ですが、温めたフライパンにクッキングシートをのせ、中火で干物の片面を焼いていきます。程よく焼き色がついたらひっくり返し、もう片面にも焼き色がついたら完成です。

グリルで焼く方法

フライパンで焼く時と同じく、解凍はせずに干物をグリルでも焼いていきます。まず網にサラダ油または酢を塗り、グリルをよく温めておきます。中火以上で片面を焼き、程よく焼き色がついたらひっくり返します。もう片面は弱火もしくは中火で焼き、焼き色がついたら完成です。ひっくり返してもう片面は焼くときは焦げないように注意しましょう。

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