R値（R-value）とは熱抵抗値を指す数値です。キャンプマットにおいては熱遮断性と紹介されている通り、熱の損失（ヒートロス）をふせぐことができます。実は、「R値が高いマットは保温性が高い」というのは語弊があって、「R値が高いものになるほど、人間の体温を地面へのがしにくくなり、その結果として保温性が高くなる」という考え方がよりあっています。
マットのタイプごとにR値は大きく違う！
マットごとに設定されているR値はマットタイプごとに大きく異なります。決して単純なマットの厚さによって左右される数値ではありませんが、一般的にエアマットの方が地面と体との間に空気の層を作ることができる分R値は総じて高めになります。一方で、クローズドセルタイプはマットの厚さ自体も薄く空気の層が薄いためR値は低くなりがちです。
R値のめやす
R値の数値は、アウトドア活動を計画している時期によって必要となる目安があります。以下を参考にして商品選択をしてみてください。
R値 1.0～2.0 夏向け
R値 2.0～3.2 春・秋向け
R値 3.2～4.0 初冬向け
R値 4.0～5.0 厳冬期
基本的にR値は単純な保温性能とは異なる性質のものですので、「大は小を兼ねる」の法則が成り立ちます。R値が2.0～5.0、あるいはそれ以上のものは夏場に使用すると暑くて眠れない、というわけではなく夏も含めてオールシーズンで使うことができると理解しておきましょう。
サーマレストマットの特徴をタイプ別に紹介
このブランドのマットレスは大きく4つのタイプから選ぶことができます。それぞれのタイプごとに全く異なる性質のマットレスとなっておりますので、自分が重視したいポイントを抑えているマットレスを選ぶようにしましょう。
