アジングリーダーの選び方をご紹介|素材や太さの選び方やおすすめも

アジングで、感度や飛距離を求めてPEラインやエステルラインを使用する場合にはリーダーを組む必要があります。アジングは細い糸を使用するので、傷や衝撃対策としてリーダーの役割はとても重要です。快適なアジングをする上で欠かせないリーダーの効果や種類、使用時の適切な長さと太さ、結束方法をまとめました。

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ルアー釣りが好きで、ブラックバスとトラウトが対象魚です。疑似餌を使って魚の気を引くことに楽しさを感じます。埼玉県在住で、霞ヶ浦や栃木県の管理釣り場によく足を運びます。

アジングのリーダーを知ろう

釣りにおいてラインというのは、ロッド、リールと並んで欠かすことのできないアイテムです。アジングの場合だと、直径約0.1mm~0.2mmというとても細いラインを使用するので、ちょっとした素材の違いで色々な変化が起きます。変化に対応するためのアイテムとしてリーダーがあるともいえます。

アジングで極細ラインを使用するならリーダーは欠かせない

リーダーとはショックリーダーとも呼ばれていますが、組むことにより得られる効果がたくさんあります。まず、障害物の擦れによるラインブレイクを太いリーダーを使うことで防ぐことができます。また、伸縮性がないラインの先端にリーダーを組むことにより、急な魚のアタリの衝撃によるラインブレイクや身切れ、バラシを防ぎます。

アジングでリーダーを使用する魅力

アジはアタリがあっても針が掛かりにくい魚なので、こちらであわせる必要があります。そこで、感度を上げるために伸びが少なくて細いラインを使うのですが、欠点として障害物の擦れや急な衝撃に弱くなります。また、アジは口が弱くてラインに伸縮性がないと身切れしやすいのです。リーダーを使用することでこれらの欠点を補うことができます。

PEラインとエステルラインにはリーダーを使おう

アジングでは主にナイロンとフロロとPE、エステルの4種類のラインが使用されています。この中で、リーダーを組む必要があるのは、PEとエステルとなります。ナイロン、フロロはそのまま直結で使用できます。それぞれのラインに長所と短所があるので、状況や好みで使用ラインの選択が変わります。

扱いやすく初めての方でも使いやすいナイロンライン

しなやかで扱いやすいのでトラブルが発生しにくく、値段が安いので初心者の方がよくお勧めされるラインです。伸縮性があるので急な衝撃に強くて魚がばれにくく、比重が水に近くてゆっくり沈む特徴があります。他のラインと比べると、感度は低くて劣化がしやすいです。メインラインとしての他、リーダーラインの素材としても扱われています。

感度と耐久性に優れたフロロカーボンライン

感度の良さと寝ズレの強さが特徴のラインです。アタリをとってしっかりとあわせる状況やボトムの障害物を感じながら探る釣りに適しています。比重が重くて沈みやすいので、風や波がある時でも扱いやすいです。ただし、ラインが固いのでトラブルが起きやすく飛距離がでにくいです。ナイロン同様、リーダー素材としても扱われています。

細くて引っ張り強度が1番強いPEライン

ポリエチレン素材が編み込まれたラインで、伸縮性がほぼないのでリーダーでクッション性を持たせることが必須ですが、その恩恵として圧倒的な感度があります。引っ張り強度が非常に優れているので、他のラインよりも同じ強度でより細くできます。しなやかで飛距離がでやすくて、比重が軽く水に浮きやすい特徴があります。

ただし、糸自体が軽いために風の影響を受けやすいです。PEラインは糸がたわんでいると、感度が0になります。また、ラインにコシがなく竿やガイドにまとわりつきやすいので、トラブルを発生しにくくするPEライン対応のガイドが使われているロッドが推奨されています。また、固い障害物の擦れには非常に弱いので要注意です。

感度がよくて飛距離がでるエステルライン

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