オニダルマオコゼには猛毒が!刺されたときの対処方法や料理をご紹介!

ここまでの内容で毒の強さ、怖さが理解出来たと思います。大事なのは出会う前に出来ることをしておくということです。事前に準備が出来れば岩場や珊瑚にも恐怖感なく近づくことができるでしょう。ここで紹介する準備を事前に行い、オニダルマオコゼの恐怖から解放され海を楽しみましょう。

フェルト型の靴やブーツ

オニダルマオコゼの対策として1番有効な対策は、フェルト型の靴やブーツを着用することです。フェルト型というのは靴底にさらにフェルトがついている構造です。フェルトの部分が棘が刺さるのを防いでくれます。

フェルト型の靴やブーツをご紹介:フィッシングシューズフェルトスパイク

がまかつ(Gamakatsu) フィッシングシューズ フェルトスパイク パワータイプ LL ブラック×ゴールド GM-4514

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こちらの商品は日本人に合うように設計された1足で、サイズもS~5Lまであり様々な人が履くことを想定して作られています。軽重量で滑り止め用のグリップも付いているので岩場の多い浅瀬でも滑らず安心して行動することができます。

フェルト型の靴やブーツをご紹介:ウェーディングシューズ

MORGEN SKY ウェーディングシューズ フエルト底 フィッシングブーツ 水抜き穴とスパイク付き 渓流釣り 磯用 沢登り 3mmネオプレーン素材 保温防寒 滑り止め YZ003(Bタイプ,11)

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滑りやすい岩場でも安定して釣りが楽しめるように設計されています。またフィット感もありアタリがあった時に踏ん張りが効くので釣り好きの方の間では人気の商品です。靴底には10mmもあるフェルトが付いています。オニダルマオコゼの棘は4㎝なのでこのブーツは安心だと言えるでしょう。

ダイビング用の靴は貫通するので注意

ダイビング用の靴はオニダルマオコゼの毒針は貫通してしまうので注意が必要です。海底の砂浜に潜っていることがあるのでよく観察しないと気づけません。安易に足を海底につけたり手をつけたりしないようにしましょう。

オニダルマオコゼの擬態に注意!

記事内で何度も岩やサンゴ礁に擬態するのが得意と言ってきましたが、実際に目の前にいても本当に気付かないことが多いです。そこで次は擬態している姿を紹介していきます。皆さんもクイズ感覚で探してみてください。

擬態の画像

こちらの写真は、ダイバーさんがダイビング中に撮った写真です。一見どこにいるのか分かりませんが、中心部をよく見てみてください。岩と同じ色になり、ばれないように動かずじっとしているのがわかります。

こちらは神奈川県にある水族館での1枚です。この中にオニダルマオコゼが隠れていますがよく探さないと分かりません。ここに中にいると分かってよく探すと見つかりますが、海で探すのは骨が折れます。海に行くときは、常にオニダルマオコゼの存在を意識して過ごすようにしましょう。

こちらは砂に隠れているオニダルマオコゼです。どこにいるか分かりますでしょうか。写真で見ると分かりやすいですが、ダイビング中は気づかないことが多いので注意が必要です。誤って手をついてしまわないようにしましょう。

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