サバフグとは?その種類や見分け方 食べ方をご紹介

逆に、サバフグは暑くなると旬から遠退きます。よって、夏にサバフグを食べるのは得策ではありません。というのも、サバフグは夏になると産卵期を迎えます。彼らは産卵のために、溜めてきた栄養を使ってしまうといったことがまず考えられます。そしてなにより、フグ全般の特徴を忘れてはなりません。産卵期のフグの卵巣は強い毒性を示します。そういった難点もありますので、気を付けましょう。

サバフグの釣り方

さて、いざサバフグを釣ろうと準備をする上で気をつけなくてはならないことがあります。それは、サバフグを釣り上げるには特別な道具が必要であるということです。以下、スポットと、その道具についてお話をします。

サバフグ釣りに適したスポットは?

サバフグはこれまでの話からもわかる通り、沖合いにいるのがメインです。シロサバフグにおいても、クロサバフグより沖合い性がないとはいうものの、湾岸で見かけることは少なくなります。よって、船に乗って少し沖まで出ていく必要があります。基本的には船釣りになるというつもりで考えておくと良いでしょう。

サバフグ釣りに適した仕掛けは?

サバフグに限定して適しているというものではありませんが、フグ全般において適した仕掛けとしてカットウ釣りというものがあります。これはフグが餌のついた針の部分を噛みきってしまうといった特徴から対策が為された釣り方で、通常通りの釣り針と餌の下に、3つに枝分かれした針を垂らしておきます。一言でいえば、二段構えのような構図をとっています。具体的なイメージは以下の画像を参考にしてみてください。

サバフグのさばき方と調理法

大前提として、基本的にサバフグには毒がないので、一般の方でも調理しても問題ありません。ここではそんなサバフグの捌き方と、調理法の紹介をしていきます。以下を参考に捌いてみてください。

サバフグの捌き方

いざ、サバフグを捌こうとしても、捌き方がわからないですよね。ここではそんな、サバフグを捌く手順を紹介しておきます。まずは、頭をとってください。そして、頭を取ったらお腹のなかをきれいにします。お腹のなかを十分に綺麗にしたら、次は背中側に切れ目を入れてください。切れ目を入れたらあとは身を剥くだけ。意外にも簡単です。頭→お腹→背中の順番で処理の順序を覚えておくと良いでしょう。

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