メバルの基本情報
メバルといえば煮物料理などで活躍します。しかしメバルを釣りに言った事ある人はともかくスーパーでしか見たことない人にすれば、メバルってどんな所にいて、どんな場所で釣れるの?と基本的な事も知らない人が多いです。そこで人気のメバルについて種類と一緒に紹介します。
生息場所
まず最初にメバルの生息場所として知られているのは北海道南部から九州にかけての沿岸部と言われています。なので日本全国どこでも釣れる魚ですが、近年は温暖化の影響を受け、生息地が変動しているようです。しかし基本の生息場所はこの範囲です。
釣れる場所
メバルには3種類いますが、それぞれ釣れる場所が異なります。浅場の岩礁域や海藻の茂る場所等を好んで生息している事が多いです。しかしアカメバルはガラモ場やアマモ場に多くいて、クロメバルは外洋に多く生息し、シロメバルは逆に内湾に多くいることが特徴です。
メバルの特徴
この魚は夜行性の魚です。その為に釣りは夜に行われます。更にこの魚の名前の由来は目が大きいからメバルと呼ばれています。通常は群れで生活をしていますが、まれに立ち泳ぎしている事もあります。
肉食性で、多毛類や甲殻類や小魚等を捕食します。3種類いますが、区別をするなら黒いのがクロメバル、赤いメバルがアカメバル、白いメバルがシロメバルとなっています。見た目でも十分区別しやすくなっています。
旬は2回あるけど、メバル釣りをするのにおすすめな時期は?
全てのメバルに共通する事ですがメバル自身は、他の魚と同じく卵胎生であり、11月の求愛交尾から始まり2月ごろには出産が終わります。その為に冬は旬ではありますが半数は生態系を崩さない為にリリースされています。
ではここでメバル釣りにおすすめの時期についてです。メバルは年中釣れる魚ですが、旬が2回あります。しかし実はその旬は理由があって春を告げる春告魚として知られているメルバは収穫量的に多いのです。代わりに冬に釣れるメバルは産卵期もあり大物が多いのです。
メバルと似ている魚とのはっきり区別する方法は?
メバルは実は他の魚と間違えられやすい魚でもあります。その中でも同じメバル科にいるソイという魚は見た目がメバルにそっくりなので釣りの初心者の人であればよくある事です。次に見分け方のコツを紹介します。
メバルとソイの違い
そんな見た目がそっくりと言われているメバルとソイの違いはただ一つだけです。涙骨に3つの棘がある事、そして黒く斑っぽいのがソイです。つまりここの二つをしっかり押さえていれば区別はほぼ出来ると言っていいでしょう。
アカメバル
メバルの基本が分かったら、次はメバルにいるとされる3種類の特徴を紹介していきます。メバルはかっては一種類とされていました。しかし研究が進んでいき、実は個体種として3種類いる事が解りました。
特徴
ではアカメバルについてです。最大の特徴は身体全体を覆う赤味の色です。この魚は赤味の魚が多いですが、稀に金色味がある種族もいます。他のメバルとの違いとしては腹鰭は短い上、黄色いのも特徴です。
生息場所
アカメバルは主に沿岸域にある岩礁帯の藻場がメインの生息地となります。メバルの多くは底の方ではなく海藻や岩礁付近の中層にいる事が多いのです。小規模な群れを作ることも多いので釣りをする時の目印になります。
旬やおすすめ料理
アカメバルを含むメバルの旬は基本は夏です。また冬から春は漁の最盛期で安くて手軽な事からもう一つのメバルの旬として有名です。アカメバルでおすすめの料理といえば煮付けです。関東では昔からメバルは煮つけ魚と呼ばれています。