メバルの種類3種類を解説!メバルの美味しい料理も紹介!

Array

また煮つけ魚と呼ばれている理由として、アカメバルを含むメバルは鱗は軟らかくて取りやすいけど、皮はしっかりしています。そして更に骨は柔らかく残っていても食べやすいのです。そして透明感のある白身ですが熱を通しても硬くならない為に煮付け魚として人気です。

シロメバル

次に幻といわれている魚です。実はあまり知られていないメバルであります。またメバルの中でもなかなか釣れない事から幻のメバルとも言われています。幻と言われているシロメバルについて紹介します。

特徴

幻のメバルと言われているこの魚の特徴は体の色です。特徴的な体の色とは金色を帯びた薄い茶色です。外見から見るとアカメバルやクロメバルとは違いがあまりないのですが、体の色と他のメバルより目が大きく少し張り出している所が他のメバルとの違いです。

生息場所

シロメバルは沿岸域の岩礁帯の藻場が主な生息場所になります。海藻や岩礁付近の中層で生活をしている多いのです。アカメバルと同じく群れで動いています。また生息場所は他のメバルと一緒でも主に内湾に多く、塩分の低い環境にもよく出てきます。

おすすめ料理

旬は冬と春先と2回あります。シロメバルのおいしさは鮮度にあります。鮮度がいい状態でさばくとコリコリの歯触りと脂の甘味を感じて美味しいのです。また身をおろした後の骨とアラは捨てずに、澄まし汁か味噌汁にすると美味いのです。

クロメバル

最後はクロメバルです。これもよく見かける方や釣り上げる人も多いメバルです。クロメバルもアカメバル同様有名です。しかし料理で食べる時に悩む人も多いでしょう。煮付け以外の料理も紹介します。

特徴

クロメバルは他のメバルに比べて区別がしやすいです。全体的に目立つ黒色と棘により区別をすることができます。注意がいるのは棘の位置だけはアカメバルともシロメバルとも違います。釣りで釣り上げた時は棘の位置だけ注意してください。

この魚は外洋に面した沿岸域の岩礁帯の藻場が主な生息地です。また他の2種類のメバルと同じ場所に生息してますが、違う所があります。それは小規模な群れを作らず、単独行動が多い事です。単独行動のメバルは大半クロメバルであることが多いです。

おすすめ料理

クロメバルを使った料理を紹介します。クロメバルはアクアパッツアという魚料理の定番によく使われる魚です。アクアパッツアで使う魚としてメバルは人気なのは、味を引き立ててくれるのです。なのでアクアパッツアといえばクロメバルです。

メバルの人気料理3選!

メバルの料理には色々な料理があります。しかし今までメバルを適当に人気料理で使っていた人もいます。しかし今回紹介する料理はメバルの特徴を生かした料理レシピばかりです。ぜひ参考にしてください。

アクアパッツァ

最初に紹介する料理はアクアパッツアです。クロメバルではよく使われる料理ですが、他のメバルでも美味しさは堪能できますがクロメバルを釣った時にはぜひおすすめしたい料理の一つです。アクアパッツアは野菜も使っているので魚と野菜が一緒に食べれます。

  1. 黒メバル 2尾、塩 適量、ねぎ(青い部分)40cm、オリーブオイ大3、殻付きあさり200gブラウンマッシュルーム100g、プチトマト100g、にんにく(スライス)2片、白ワイン、水1カップ、塩糊料適量、ローリエ2枚、レモン1/3個
  2. 調理開始15分ほど前に塩を振っておくことが美味しいアクアパッツアを作る大事な下準備です。黒メバルはうろこを取り、内蔵も取ります。綺麗に内臓を撮り終えて洗った、メバルの腹に適当な大きさにカットしたネギを詰めていきます。
  3. 次にアクアパッツアに入れる食材の手入れです。あさりは砂抜きをして、殻をよく洗い、マッシュルームは半分にカット、プチトマトはヘタを取って洗う。大きかったら半分に切る。熱したフライパンにオリーブオイルいれてメバルを入れて行きます。
  4. 強火で両面こんがり焼き色を付け、空いているスペースにスライスにんにくを入れて香りを付けていきます。香りがついたところであさり、ブラウンマッシュルームを入れたら、白ワインを入れて煮切っていきます。
  5. 完全にアルコールが飛んで、あさりの口が開いたら水とトマト、ローリエを加え、塩コショウで味を整え、15分ほど煮込む。出来上がったらレモン等で彩りをして完成です。香味も入れても美味しいです。

煮付け

次に紹介するメバル料理は関東では「煮付け魚」と呼ばれているほど人気のメバルの煮付けです。メバルの煮つけはアカメバル、クロメバルだとお勧めです。ではメバルの煮付けのレシピと作り方について紹介していきます。

  1. 材料はメバル 4匹、生姜が1つ、水は200ml、酒は100ml、みりん大さじ2、砂糖大さじ1、醤油大さじ3です。最初にメバルのような小さめの魚の内臓は、口から抜くと魚の形が保たれます。
  2. 生姜を細くスライスし、メバルは鱗を包丁の背で取ります。内臓をとってよく水洗いしておきましょう。内臓の匂いが残っていると煮込んだ時にその味が出てしまいます。
  3. 鍋にお湯を沸かします。そこにメバルをサッとつけて残っている臭みや鱗をとり、軽く洗っていき、鍋に調味料を沸かしてスライスした生姜を入れます。
  4. メバルを入れて中火にし、落し蓋をして10分ほど煮ていきます。そして味が少ししみ込んできた所で、再び醤油を加えて落とし蓋をし、さらに5分ほど煮たら完成です。味は自分で調整していきましょう
  5. 粗熱が取れてからお皿に盛ります。メバルはできたては柔らかくてくずれやすい為です。なので少し冷まして身がしまってから盛り付けるのがお勧めです。

刺身

最後は刺身料理です。刺身は鮮度が勝負と言われています。釣り上げた魚をすぐに食べれる料理の定番です。メバルでも刺身料理にもおすすめ出来ます。また釣りあげた直後は鮮度が高くお勧めです。

  1. メバルを一匹手にいれます。そしてメバルについているウロコを丁寧に取っていきエラと内臓を綺麗に取っていきます。刺身の時は徹底して取りましょう。その後水洗いし、水気を良く拭き取きとります。
  2. その後に頭とカマを落落としていき、三枚に降ろしておきます。三枚おろしをしていくのはどの魚の刺身でも同じです。そしてハラス骨をそぎ取っていきます。
  3. そして尾びれ側から皮引きして、頭側1/3程度まで入った小骨を抜き取っていきます
  4. 尾びれ側からそぎ切りをして、お皿に盛り付ければ完成となります。

メバルの種類を知って美味しい料理を作りましょう

メバルの3種類とそれぞれに合ったメバル料理はこれだけあります。今までなんとなく作っていたメバル料理も3種類に合わせておすすめする料理を知る事で作りやすくなるでしょう。今回は3種類のメバルとおすすめ料理についてまとめてみました。

メバル釣りに関する記事はこちら

おすすめのメバリングロッドに関する記事はこちら