潮目って何?海の不思議なメカニズムのポイントを理解して釣果アップ!!

海釣りを始めてある程度の経験を積んでくると、魚を釣るなら潮目を釣れという言葉をたびたび耳にすることが増えてくるかと思います。果たして潮目とは何なのか?釣りをするうえでどのような関係があるのか?そんな悩みを解決していきたいと思います。

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小さい頃から自然の溢れるところで生活しているので、アウトドア大好きです。小さい頃から両親と一緒に釣りはもちろんキャンプも行っていました。

潮目ってどんなもの?

どこで釣りを行うのがいいか自分で見つけられるようになったら一流の釣り師と言えるでしょう。一流の釣り師に近づくためにもまずは「潮目」が何なのか説明していきたいと思います。ここでは、潮目がどういうものなのかという部分からメカニズムまで説明していきます。

潮目とは

これは簡単に説明すると、海水の境目のことです。この説明だけでは何のことか分からないと思いますが、見極めるために確認することは、海の色が変わっていること、泡立っているように見える、水面上に1本の線のようなものができているかということです。

海を見て色が変わっている部分などは潮目といい、海の中に見られる部分を潮境と言います。2つとも同じ意味だと考えていいでしょう。見る部分の違いによって呼び方が変わるだけなので難しく考える必要はありません。

潮目のメカニズム

海には場所によって流れの速さや水温、塩分濃度が違う部分があります。そのような性質の違う海を1つの水塊と言います。その水塊がぶつかり合うことで発生します。魚からすれば、自分の生活している海域に違う海水や淡水が混ざってくるので間に1つの板のようなものがあるように感じているそうです。

魚は、自分の安全のためにも他の海域に入りたくないと感じ、その板に沿って泳いでいることが多いです。そこを狙って釣りをすると大量に釣れるという理由があるのでここを狙うのをおすすめします。

潮目のメカニズム:温度差

まずは、温度の違う海流がぶつかることによって出来る場合があります。海水の温度の差は人間の目では判別しづらいので分かりにくいかもしれません。しかし、温度の違う海水がぶつかり合うことで海の色が違って見えたり1本の線が入っているように見えるので発生していれば見つけやすいです。

潮目のメカニズム:塩分濃度

次に、塩分濃度の違う海流同士がぶつかり合うことで発生する時もあります。塩分濃度の違いも人間にはその場で判別できないので分かりづらいです。しかし、この場合も温度差のときと見え方に変わりはなく色が変わったり、1本の線が入っているように見えることがあります。

潮目のメカニズム:海水と淡水

最後に、海水と淡水が混ざり合うことにより発生する場合もあります。海に流れ込む川などがあれば潮目が出来やすい特徴の1つですので見逃さないようにしましょう。この場合の出来方、見え方も他の場合と変わりはないです。

潮目の出やすい場所とは?

ここまで説明したことが分かったら、次は実践で活かすために発生しやすい所を覚えましょう。メカニズム的に予想しづらい部分もありますが、出やすい部分が分かれば釣果も上がってきます。まずは出やすい部分の特徴をお伝えしていきます。

港湾

まずは「港湾」の紹介です。港湾とは、船が出入りしたり停泊する所のことです。海が近くにある地域の方は、船の出入りなどの光景はよく見ることだと思います。港湾は人が乗り降りする場所でもあり、安全に作られていることがほどんどなので初心者の方でも安全に釣りが出来るおすすめのスポットの1つです。

サーフ

サーフという場所を知っていますか?普通に生活しているとあまり聞きなれないかもしれませんが、釣りをする方にすれば当たり前のような言葉なのでぜひ覚えていきましょう。簡単に言うとサーフとは「砂浜」のことです。

ここでは、家族で遊びに行った時でも釣りが出来たりと比較的安全に釣りが出来ると思います。そして子供と一緒に楽しめるのもサーフの特徴の1つです。子供と一緒に楽しむことができたら幸せでしょう。

汽水域

まず汽水とは、淡水と海水が混在した状態の海のことです。そして、汽水域は汽水がある区域のことを言います。汽水域の混ざり具合は、潮の満ち引きによって変動するので時間によって変わります。満潮時は海水がさかのぼり、干潮時は淡水が下流まで降りてきます。

沖合

次に紹介するのは「沖合」です。沖合は知っている方も多いと思いますが、そのままの意味で沖のほうのことです。沖合の潮目を狙って釣りをする場合は船が必要になります。また、沖合の潮目は流れが速く波が荒い傾向があるので細心の注意が必要です。

港湾の場合

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