潮目って何?海の不思議なメカニズムのポイントを理解して釣果アップ!!

先ほどの説明で港湾がどのような場所か分かって頂いたと思うので、次は発生しやすい所や特徴をお伝えしようと思います。港湾は安全に釣りを楽しめるポイントの1つなので、どのような時に発生するのか理解して釣果を上げて行きましょう。

港の出入り口

船が出入りする港の出入り口には、海流同士がぶつかり合うことが多いです。岸に向かってくる海流と船が出航しようとして発生する海流でぶつかって潮目が発生します。ここの海流は波が荒れることが少なく、見つけやすいので初心者の方にもおすすめできる場所になります。

しかし注意したいのが、船を停泊するために使用するロープです。このロープと釣り糸が絡み合ってしまうということが多いようです。糸が絡み合っても大丈夫なように、替えの糸を用意したりそもそもロープに絡まないようにする必要があります。

流れ込み

港湾に流れ込む川などがあれば潮目が発生する可能性があるので注目してみてください。元々ある海流とそこに入ってくる海流の塩分濃度の違いや水温の違いによりここで発生しやすいです。そしてここも比較的波は穏やかなので初心者にもおすすめです。

サーフの場合

次はサーフの潮目が発生する場所の紹介をしていきます。先ほどお伝えしたように、ここは家族連れでも釣りがしやすいので、家族と一緒に釣りを楽しんでください。そして潮目が出現する所を理解して釣果を上げていきましょう。

駆け上がり

駆け上がりはブレイクラインとも呼ばれ、海が荒れている時や高い時に出来ます。海流が複雑に動き合うので海流同士がぶつかり合い潮目が発生します。また、横に逃げようとする海流と岸に向かう海流同士がぶつかることで発生することもあります。しかし、潮目が遠くに出来ることが多いので見つけるのに時間が掛かる場合があります。

消波ブロック

消波ブロックがあるサーフでは、消波ブロックにぶつかって跳ね返される波と岸に向かってくる海流によって潮目が発生します。ブロックがある場所は潮目がよく発生するポイントなので狙い目でしょう。しかし、ブロックでの釣りは滑りやすくなっていたりと危険も伴いますので注意も必要です。

汽水域の場合

この部分では、日によって発生場所が変わってくるので初心者には見つけるのが少し難しいかもしれません。ですが、1度発見すると釣りがもっと楽しくなると思います。それでは出現する所を見てみましょう。

河口

河口とは、川が海に淡水を注ぎ込んでいる場所のことです。先ほど説明した通り、この部分は時間帯によってどちらの水が流れてくるか変わるのが特徴です。この付近で、潮目が発生するのは満潮時です。この場所は流速が遅いことが多いので見つけやすいでしょう。

船道

船道は、船の通る少し深くなっている道のことです。元々その道に合わせて魚が泳いでいることが多いです。それに加え、船が通ることにより海水の流れが変わり潮目が起こりやすいです。この2つの特徴からこの部分でも大漁になる可能性があります。

沖合の場合

ここは、先ほどもお伝えした通り危険も多いところの1つです。船で行くことになるので、船長の言う事をしっかりと聞いて、自己判断は絶対しないようにしましょう。そうすることで安全に楽しむことができるでしょう。

ここは、海流同士のぶつかり合いがあるので塩分濃度の変動や海水の温度の違いにより潮目が発生します。そして釣りをする場合は、海に投げ出される危険性もあるので注意が必要になります。この場所にしかないメリットもあるのでぜひ参考にしてください。

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