食べると危険!?沖縄で有名なアオブダイの毒に注意!毒がある理由も徹底解説

年中いつでも釣ることができます。ただし、釣れる時間帯は日中と決まっていて、これは主に昼に活動するという習性が理由で、日中に動き回り夜は岩の影などで寝てしまいます。

ウキフカセ釣り

この手法は、浅い所から深いところまで狙える万能な釣り方です。内湾などの潮が弱いところで使えるためアオブダイの生息している浅い岩礁地帯でも力を発揮します。元々はウキを使わずに糸の重さで海の中をふらふらとさせて魚を誘うフカセ釣りからきていて、範囲を拡大するためにウキを使うようになりました。

ウキから針までの長さを自由に調節できるという利点があり、それにより海面に近い層から深い層までを釣ることが可能になります。釣るときには撒き餌を使用しますが、その際は針についた餌と撒き餌を同調させるように波に乗せることで、魚が違和感を持たなくなります。

アオブダイの仕掛け

釣り方のご紹介をしてきましたが、それに必要な道具のご紹介を詳しくしていきます。初心者でも気軽にできるようにおすすめをまとめましたのでご覧ください。

おすすめの仕掛け

竿は1~1.5号くらいのクロダイ用か磯竿で長さは5m程度のものを選びます。リールは磯用の2500番前後、道糸は2~3号のナイロンのもの、針はチヌ用の1~3号、ハリスはフロロカーボンの1.5号がおすすめです。他に、シモリ玉、B~B3の円錐ウキ、ウキゴム、3~5号のガン玉が必要になります。

アオブダイは食べることができる

大変危険な毒があるとご紹介をしてきましたが実は美味しく食べることができます。一歩間違えば生死にかかわりますが、しっかりとした手順で捌けば毒のリスクは減ります。ただ、調理する場合には十分注意の上、自己責任でやってみてくださいね。

アオブダイは白身魚

色鮮やかな見た目をしていますが、身は透明感のある白身をしていて食品としての評価は高く、様々な料理にして食べられてきました。毒が蓄積されているのは内臓なので身は食すことが可能ですが、調理中に内臓を傷つけてしまうと身が使えなくなってしまうため、食するには難易度が高めです。

自分で調理しないようにする

先述した通り、調理の難易度が高く素人が捌くのは大変危険です。内臓以外の部分にまで毒が回っている個体も稀にいるため、完璧に内臓を取り除いた場合でも毒の危険がゼロとは言えません。

毒を無効化する手段がない以上、食べないという選択が一番の対策と言えます。釣りや市場で入手した場合でも、自分の手で調理し食べるのは本当に危険なので絶対にしないようにしましょう。

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