沖縄県では昔から食べられているということもあり、市場で売られていたり食堂のメニューにあったりします。沖縄県で最も有名な市場である、第一牧志公設市場内のお店で食べることができ、市場内で購入したものをプロの方に捌いてもらうサービスや、メニューとしてあるお店があります。
アオブダイが沖縄で食べ続けられている理由
過去に毒による事故が数件おきていますが、どれも本土で起きた事故で、昔からよく食べられてきた沖縄県では一度も起きていません。なぜ毒があるのにもかかわらず沖縄県では昔から事故なく食べ続けられているのか、詳しく見ていきましょう。
どうして食べ続けられているか
それは沖縄県では魚の内臓が食べられてこなかったからです。一般の家庭での食事でも出てくるくらい親しまれてきましたが、肝は絶対に食べることがなかったため事故が起きてません。
アオブダイの主な食べ方
実は美味しい白身で様々な料理があるとご紹介をしてきましたが、その中からいくつか味や特徴をご紹介していきます。沖縄県へいった際にご参考になれば嬉しく思います。
見た目で楽しむ刺身
甘みのある淡白な味で歯ごたえもあります。沖縄県では、皮霜造りという手法で皮つきで食べられ、青く鮮やかな見た目と皮と身の間にある旨味を楽しむことができます。皮つきで刺身にした身の皮に熱湯をかけ霜降りにする手法です。
中華料理のあんかけ
片栗粉をかけた切り身を油で揚げ、あんをかけて食べる中華料理で、弾力のある身とあんがマッチし美味しいです。あんは甘酢で具にタマネギやニンジン、ピーマンを入れると美味しいです。
あっさりとした味のマリネ
スライスしたタマネギ、ニンジンと塩、酢を一緒につけたところへ、片栗粉をかけ油で揚げた切り身を一緒に入れ、15分ほど馴染ませれば完成です。酢が効いてあっさりとしていて美味しい食べ方です。
アオブダイは毒に注意しながら楽しもう
この魚には毒があり危険な部分も存在しますが、見た目が大きく色鮮やかだったり、食用としても美味しく食べることができたりと、アオブダイにしかない良さもあります。毒のことを知らなかった人には危険な部分が、既に知っていた方には他の魅力が、それぞれこの記事で伝われば嬉しく思います。釣りや料理をする方は十分に毒に気を付けて楽しんでください。