ステンレスボトルとは
いわゆる「水筒」なのですが、材質がステンレス製のため真空断熱構造や保温性保冷性に優れ、頑丈なのに軽量という利点があります。軽さならペットボトルに優るものはないとの意見もありますが、洗う手間をかけてもステンレスボトルを持つ人が増えています。おしゃれなデザインも多く、ファッションアイテムとしても魅力的です。
保温・保冷機能付き水筒
ステンレスボトルのいちばんの特徴が保温性及び保冷性に優れている点です。朝出かける前に作った熱々のお茶はランチタイムにもまだ熱く飲み頃で、夕方になっても温かく飲めます。冷たい飲み物も氷も入れられるので、夜までぬるくならず冷たさを保ちます。
ガラス製魔法瓶より丈夫
落としたりちょっとした衝撃でも割れやすいガラス製の魔法瓶と比べ、現在主流のステンレスボトルは従来のような内部がガラスではないので割れず丈夫です。山歩きなどアウトドアではもちろん、スポーツシーンや部活など野外活動でも安心して携行できます。
飲料の持ち歩きはエコと節約
ペットボトルを買って飲むよりも経済的という理由から、ステンレスボトルを持ち歩く人も多いようです。ごみも減らせるので資源節約、エコにもなります。コンビニや自販機を探す必要もなく、何よりも自分の好きな飲み物をいつでも美味しく飲めるのが最大の魅力です。
アウトドア水筒の記事はこちら。
おしゃれステンレスボトルを選ぶ前に|チェックポイント
いまでは各メーカーから多種多様に出ているステンレスボトルですが、何を基準に選んだらよいかいくつかポイントを見てみましょう。使用シーンや何を入れるかによっても選び方が変わるので要チェックです。
何に使う?|サイズ・容量をチェック
必要な水分補給量と考えると容量1Lほどは欲しいところですが、それだと携行性に劣ります。飲み物を追加して入れ直すことができる職場などでは容量350mlもあればじゅうぶんなサイズです。バッグの隙間にも悠々収まります。外出や野外活動でも500mlサイズが持ち歩きに便利なサイズです。
性能は?|保温・保冷能力をチェック
真空断熱構造や保温保冷効力はスペックに記載されているので、参考にしたいポイントです。蓋の構造や漏れにくい設計かどうかなども必ずチェックします。口径などもチェックして大きめの氷を入れられるかなど見てみましょう。
飲み方は?|飲み口の形状をチェック
直飲みタイプのボトルの場合、飲み口の形状も様々あります。こぼれにくいものや茶漉し機能付きのものなどがあります。また、少ないパーツで洗いやすくお手入れが簡単なものもあるので、自分の使いやすいタイプを選んでください。
何を入れる?|炭酸・乳飲料・お酒は基本NG
乳製品の発酵、炭酸のガス発生による内容物噴出、スポーツドリンクは塩分によるサビのおそれがあります。ステンレスボトルはガラス魔法瓶に比べてにおい移りしやすいのでお酒やコーヒーはにおいが取れなくなります。ドライアイスもNGです。お茶っ葉や果肉入り飲料も飲み口のタイプによってはつまりの原因になるので注意が必要です。
シンプルなおしゃれステンレスボトル6選
シンプルですっきりとしたデザインのステンレスボトルです。スリムなものが多く、バッグの隙間にも滑り込み、付属のリングをベルトやバッグの持ち手に通してそのまま提げてもおしゃれです。使い勝手の良さで選びたいデザインです。