また、ヒラメのルアー釣りは波打ち際で行うことが多く、リールが海水に濡れる機会が多くなります。そうするとリールが傷みやすいので、長く楽しみたい場合は剛性や耐久性があるモデルがおすすめです。
ルアー釣りのタックル:ルアー
ルアーにはメタルジグやワームなどといった様々な種類がありますが、ヒラメ釣りの際に初心者でも最も簡単に狙うことができるのはミノーと呼ばれるルアーです。ミノーは小魚に似せて作ったルアーで、口元にリップと呼ばれる潜行板がついています。フィッシュイーターのヒラメにはぴったりです。
ミノーはレンジ(深さ)のキープがやりやすく、リップのおかげでリトリーブする(リールを巻く)だけで泳いでいるように見せることができます。元気なヒラメは頭上の餌にもよく食いつくため、合理的にポイントを探すこともできます。
ルアー釣りの手順
- 狙いどころにルアーを投げ入れたら、ゆっくりとリールを巻く
- なかなかかかってこない場合には、トゥイッチングで誘う
- 竿先が大きく海に引き込まれたら、針に掛かったのを確認してからリールを巻く
トゥイッチングとは釣りのアクションのひとつで、ロッドを小刻みにちょんちょんと動かしてルアーに不規則な動きを与える効果があります。絶えず小刻みで不規則な動きを与えることでより生きている小魚のように見せることができます。ロッドの重さと弾力を利用して鋭く動かすのがコツです。
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ヒラメのさばき方とおいしい食べ方5選
ヒラメは天然物は高級魚としても扱われる大変おいしい魚です。ヒラメはフィッシュイーターであり時に俊敏に泳ぐため、筋肉が発達しており身が引き締まっています。栄養成分としてはタンパク質やアミノ酸を豊富に含んでおり、低脂肪高タンパクでヘルシーな魚です。
ヒラメのさばき方
新鮮なヒラメが手に入ったらさばいてみましょう。まずはうろこを取りますが、その際には金だわしで尾から頭に向けてこするか、包丁を使って尾側からうろこと身の間に包丁を入れテープ状にすき取る「すき引き」という方法を使います。両面のうろこが取れたら頭を落として内臓を取って洗います。
その後は五枚おろしにします。背身と腹身の境目の側線に切れ目を入れ、尾の付け根にもタテに切れ目を入れます。そして背びれに沿って包丁を入れたら、先ほどの側線の切れ目から包丁を入れ、少しずつ切り開きます。同様にして表裏の上下の身を取ると、全部で5枚になります。ここまできたら、エンガワ部分を切り取り、皮を取りましょう。