セイゴは白身が美味しい魚!美味しい食べ方や釣り方を徹底解説!

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セイゴの釣り方はいろいろあります。初心者にも簡単なちょい投げでもけっこう釣れます。シーズンによってエサや釣り方を変えると掛かりやすいようです。ここではエビ撒き釣りとルアー釣りをご紹介します。

エビ撒き釣り

関西で人気の堤防釣りの釣法で、関東ではあまり馴染みはないかもしれません。エビ撒き釣のシーズンは春と秋です。エサにはシラサエビが使われます。1時間に一合枡一杯位のエサが必要です。エビは生かしておく必要がありますので、小さなクーラーボックスに水をいれポンプで酸素を送り込みます。水温は15度前後に保ちます。

エビ撒き釣りはうき釣りで、棒うきを使います。準備する間もマキエをします。エサを5~10匹手で軽く握り振って気絶させてから撒きます。これを何度か繰り返します。サシエもシラサエビを使います。仕掛けを流したらサシエにあわせるようにマキエをします。手堅くよく釣れますが、コストが掛かるのが難点です。

ルアー釣り

セイゴをルアー釣りするにはシーバス用のタックルを使用できますが、ルアーは5~6cmの小型のものにサイズダウンしたほうがよいでしょう。カラーは日中はシルバー系、夜はパールカラー、バイブレーションのルアーがおすすめです。

セイゴを釣る際に持っておきたいアイテム!

セイゴ釣りに必要なのはタックルとルアーだけではありません。もちろん釣れた魚を持ち帰るためのクーラーボックスも必要ですが、そのほかにも持っておきたいアイテムがたくさんあります。これだけは揃えておきたいアイテムをご紹介します。

ランディングネット

釣ったセイゴを取り込むために使う網です。防波堤などの高いところではランディングネットは必要です。5m位の柄が付いているものが万能に使えて便利です。直径60cmくらいあれば大物が釣れた時でも使えます。

プライヤー

魚から釣り針を外す時に使用します。手で外すのは危険ですので必ずプライヤーを使いましょう。また釣り用にデザインされているため他の用途に使用できるものもあります。値段や素材もいろいろありますので予算に合わせて選びましょう

フィッシュグリップ

釣った魚の下あごを掴んで持ち上げるためのツールです。軽量機能を備えたものもあります。釣れた魚を素手で掴むのは危険ですのでフィッシュグリップを使いましょう。しっかり握れる形状のものを選ぶことをおすすめします。

セイゴの保存方法は?

セイゴが大漁!だったらうれしいですが、釣った魚をどのように保存すればよいのでしょうか?せっかく頑張って釣った魚ですから最後まで美味しく食べたいですよね。ここではセイゴの鮮度を保つ方法と保存の仕方を紹介します。

釣ったらすぐに締める

頭のすぐ後ろからナイフで脊椎を切断し、続いて尻尾の近くの側面にナイフを入れて脊椎を切断します。次にエラを切って海水の入ったバケツに逆さに入れて血抜きをします。新聞紙を巻いてビニール袋に入れてから、氷をたくさん入れたクーラーボックスに入れて持ち帰ります。魚にストレスを与えずに即死させることで鮮度が保たれます。

冷凍保存の方法

冷凍保存する場合は釣ったその日のうちに解凍後の調理方法に合わせて下処理をし、冷凍用の密閉保存袋に入れて冷凍します。下処理の後はキッチンペーパーで水分をふき取ります。また保存袋の空気が十分に抜けていることを確認してください。急速に冷凍するためにアルミまたはステンレスのトレイに乗せるとよいでしょう。

セイゴは釣れる場所によっては食べない方がいいの?

セイゴは釣れる場所によっては臭いがキツイとか食べても美味しくないと言われます。あまりに水質の悪い河川や、工業排水に汚染された場所で捕れたたものは食べないほうが無難でしょう。こういった場所に居着きのセイゴは汚染されている可能性があります。

処理施設や発電所付近のセイゴは食べない方がいい!

回遊型のセイゴなら食べても問題ないでしょう。回遊形か居着き型かは体の色で判断できます。回遊型は銀白色ですが、居着き型は側面のシルバーもやや黒ずんでいて背中は緑がかった黒です。居着きのセイゴが掛かった場合はリリースされることをおすすめします。

セイゴを美味しく食べて釣りをもっと楽しくしよう!

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いかがでしたか?スズキの幼魚セイゴの美味しい食べ方を紹介してきましたが、スズキよりもあっさりしたセイゴが好きという方も多いのでは?30cm位なら自分で捌けそうですよね。スズキクラスになると家の台所では難しいかもしれませんが。

シーバス釣りは未だちょっとという方もセイゴサイズから始めてみるのはいかがですか?お近くにきっと良いポイントがあるはずです。気軽に始められるセイゴ釣り、あなたもトライしてみませんか?

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