一度落としてアタリがなければ少し場所を移動して同じ動作を繰り返します。一定のスピードで落ちる目印が止まったり、糸が震えたりします。 何となく違和感を感じたら竿を軽く上に引き上げましょう。魚が食いついている気配を感じたら強く竿をあおって合わせます。
落とし込み釣りの釣り方②エサについて
釣りのときに使用する餌は、どのようなものを使用するのでしょうか。釣具店で購入したものでも良いですが、現地調達すれば、お金もかからず、いつでも補充することができます。おすすめの餌をご紹介します。
エサは現地調達が効率的
餌は、イガイを使用することができます。現地調達することができ一度材料を揃えてしまえばその後餌代はかからないのでおすすめです。これから落とし込み釣りを始める入門者の方は、最初に道具を揃えておきましょう。イガイについては下の記事でも紹介しているので、ご参考にどうぞ。
エサの種類
冬場から春先のエサは、イガイ、パイプ、アオコガネ、イワガニを用意しましょう。春先から夏まではイガイをメインにカニを補助的に使用しましょう。夏の終わりから堤防のイガイは落ちてしまうため、秋はフジツボやカニを補助的に使用します。
落とし込み釣りの釣り方③魚は待つのではなく探す
餌を落としたら、アタリがあるまでとにかく歩きましょう。日頃の運動不足を解消するためにも、おすすめの釣り方です。
コツは歩いて探すこと
基本な動作は、自然なスピードで針水面から狙ったタナまで自然と針を落として、アタリがなければ少し移動してやり直しです。狙いのタナや底まで仕掛けが届いて、数秒待ってアタリがないようでしたら移動しましょう。アタリがない場合は現在地点から5m以上釣り場を移動した方がいいでしょう。
堤防際がポイント
仕掛けを堤防際に落として、目印の動きで当たりを読みます。アタリがないようなときは海底まで下げて防波堤に沿って海底にエサが漂うように転がします。あまり速度が遅すぎると根掛かりしてしまうので、遅すぎず早すぎずのスピードにしましょう。仕掛けは岸壁の際から20cmほどで離さないようにします。エサが自然に落ちていくように目印がじわじわ沈んでいくような軽めのオモリを使用しましょう。
ターゲットはイガイが教えてくれる
魚を狙う水深を判断する上で、イガイなどが付いている層を見極めることが大切です。ただしポイントごとに覗き込んでしまっては釣れなくなるので、ポイントについたら周りを見渡すことが重要です。
ポイントとなるのは河口や港湾部の岸壁、テトラポット周り、沖の堤防でカキやイガイなどの生き物が付着しているところを見極めましょう。
落とし込み釣りの補助アイテム
タックルの他にもあると便利な補助アイテムがあります。初めての方はこちらを揃えてから挑戦すると、より良い釣りが楽しめることでしょう。おすすめのアイテムをご紹介します。