カラフトマスを釣ろう!ルアー釣りや釣り方のコツ、美味しい料理もご紹介

産まれてから約2年で川に回帰し生涯を終えます。つまり2年前にマスと1年前に産まれたものは遺伝的に交わることがありません。2年前の個体数が多ければ2年後の個体数も多い傾向にあります。必ずしも偶数年の個体数が少ないとは限らず、何かの影響で2年前の個体数が減れば、偶数年が多い時期や奇数年が多い時期など入れ替わりもあります。

カラフトマスと秋鮭の違い

秋鮭とは秋に獲れる白鮭のことです。カラフトマスと比べて秋鮭の方が全長が大きいですが、大きさだけではあまり見分けはつきません。カラフトマスと秋鮭の違いは色々ありますが、尾ビレに斑点があるのがカラフトマスで、ないのが秋鮭です。また繁殖期には雄は背中がでっぱり、雌は側線で色が分かれます。

カラフトマス釣りをしよう!

簡単で良く釣れ、体も大きく、食べても美味しいことから釣りのターゲットとして魅力的です。釣れる場所としては海岸や堤防、河川などです。但し、河川でのカラフトマス釣りは禁止されており、河口近くの場所も釣り禁止のところがありますので事前に確認してから釣りを行うようにしましょう。

カラフトマスの主な釣り方

8月〜9月頃になるとカラフトマスの大群が北海道の沿岸部に押し寄せます。その時期がカラフトマス釣りにおすすめです。釣りではルアーで釣る方法が最も一般的です。餌つけも必要なく簡単に釣りを行うことができます。それ以外の釣り方は同じくルアーを使用する「浮きルアー釣り」と餌をつけて釣る「ウキフカセ釣り」があります。

ルアー釣り

ルアーで釣る場合、ルアーの種類はスプーンやミノーを使います。釣り方はルアーを投げ、一定の速さでタダ巻きします。この時気をつけたいのが、ルアーは表層近くを泳がせましょう。自分より下を通るルアーには全く興味を示さないため、カラフトマスがいる場所より上をルアーが泳ぐよう意識しましょう。

浮きルアー釣り

カラフトマスより上をルアーが泳ぐようにするために、浮きルアー釣りもよく使われます。ルアーはスプーンにタコベイトをつけ遊動式のウキをつけ、一定の速度で泳がせます。魚がいるタナによってリーダーの長さを調整します。浮きルアー釣りの仕掛けは釣具店でも売られており、簡単に始めるのであれば市販品を購入することをお勧めします。

ウキフカセ釣り

ルアーよりも釣果を出したい時にはウキフカセ釣りがお勧めです。ウキは発泡ウキを使い遊動式にし、カラフトマスがいる1m前後のタナが狙えるようにセットします。ハリにはタコベイトなどをつけましょう。餌は赤く染めているイカを短冊状に切ったものが一般的です。仕掛けを投げたらそのままにするか、軽く巻きながらあたりが来るのを待ちます。

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