シマノなら3000番台、ダイワなら2000番台のスピニングリールで問題ありません。カラフトマスが掛かると思いっきり引っ張られますのでドラグの性能が良いリールならなお良いです。お勧めのリールを紹介します。
ダイワ スピニングリール ルビアス 3012
ダイワのルビアスシリーズの中でも最大サイズでカラフトマスの強い引きにも充分に対応ができます。ドラグの効きも柔らかく、魚の違和感をなくし無駄に暴れることを塞ぎます。ドラグの性能が良く、素早くかつバラさずに魚を釣り上げることができます。おすすめです。
カラフトマス釣りのライン
PEを使う場合は道糸に1〜1.5号のPEライン、ショックリーダーに5〜6号のナイロンで問題ありません。ショックリーダーをつけない場合は5号以上のナイロンをルアーと直接結んで釣りましょう。
シマノ PEライン パワープロZ 150m
比較的安価で色も豊富(ホワイト、モスグリーン、オレンジ、イエロー)のためお勧めのPEラインです。1個1,700円程度で購入できます。摩耗にも強くライントラブルと少ないため使いやすいです。また安価なので手軽に買えることもおすすめのポイントです。
カラフトマス釣りのルアー
ルアーは主に7g〜18gのスプーンという種類のルアーが使われます。また、最近ではカラフトマスの上をルアーが泳ぐようにミノーも使われるようになってきています。色は目立つように赤系のルアーがよく使われていますが、青系など違う色のルアーも持っていくようにしましょう。
カラフトマス釣りのルアーはスプーンがおすすめ
カラフトマス釣りではスプーンが使われることが圧倒的に多いです。その中でも人気なのが「ダイワ クルセイダー」「ダイワ チヌーク」「タスマニアンデビル」「ヘリン」などです。ここから特におすすめのルアーを紹介します。
カラフトマス釣りにおすすめなルアー
お勧めなルアーは「ダイワ クルセイダー」です。カラフトマス釣りに限らず様々な魚に使える定番ルアーです。重さは5種類あり、色も豊富で17種類ほどあります。カラフトマスを釣る時は場合にもよりますが10gと17gをよく使います。アピール力が非常に強いルアーで魚の好奇心を刺激します。また1個500円以外で買えるのも魅力的です。
カラフトマスの釣り方
8月〜9月頃カラフトマスが沿岸部に群れで押し寄せるため、それを狙いに釣り人が集まります。ちなみに熊も魚を捕まえに来たりします。ここからはカラフトマス釣りの特徴や注意点を紹介していきます。
カラフトマス釣りのポイント選び
北海道でカラフトマス釣りの場所として間違いないのが知床周辺です。ポイント選びのコツは真水が入り込んでいる場所や小魚のいる港内などです。河川の入口は釣り禁止となっている場合もあるため注意してください。群れを見つけた場合はチャンスです。タナ(魚がいる場所)は50cmほどと浅いためルアーで表層を狙いましょう。
カラフトマス釣り初心者はルアー釣りがおすすめ
カラフトマス釣りをこれから始める方はルアー釣りがおすすめです。ウキフカセ釣りのように余計な仕掛けを考える必要もありません。釣り方もキャストしてルアーがギリギリ泳ぐくらいの速さで表層を泳がせます。注意したいのが魚の群れが見えた時、群れの真ん中にルアーを投げないよう群れの向こう側に投げて、群れを散らさないようにしましょう。
カラフトマスのさばき方
さばき方を紹介します。滑るので新聞紙などをひいてからさばきましょう。エラの部分に包丁を入れ頭を切り落とします。おしりから刃を外側にしてきり内臓と卵巣を取ります。後は中骨に沿って背中部分から3枚におろして完了です。
カラフトマスは食べても美味しい
淡白な味わいで食べても非常に美味しいです。料理は汁物や塩焼き、ソテーなど色々あります。カラフトマスの卵巣も醤油漬けや塩漬けなどで食べられます。ここからはカラフトマスの料理を紹介します。
カラフトマスのフライ
切り身を適当な大きさに切ります。そこに塩コショウをふりかけ小麦粉、溶き卵、パン粉の順につけていき170℃ほどの油で揚げていきます。お好みでタルタルソースをつけて食べるのをお勧めします。
カラフトマスの焼き漬け
切り身を適当な大きさに切ります。「醤油大さじ2」「魚醤油大さじ1」「酒大さじ1」「みりん大さじ2」を鍋に入れ沸騰させ冷まします。カラフトマスをフライパンで焼き熱いうちに調味液に漬け込みます。冷めたら冷蔵庫に入れて保存します。充分に味が染み込んだら食べ頃です。
カラフトマスを釣って美味しく食べよう
カラフトマスは初心者でも比較的簡単に釣ることができ、引きも強いためとても楽しめる魚です。群れで泳いでることが多いため、群れに遭遇すると大漁も期待できます。また、食べても美味しいため釣った後は家に持ち帰り、是非料理してみて下さい。