釣り糸の結び方を動画付きで解説!初心者必見の超簡単な結び方もご紹介!

ポイントとしては、最初の端の糸を15cm位は出しておく点です。短すぎると、巻き付けるときに足りなくなります。そして、しっかり交差している場所を指で押さえて固定しておくことが大切です。これは締め上げるまでずっと押さえておくことでズレることなく結び目ができます。

釣り糸のハリへの結び方②外掛け結び

外掛け結びの特徴は?

外掛け結びは先ほど紹介した内掛けと同様に基礎となる手法の一つです。特徴としては、内掛け結びと同様に巻き付けて締め込むことで強度を増している点です。また内掛け結びより比較的ラクにくくりつけることが出来ます。初心者の方がはじめに覚える手法でもありますが、大物を狙う際にもよく使うので玄人の方にも好まれます。

外掛け結びの実際の結び方は?

この手法の詳細としては、まず糸を2重にして輪を作り、輪を作った先の端の糸で糸の本線と針を5,6回巻き付けます。次に、輪の中に巻き付けたあと余った端の糸を輪の中に通過させます。あとはゆっくり締め上げて、糸の本線を強く引っ張り結び目を締め上げて完成形となります。

内掛けと違う部分は、内掛けははじめにできた輪に糸を何度も通過させて針と糸を固定し締め上げますが、外掛けは最後に輪に糸を通して締め上げます。比べてみると内掛け結びの方が巻き付け方などが強度を高めそうに思えますが、外掛けでも問題ない強度があるので、すばやく結べる外掛けの方をおすすめします。

釣り糸のハリへの結び方③漁師結び

漁師結びの特徴は?

この手法は、実は先ほど紹介した「完全結び」の別名というだけで、結び方は同じものです。ですが、針にくくりつけるときは接続環などにつけるときと少し変わります。特徴は速く結べて強度が高い点ですが、針の軸と直線に結ぶ内掛け結びなどと違い、針の軸と角度をつけて結ぶことが最大の特徴です。

漁師結びの実際の結び方は?

この手法の詳細は、まず糸をひねり輪を作ります。次に、針の軸に輪を通します。この手順を2回行い、どちらも軽く締め込みます。そしてもう一度輪を作り、次は輪の中に針の先を通します。この後、糸の先端も輪に通します。そして、糸の先端と糸の本線を強く引っ張ります。最後に、糸と針を強く引っ張り締め上げて完成です。

ポイントとしては、最後に引っ張り合うとき、横同士で引っ張り合う点です。こうすることでこの結びの特徴である角度のついた結び目が出来て、完成形になります。失敗するとすぐ緩い感じが分かりますので、角度がついているかを注目して仕上がりを見ると良いです。

釣り糸の強度を少しでも上げる方法

釣り糸を結んだあとで少し緩んできたり、何か強度が足りないという場面が玉にあります。そのような時、釣り糸の結び目を少しでも強度を上げるには、いくつかの方法があります。今回は、いくつか補強できる方法を紹介します。

濡らすと糸が補強される!

釣り糸は結び目が一番劣化が激しくなり、結び目から糸が切れることが多いです。これは締め上げた時に摩擦熱でナイロンが弱くなってしまうためです。そこで、締め上げるときに濡らしてからだとより強度が増し、消耗も抑えることが出来ます。

その他の方法は?

濡らすほかに代表的なのが違う結び自体で補強する方法です。しかし、強く結びすぎないのも釣り糸を長持ちさせる方法でもあります。なので、強さ加減のバランスを考えた上で結ぶのも釣り糸を切れさせず長持ちさせ、強度を保たせる方法です。

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